BTS(防弾少年団)、ラスベガス公演を記念して記者会見を開催…グラミー賞や入隊の計画にも自ら言及「会社に一任している」(総合)

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)が、アメリカのアレジアント・スタジアムで公演をする感想を述べた。

BTSは4月9日(現地時間)、単独コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ONSTAGE - LASVEGAS」の開催を記念し、アレジアント・スタジアムで記者懇談会を開催した。

8日と9日の公演に続き、15日と16日まで計4回の単独公演を行うアレジアント・スタジアムは、米アメリカンフットボールリーグ(NFL)のラスベガス・レイダーズが約18億ドル(約2千億円)を投入し、2020年に完工した最新式の球場だ。BTSのコンサートでは4回の公演で約20万人を動員する見通しだ。

ロサンゼルスのSoFiスタジアムで公演を開催した後、約4ヶ月ぶりに取材陣と対面したJ-HOPEは、「遠いところまで来てくださった記者の皆さんに、改めて感謝の言葉を申し上げます。“記者の皆さんたちの希望”J-HOPEでございます。今日は楽しくご覧になってください」と切り出した。

ジミンは「来てくださって本当にありがとうございます。今日はすごく楽しい公演になるように頑張ります。ありがとうございます」と述べた。

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RMは、「久しぶりにこのように対面する形でお会いできてとても感謝しています。また、今日の公演も対面で行うことになりましたが、最善を尽くしてお見せするので、楽しみにしていてほしいです。ありがとうございます」と述べた。

続いてジョングクは、「お越しくださって本当にありがとうございます。今日、遠いところから来てくださった記者の皆さんのために一生懸命やります。もし叫びたくなったら思う存分叫んでください」と明かした。

またジンは「僕は今腕にギプスをしているのですが、本当に最善を尽くして一生懸命頑張ります。ありがとうございます」と伝えた。

SUGAは「『グラミー賞』が終わった後にお会いできたらどんなに良かっただろうかと思いましたが、僕たちはコンサートをするためにラスベガスに来たので、こうしてお会いできてとても光栄です。今日の公演に最善を尽くすので、温かく見守っていただきたいです」と話した。

さらにVは「今日は暑いですね」とし、「僕もスーツケースを買い間違えて困っていますが、今日は暑くても楽しみにしていてほしいです」と話した。

BTSは、アレジアント・スタジアムでのコンサートの開幕に先立ち、今月4日にラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた「第64回グラミー賞」に出席した。彼らは「Butter」で、2年連続「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門の候補となった。昨年、韓国歌手として初めて候補に選ばれたのに続いて、2年連続で同一部門ノミネートという新しい歴史を作った。

これに対しジョングクは、メンバーたちに向かって「正直に(言って)」と話して微笑んだ。ジミンは、「本当に残念でした。なぜなら、昨年受賞できずメンバーたちがとても残念がっていましたし、1年間こうして一生懸命活動したからです」と明かした。また「『グラミー賞』が大きな意味を持っていた理由は、韓国人として僕たちの音楽がどこまで届くのか気になったからです。ファンの方々が本当にたくさん応援してくださって、ARMY(BTSのファン)の皆さんに大きな恩返しになるんじゃないかと思い、必ず受賞したいと思いました。惜しくも受賞できず、本当に残念でした」と率直に打ち明けた。

Vは「ですがさっぱりした気分です。僕たちもみんな納得しましたし、それでも涙は出ましたね。我慢できないものですから」と話した。またJ-HOPEは「確かにこの賞を僕たちが受賞したかったんだという気がしました。それだけ残念な気持ちが大きかったです」と話した。

それでもジンは「機会は今回だけでなく、いつでも挑戦できるので、これからも最大限努力していきたいです」と抱負を語った。

SUGAはアレジアント・スタジアムで初公演を終えた感想として「『ビルボード・ミュージック・アワード』以外ではラスベガスに来たことがありませんでした。それほど僕たちにとっては慣れない場所だったのですが、嬉しいことにMGMでたくさんサポートしてくださり、公演だけでなくさまざまなコンテンツを一緒に楽しむことができるようになりました。僕たちにとってもすごく新しい経験で、ファンの皆さんがいろいろな文化、特に韓国文化の体験もできるので、本当に来てよかったと思いました。昨日の公演もすごく楽しくて、これからも来る都市ではないかと思います」と話した。

RMは「公演がもうあまり残っていないですが、ラスベガスという都市が与える象徴的な情緒があります。遊園地のようなときめきがあると思います。昨日遊んでみて、観客のテンションが高いと思いました。楽しく見て帰ってほしいです。ラスベガスに来ただけに、それに合うテンションで楽しんでいただきたいです」と話した。

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RMは最近、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」を通じて、準備中の新曲について明かした。これに関する質問にRMは「僕たちの新曲ではなく、僕が作業する個人的な曲への言及でした。もちろん、僕たちの新曲も作業しています。今は明確にいつ出るとお伝えすることはできません。しかし準備は続けています」と答えた。

SUGAも「そうです。こういう質問を受けるたびに、いつ出ますと言うことができれば僕たちも気持ちが楽で、記者の皆さんにとっても良いのですが、“良い日があるのではないか”としか言えないので申し訳ありません。個々の作業を含め、本当にたくさんのものを準備しているのでたくさん期待してください」とつけ加えた。

またジンは、兵役問題についても自ら口を開いた。同日の午前、米ラスベガスMGMグランドカンファレンスセンターで行われた「THE CITY」プロジェクトと「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」の関係者懇談会でHYBEのCCOイ・ジンヒョンは「韓国で兵役問題がどれだけ重要なのか分かっているからこそ会社で言及するのに慎重だ。今までとても制限的に言及してきたため、外部で誤解されている部分もあるし、どのようなことが進行しているのかに対して関心を集めていると思う。アーティストたちは兵役に関連した事案について、会社に一任している」とBTSのメンバーたちの軍服務問題に言及した。これに対して彼は「兵役問題は会社とたくさん話をして、この問題について、まずは最大限会社側に一任する方向で話をしました。会社がした話が僕たちの話になると思います」と話した。

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BTSは、普段Weverseを通じて世界中のファンと楽しくコミュニケーションしているアーティストとして有名だ。Vは「ARMYが個性のある質問をたくさんしてくれるので、僕も笑いながら面白く答えようと努力しています。もっと一生懸命にして、ARMYに会えない時は、Weverseを通じて会いたい気持ちで楽しんでいます」と話した。

SUGAは「パンデミック以降、このように長い間公演ができず、マスクを使うなんて、本当に誰も予想できなかったと思います。だからファンとコミュニケーションする方法にどんなものがあるか考えて、個人SNSやWeverseで多様に近付こうとしました」と話した。またJ-HOPEは「Weverseは真心を打ち明ける空間のようです。Weverseでは、僕たちの真心と言葉を解放する場所ではないかと思います」とWeverseを更新する理由を説明した。

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記者 : ファン・ヘジン