俳優のイ・ジハンさんが24歳の若さで、梨泰院（イテウォン）の事故により残念ながら亡くなった中、「PRODUCE 101」で活躍した映像が再び関心を集めている。

これに先駆けて30日、所属事務所の935エンターテインメントの関係者は「大切な家族、俳優イ・ジハンさんが天の星になって私たちのもとを去ることになった。彼は皆に優しく温かい友達だった。いつも明るく笑って元気に挨拶をしてくれた、限りなく明るくて純粋だった彼の姿が目に浮かび、これ以上これを見ることができないという事実がとても信じられない」と伝えた。

1998年生まれであるイ・ジハンさんは2017年、ケーブルチャンネルMnet「PRODUCE 101」シーズン2に出演して顔を知らせた。

特に彼は熱い情熱で関心を集め、夢への情熱も1位のように熱かった。抜群の実力でFクラスからBクラスへ急上昇し、グループバトルではINFINITEの「Be Mine」のセンターを務めたりした。また彼は「PRODUCE 101」シーズン2のメインタイトル曲「PICK ME」の録音にも参加した。しかしプロデューサーから選択されなかった彼は、ゼロに近い出演分量で一番先に脱落することとなった。

当時、ネットユーザーたちは「Fクラスから再評価を経てBクラスへジャンプアップしたのに注目されず、出演分量も少なかった。プロデューサーは反省しないと！」「別の出演陣のファンだけど、胸が痛い」「彼こそプロデューサーピックの犠牲者だ」「プロデューサーが嫌だ」「『Be Mine』でセンターを務めたのに、出演分量が全くないと？ マジで」「『PICK ME』の録音メンバーだったのに、分量がなくて脱落。いつかはステージで明るく輝く姿を楽しみにしています」「一体脱落した理由は何？」などの声が上がった。

それにも関わらず彼は「番組に出演して2ヶ月が経ってから、家に戻りました。番組のため、あまり眠れず頑張ったのに、それが公開されなかった気がして残念ですね。まだ、自分を知らない方々も多いです。それが最も悔しくて悲しいです。それでも応援してくださったファンの皆さんに感謝しています！ 成績は悪かったですが、たくさん学んで経験しました！ 人には誰でも時があると思います。まだその時が自分には訪れていないと思います。僕は絶対に諦めないです」と感想を残した。

彼は「僕が普段好きな演技はもちろん、歌やダンスも頑張って、いい歌手、いい俳優になるのが夢です！ 目標があって幸いで、満足しています！ 番組を通じて最善を尽くすノウハウも学んで、いい人々にたくさん会って、様々な出来事を通じて成長することができました。ですが、出演分量が少なかったのは悔しいですね。Fクラスから頑張ってBクラスにまでジャンプアップし、また『PICK ME』の録音にも参加したので、自分にとってこの曲はすごく特別な曲になりました！ またグループ評価の際、INFINITE先輩たちの『Be Mine』でセンターを務めることになって栄光でした！ 本当にありがとうございます。これからも休まず、走り続ける人になります。僕は絶対に成功します。そのためにもっと頑張ります。もっと努力し、発展していい姿で帰ってきます。ありがとうございます」と伝えた。

その後、彼は俳優へ転向し、2019年にウェブドラマ「今日もナムヒョンな1日」に出演した。また最近、MBCの新ドラマ「コクドゥの季節」の撮影を終えた事実も知られ、人々を悲しませた。

故人の出棺は11月1日の午後1時30分に行われる。