キム・セビョク、映画「小説家ク・ボの一日」に出演…独特な存在感をアピール

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写真=フィルムダビン
映画「小説家ク・ボの一日」の女優キム・セビョクがやって来る。

彼女は劇中でク・ボに勇気と希望を与えるキャラクターを演じる予定だ。

同作は、自身の作品世界にこだわって文章を書いている無名小説家のク・ボ(パク・ジョンファン)が人々と出会って新しい意志と希望を抱くことになる1日の日常を描く。

「ひと夏のファンタジア」「はちどり」などで着実にフィルモグラフィーを積み重ね、韓国の独立映画シーンで最も注目される女優となったキム・セビョクが、同作でも圧倒的な存在感を届ける予定だ。

彼女は演劇俳優のジユ役を務め、ク・ボの作品を通じて慰められた話を伝えることで今回は彼を慰めることになる重要なメインキャラクターになる。特にク・ボ本人も覚えていなかった文章を丸暗記しているシーンは同作で最も印象的な名シーンであり、より期待と関心が集まっている。

キム・セビョクは最近、ホン・サンス監督の新作「IN FRONT OF YOUR FACE」に出演したことに続き、今年2作目となる「小説家ク・ボの一日」で観客を訪ねる。2015年、チャン・ゴンジェ監督の「ひと夏のファンタジア」で「百想(ペクサン)芸術大賞」の新人賞、「野花映画賞」などを席巻して注目された彼女は、商業映画と自主制作映画の両シーンで大活躍してきた。

また、キム・ギョンムク監督の「啐啄同時(Stateless Things)」、ホン・サンス監督の「その後」「逃げた女」に出演し、世界3大国際映画祭に招待された。2019年の最高の映画として挙げられるキム・ボラ監督の「はちどり」で「百想芸術大賞」の助演女優賞を受賞し、注目を浴びた。

韓国国内外の映画シーンで認められているキム・セビョの魅力は、「小説家ク・ボの一日」でも思う存分発揮される予定だ。謎めいているが冷たくなく、淡々と勇気を与える声と魅力を改めてアピールする。

映画「小説家ク・ボの一日」は、韓国で12月9日に公開される。

記者 : チョン・ドンソン