JBJ出身クォン・ヒョンビン、ドラマ「赤い袖先」放送終了の感想語る“監督が一緒に泣いた事もあった”

MYDAILY |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=YG ENTERTAINMENT
JBJ出身のクォン・ヒョンビンが、成長型俳優として生まれ変わった。

最近、韓国で放送されたMBC金土ドラマ「赤い袖先」第12話でチョン・ベクイク(クォン・ヒョンビン)が、ファワン翁主(ソ・ヒョリム)を守るため死を選択する姿が描かれた。

チョン・ベクイクはこれまでイ・サン(2PMのジュノ)をけん制し、悪行を犯したことがバレたファワン翁主の命が危うくなると、「一度結んだ母子の縁は永遠に続くので、お母さんの息子として死のう思います。どうぞお許しください」とイ・サンに頼んだ。

最後にファワン翁主に会いに行ったチョン・ベクイクは、お辞儀をしてから「私はお母さんの息子になった時、とても嬉しかったです。私のお母さんになってくださった恩恵、来世でも忘れずに恩返しします」と、別れの挨拶を残して離れた。

クォン・ヒョンビンは決然たる眼差しと切ない涙の演技で、死を控えて様々な想いが交差するチョン・ベクイクの感情を完璧に表現した。セリフ一つ一つに感情を込めたクォン・ヒョンビンの演技は、視聴者たちの涙腺を刺激した。

デビュー以来、初めて時代劇に挑戦したクォン・ヒョンビンは、ファワン翁主の養子として権力への野望を抱き、イ・サンの王位継承を妨害するチョン・ベクイク役を演じて、作品に緊張感を与えた。彼は時代劇に似合うトーンと演技、しっかりとしたキャラクターの分析力でチョン・ベクイクと一つになった。

これまで活発な演技活動で着実にフィルモグラフィーを築いてきたクォン・ヒョンビン。彼は「赤い袖先」で深まった眼差しと存在感をアピールし、成長型俳優として無限の可能性を証明した。

――「赤い袖先」に出演した感想を教えてください。

クォン・ヒョンビン:普段から尊敬していた素晴らしい先輩方と共演して、演技する姿を直接見ることができてありがたかったですし、幸せでした。俳優としてたくさん感じて、成長することができる作品だったと思います。

――デビュー以来、初めて時代劇に挑戦しましたね。感想をお願いします。

クォン・ヒョンビン:時代劇は初めてだったので、頑張りたいという気持ちが大きかったです。チョン・ベクイクという人物が感じる感情と背景に焦点を合わせ、集中しようとしました。

――初の時代劇出演のために準備したことはありましたか?

クォン・ヒョンビン:まずドラマの歴史的背景を完璧に理解するため、原作小説も読んで、学生時代に戻ったように勉強しました。時代劇で使われる言葉に慣れるまで覚えて、日常生活でもよく使ってみました。僕が演じる人物をはじめ、別の登場人物の感情まで細かく勉強しました。

――クォン・ヒョンビンが思うチョン・ベクイクとはどのような人物でしょうか?

クォン・ヒョンビン:チョン・ベクイクはずる賢く、野心があります。幼少期、実母の不在と貧乏によるコンプレックスを持っていますし、本心をよく隠します。何よりも自分を王の外孫にしてくれた義母のファワン翁主への愛、忠誠心が原動力になって彼女のためなら何でもできる人物だと思いました。

――俳優たちとの共演はどうでしたか?

クォン・ヒョンビン:監督、先輩の方々が配慮してくださったおかげでアドバイスも求め、回を重ねるにつれてキャラクターの中心を確立することができました。皆さん、僕が役割に完璧に集中できるように助けてくださったので、感謝の言葉を伝えたいです。

――撮影中、最も記憶に残っている瞬間はありますか?

クォン・ヒョンビン:ファワン翁主と別れるシーンを撮影する時、悲しみに浸る演技をしたのですが、モニタルームで見守っていた監督も一緒に泣いたみたいです。私が悲しむ演技を見て、みんなが幸せそうに笑った瞬間が最も記憶に残っています(笑)。

――「赤い袖先」の視聴者に一言お願いします。

クォン・ヒョンビン:「赤い袖先」を愛してくださり、チョン・ベクイクというキャラクターも大切にしてくださった皆さんに感謝します。これからも与えられた役割に最善を尽くす俳優として成長します。

記者 : ヤン・ユジン