BTS（防弾少年団）が11月27～28日、12月1～2日（以下、現地時間）、アメリカのロサンゼルスのSoFiスタジアムで行った「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」を大盛況で終えた。

今回のコンサートはBTSが2019年にソウルで行った「2019 BTS WORLD TOUR 『LOVE YOURSELF：SPEAK YOURSELF』[THE FINAL]」以来、約2年ぶりに再開されたオフライン公演であるため、いつにも増して大きな感動を与えた。

今回の公演ではオフライン公演4回、スクリーンを通じてリアルタイムで公演を視聴できる「LIVE PLAY in LA」イベント、最終公演（12月2日）のオンラインライブストリーミングなどを通じて計81万3千人の観客が参加した。

◆7人完全体で飾った様々なステージのパフォーマンス！客席は合唱やウェーブで盛り上げる。

「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」公演は、華やかなセットと強烈なパフォーマンスで注目を集めた「ON」のステージから始まった。新型コロナウイルス感染拡大前の2020年2月に発表された「ON」のステージが、ファンの目の前で披露されたのは今回の公演が初めてだった。彼らは「FIRE」「DOPE」「DNA」「Black Swan」「Blood Sweat ＆ Tears」「Life Goes On」「Dynamite」「IDOL」「Butter」「Permission to Dance」など、24曲を熱唱した。また、「We are Bulletproof：the Eternal」「Answer：Love Myself」「I'm Fine」「HOME」「Mikrokosmos」を熱唱し、公演ごとにセットリストを少しずつ変更させ、楽しみを倍増させた。

特に今回のロサンゼルス公演は、久しぶりにファンと対面するため、ソロステージではなく、全てメンバー全員が参加するステージだけで構成された。BTSは大規模な会場にふさわしく、全世界のファンに一番見せたい曲を厳選し、ステージ構成にも積極的に参加するほど心血を注いだ。

BTSは「Telepathy」を、ファンともっと近くで触れ合いたいという思いを込めて用意した移動車の上で歌った。長い間積み重ねてきた恋しい気持ちを吹き飛ばすように、メンバーはステージの随所に活気を吹き込み、観客と積極的にコミュニケーションをとった。

エンディングを飾った曲は「Permission to Dance」だった。彼らはこの曲で「ダンスは気の向くままに、許可なしに思いっきり踊ってもいい」という今回のコンサートのメインメッセージを全世界に伝えた。客席では数万人のファンがBTSの公式ペンライト“ARMY BOMB”を振りながら歌を歌い、ウェーブをしながら歓声を送った。

◆メーガン・ザ・スタリオンと披露した「Butter」と、コールドプレイのクリス・マーティンと披露した「My Universe」のサプライズステージ

「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」公演ではスペシャルゲストが登場し、さらに盛りだくさんの見どころを提供した。2回目（11月28日）の公演では、「Butter」のリミックスバージョンのフィーチャリングに参加したメーガン・ザ・スタリオンがサプライズゲストとして登場した。BTSは「Butter」のコラボステージを披露し、公演の雰囲気を最高潮に盛り上げた。

最終回（12月2日）公演では、「My Universe」でコラボレーションしたコールドプレイのクリス・マーティンが登場した。彼はBTSと一緒にステージに上がって「My Universe」を熱唱し、ファンを魅了した。

◆来年3月、韓国でコンサート開催決定！

公演も残すところわずかとなった挨拶の時間。メンバーたちはファンに心のこもったメッセージを伝えた。BTSは「こうやって皆さんと直接会うまで、長い時間がかかったようだ。コンサートを準備しながら、2年ぶりの開催に『果たして大丈夫か、うまくできるか』と悩んだ。それでもARMY（ファンの名称）の皆さんはそのままだった。また会う日まで今日を忘れないで毎日記憶していたい。こんなにたくさんのファンが、このように一堂に集まることができるなんて……、僕たちにとっては言葉で説明できない程の感動だ。近いうちに全世界を回りながらスタジアムツアーができるような予感がする。どこにでも駆けつける」と挨拶した。

公演終了後、予告映像を通して次のツアー開催都市がサプライズ公開された。2年ぶりの対面コンサートを成功裏に終えたBTSは、来年の3月にソウル公演の開催を予定している。