俳優のイ・グァンスが公務員試験の受験生の道を諦め、家業を受け継ぐことに決心したMSスーパーのレジスタッフ、アン・デソンに完璧に変身した。

韓国で4月27日より放送を開始するケーブルチャンネルtvN新水木ドラマ「殺人者の買い物リスト」（脚本：ハン・ジワン、演出：イ・オンヒ）は本日（24日）、ぴったりなキャラクターで5年ぶりにドラマにカムバックするイ・グァンスのキャラクターカットを初披露した。同作は、平凡な町で発生する謎の殺人事件を、スーパーの社長、職員、町の巡査がスーパーのレシートを基に推理していくコミカルな捜査劇だ。

映画「探偵なふたり：リターンズ」「女は冷たい嘘をつく」などを演出したイ・オンヒ監督と、ドラマ「ウォンテッド～彼らの願い～」「私だけに見える探偵」などを執筆した脚本家のハン・ジワンの出会いで、もう一つの人生最高のドラマの誕生を予感させる。ここにイ・グァンス、AOAのソリョン、チン・ヒギョンなど安定した演技力と独創的な個性を持つ俳優陣が合流、これまで見たことがない捜査劇の誕生を期待させる。

公開されたスチールカットで、イ・グァンスはMSスーパーを守る、非公式のスーパー頭脳を持つアン・デソンを完璧に表現しており、目を引く。手から本を離さないアン・デソンの「今回は必ず公務員試験に合格する」という強い意志と、輝く瞳が関心を集める。

一方、スーパーのお客さんに優しい笑顔を見せる親近感のある様子からは、アン・デソンの温かくて人間的な魅力が感じられる。特にいたずらっ子のような表情の裏に隠された、アン・デソンのギャップのある魅力が興味をそそる。ヘッドライトを着用したまま、手がかりを分析する彼の推理への情熱は、これから展開される事件への好奇心を刺激する。

イ・グァンスが演じるアン・デソンは、抜群の観察力と記憶力、正確な暗算力で連鎖殺人事件の真犯人を追うスーパーのレジスタッフだ。偶然に殺人事件に巻き込まれた彼が、犯人の唯一の手掛かりである殺人犯の買い物リストを通じて展開する、スーパーヒーローの活躍に早くから期待が高まっている。

自身が演じる役柄について、イ・グァンスは「作中、スーパーで働いているアン・デソンは、家族関係や仕事など町の人々に関心と愛情を持っている。昨今、珍しい青年というのが魅力だと思います」と説明した。また「台本で最も興味深かったのは、MSスーパーの職員たちと町の人々で、周りにいそうな様々なキャラクターです。そのような人物を見る面白さがあると思います」と作品を紹介した。

「殺人者の買い物リスト」の制作陣は「個性溢れる演技で、自身ならではの色を確立してきたイ・グァンスは、すでにアン・デソンそのものだった」と絶賛し、魅力的な探偵キャラクターの誕生を期待させた。

「殺人者の買い物リスト」は韓国で4月27日の午後10時30分より放送される予定だ。