コロナ禍でオンライン公演が定着も…BTS(防弾少年団)からNCT 127まで、ついにファンと再会!2021年は対面コンサートが実現

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写真=BTS Twitter
2020年に続き、2021年も世界中が新型コロナウイルスの感染拡大で苦しんだ。大規模のイベントは中断となり、音楽界は凍りついた。

新型コロナウイルスの感染拡大により、アイドルグループからバラード、ヒップホップ、ロックバンド、トロット歌手などジャンルを問わず、予定されていた公演が相次いでキャンセルとなった。ステージを恋しく思うアーティストとコンサート会場の熱気を懐かしむファンの残念な気持ちは大きくなった。

これをうけ音楽界はオンラインコンサートという新しい道を模索した。このような試みは誰もが大変な時期、音楽が励ましになることを証明した。韓国のミュージシャンだけでなく、全世界のミュージシャンがオンライン公演でファンに会い、音楽で癒やしのメッセージを届けた。

最悪の状況でも終わらなかった音楽とコンサートは昨年11月、いわゆる“WITHコロナ(段階的な日常生活の回復)への転換を迎え、オフライン公演につながった。2年ぶりに歌手とファンが直接会い、コミュニケーションできる場ができたのだ。

約2年ぶりに会った歌手とファンは、再会を喜びながらも防疫指針を守り、慎重な姿を見せている。

写真=Pledisエンターテインメント
パンデミックの中でも世界的な人気を維持しているBTS(防弾少年団)は、昨年11月27~28日と12月1~2日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのSoFiスタジアムで「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA」ツアーを開催した。約21万3,700人を動員したBTSは、今年3月、ソウルでもコンサートを開催する予定だ。

NU'ESTもオフライン公演を開催した。昨年11月26日から28日までの3日間、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で「NU'EST CONCERT‘THE BLACK'」を開催した。同公演はワクチン接種の確認、歓声禁止など、厳しい防疫指針の中で行われた。ファンは歓声の代わりに拍手や会場で配られた応援ボードの音で歌手とコミュニケーションし、コロナ禍の模範的な公演となった。

デビュー4周年を迎えたTHE BOYZも2年11ヶ月ぶりの対面公演を成功裏に終えた。12月3日から5日まで、ソウルオリンピック公園SKハンドボール競技場でオン、オフラインで「THE B-ZONE」を開催した。ファンはソーシャルディスタンスを守った座席で、メンバーたちを応援した。

これに先立ち、WINNERのソン・ミノとカン・スンユンが昨年11月19日と21日それぞれ、ソウル芳夷洞(バンイドン)オリンピックホールでソロコンサート「YG PALM STAGE - 2021 MINO:MANIAC」と「YG PALM STAGE - 2021 YOON:PASSAGE」をオン、オフラインで同時進行した。久しぶりは歓声の代わりに拍手で応援し、公演は成功裏に終了した。

写真=YG ENTERTAINMENT
同伴入隊したONFは、昨年12月9日から12日までの4日間、YES24ライブホールでデビュー後初となる単独コンサート「ONF 2021 LIVE CONTACT :: CODE #1. [REVERSE]」を開催し、ファンと特別な時間を過ごした。

NCT 127は昨年12月17日から19日までの3日間、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで「NCT 127 2nd TOUR NEO CITY:SEOUL-THE LINK」を開催した。これは2度目のワールドツアーのスタートを切る公演で、今後世界の主要都市で公演を続けていく予定だ。

ヒップホップグループEPIK HIGHも昨年12月17日から19日まで、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで単独コンサート「EPIK HIGH Is Here」を開催し、約2年ぶりにファンと公演会場で会った。

さらにWanna One出身のキム・ジェファンは昨年12月24~26日、ソウル奨忠(チャンチュン)体育館で単独コンサート「歓迎」を開催した。「歓迎」はソウルを皮切りに大邱(テグ)、釜山(プサン)、城南(ソンナム)まで、4地域でツアーとして開催される。他にもさまざまなアーティストが2021年、ファンとオフライン公演で再会を果たした。

しかし、いまだに安心できる状況ではない。韓国政府は新型コロナウイルスの感染拡大により、防疫指針を再び強化した。これによりTWICEは、3日間の公演のうち、初日の12月24日の中止を発表した。Brave Girlsは1月15日と16日に初の単独公演を予定していたが、延期を決定した。韓国公演は無事に終えたNCT 127も、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が広まり始めた中、日本公演の中止を決定し、その代わりにディレイビューイングを開催することを発表した。またVERIVERYは、アメリカツアー中にメンバーが感染し、残りの全公演を中止して韓国へ帰国した。相変わらず猛威を振るっている新型コロナウイルスに、アーティストたちは防疫指針を守りながら、引き続き慎重にファンと会う場を計画している。

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記者 : イ・ミンジ