所属アーティストと奴隷契約?疑惑浮上に代表のマミーソンが反論コメント(動画あり)

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写真=マミーソン YouTubeキャプチャー
マミーソンが、奴隷契約の議論についてコメントした。

マミーソンは11月2日、YouTubeチャンネルを通じて「YUMDDAとDaytonaに関する話をしてみます」というタイトルの映像を掲載した。

先立って、マミーソンは自身のSNSに「レーベルの中で道徳を無視して、アーティスト、しかも右も左も分からない幼い人たちを引き抜こうとするある場所。今はただ見守っているけど、これが心証ではなくて確証だと思ったら、僕のキャリアをかけてでも犬みたいに噛み付くから、血を見る覚悟をしてください。その過程は決して正義とは限らないから」と書き込んで、注目を集めた。

その背景には、マミーソンと共にYouTubeコンテンツに出演し、Mnet「高等ラッパー」を通じて知名度を上げたイ・サンジェとファン・セヒョンのDaytonaエンターテインメントとの専属契約締結がある。その後、Daytonaの代表YUMDDAは、ファン・セヒョンの楽曲のフィーチャリングで、「マミーソンよりもっと稼げ。奴隷契約書を脱ぎ捨てろ。脱ぎ捨てろ」という歌詞を書き、マミーソンが奴隷契約をしたという疑惑が浮上した。

議論に対しマミーソンは2日、YouTube映像を通じて、これまでのことや自身の立場をコメントした。

マミーソンは「Beautiful Noiseの専属契約の比率は、6対4です。アーティスト6、会社4です。契約内容の公開は、契約書上の違反行為ですが、所属アーティストの同意を得て公開します。2年前も、所属アーティストと約束したことがあります。契約期間が1年残っている時点からは、発売した音源に限ってアーティスト7、事務所3にすることにしました。口頭での約束なので、契約書にはありません。事務所に所属している間、一生懸命に頑張ってくれてありがとうという感謝の気持ちです」と明らかにした。彼は「契約期間はほとんど5年です。業界標準です。2、3年である場合は、知名度がある程度のアーティストなのがほとんどです」と付け加えた。

続けて「Daytonaが引き抜いた2人のアーティスト、直前に僕たちの事務所に所属していたアーティストをA氏とB氏と言います。A氏は、僕の事務所所属アーティストでした。B氏は僕が所属している事務所の代表が運営する事務所の所属です。Beautiful Noiseの代表としても仕事をしてきたため、事実上一同じ事務所と言っても良い事務所です」と話した。

そして「A氏の契約は、Beautiful Noiseの名前で行われ、所属しているのはBeautiful Noiseのサブレーベルを計画していた事務所です。したがって、契約時の比率が違います。ここに所属している人は、事務所が6、アーティストが4です。Beautiful Noiseの正式メンバーたちとは比率が違います。この人たちは契約した当時、中学生だったんです。知名度そのものがなかったし、音楽を作るクオリティがまだ未熟でした。比率が事務所のほうが高いからといって、お金を稼げる状況ではなかったんです。今後、数年間は期待できない状況でした。実は比率も事務所のほうとしてはあまり意味がありません。しっかり成長していけるように時間や努力を費やさなければならない状況でした」と説明した。

マミーソンは「様々な努力をしました。YouTubeコンテンツで約2、3千万ウォン(約2~3百万円)かけて制作したものがあります。『マミーソンと友達』というものです。当時、僕が集めていた注目を、この人たちに分けたいと思いました。だからYouTubeとのコンテンツコラボで得られるはずだった収益があるのですが、それを放棄して、制作費を自腹で払って彼らのためのコンテンツを作りました。終盤にはライブ映像も1つ撮ったし、その過程で楽曲を構成する方法、技術的に未熟な人たちが曲の中で最大限目立って見える方法を教えながら、楽曲が完成しました」と明かした。

「その後、公演の経験を積めるようにしたくて、ライブステージを企画しました。場所が新村(シンチョン)にあるGeekだったのですが、ヒップホップをする人々にとっては意味深い場所です。伝説のような場所と思ってもいいと思います。今考えてみれば、規模は小さいけれど、意味のある場所を借りて自分たちで企画して自主的に参加できるように企画しました。B氏もここの公演に参加しました。万が一に備えて、スタッフをつけて管理するようにしました。しかし、コロナ禍だったため、少ししかできませんでした。また、瑞草洞(ソチョドン)の作業室を提供しました。友達を連れてきて気楽に作業できるようにと。しかし、家から距離が離れていて、あまり頻繁に利用されていないようです」と話した。

写真=Mnet「SHOW ME THE MONEY 10」キャプチャー
また、「僕の田舎の実家で、ソングキャンプを2回ほどやりました。2~3日くらい一緒に過ごしながら、音楽を作るのです。Wonsteinも一緒に曲制作をしながら、それを見て学ぼうという意味で連れていきました。その過程でA君はWonsteinとコラボした楽曲も発売しました。しばらく制作に専念できるようにして、その過程で持ってきた楽曲があります。僕の記憶では、発売するレベルに達していなかったので、フィードバックをしながら時を見計らっていました」と伝えた。

マミーソンは「そして、ご存知のように『高等ラッパー』に彼らが出演するようになりました。事務所ではこの人たちが活躍できるように、すごく努力しました。これができる事務所はヒップホップレーベルに限定されているので、そういう場所はあまりないと思っても良いと思います。ある程度成果を収めて、そろそろ楽曲を発売しても良さそうだとタイミングを見ていたところ、2人が突然、契約解除の話を切り出しました。それぞれ異なる理由で、同時に契約解除を要求してきました。『高等ラッパー』を撮影して話題となっている直後のことです」と話した。彼は「僕はこれからもこの人たちと、大人たちの顔色を伺うことなく、ずっとコミュニケーションをとっていきたいです。必要であればサポートするし、素晴らしい人たちです」と強調した。

マミーソンは「YUMDDAの話をしてみます。2人が契約解除の話をした時、直感的に分かりました。見え見えでした。契約解除を誘導して、連れて行こうとする誰かがいるんだと。契約解除の誘導、これは本当にケチくさくて卑怯なことです。アーティストは多かれ少なかれ、事務所に不満は必ず持っています。しかし、事務所はアーティストが思っているより、かなり多くのことをサポートしてます。アーティストたちはそれを知らない場合が多く、それが当たり前です。僕もそうだったから分かります。自分が直接事務所をやる前まで知りませんでした。なので僕はそれをとがめません」と話した。

彼は「重要なのは、YUMDDAの行動です。もしこの人たちを引き抜きたかったら、事務所対事務所で僕のところに来て話をすべきだったと思います。しかし、YUMDDAは彼らに密かに、あるいは露骨に、とにかく結果的に彼らにこれをさせたのです。YUMDDAは『自分はそんなつもりじゃなかった』と言い張るかもしれませんが。自分は気難しくて悪い人になりたくなかったから、彼らにやらせたんです。だから僕が腹が立ってInstagramに書き込みをしたんです」と明らかにした。

また、「大人とも言えない人が、若い人々にTシャツを売っているのに、大人のふりをしているのが、本当に腹が立ちます。2人を契約解除にしなくても問題はなかったんです。法的に何の問題もありません。でも解除してあげたし、契約書に明示された違約金の計算すらせずに、契約を解除してあげました。成功することを願いながら見過ごしました。A氏はアルバムがリリースされて、僕の事務所に所属している他の人々にフィーチャリングを頼んできました。彼が僕に聞いてきました。『フィーチャリングを頼まれたけど、やってあげてもいいか?』と言われて、僕は『当たり前だよ。A氏がすることだから助けてあげないと。頑張って』と言いました。僕は大人たちの喧嘩で、仲良くしていた子どもたちが被害を受けるのが嫌だったんです。『高等ラッパー』以降にあのアルバムも発売されて、活動が活発になりました。作った曲を持ってきても、『ダメだ』と言われてばかりだったのに、(新事務所では)活発に活動させてくれるから。しかし、番組に出演して、あれほどの関心を集めて、大きなステージに立って、音源がリリースされて、人々がたくさん聴いてくれたら、当然アルバムを発売できるタイミングが来るのです。そんなタイミングでDaytonaに行ったのだから、Daytonaは特に負担もなくアルバムを出してPRもしてあげられるのです。『これくらいお金を使って、これくらいは投資できる』という計算ができるから」と説明した。

マミーソンは「そこまでは大丈夫だったんです。YUMDDAは頭が良いから、機嫌くらいは取ってあげようと思っていました。僕が悪口を言われる状況で、僕が口を閉じて何も言わないから、堂々と僕に奴隷契約のレッテルが貼られました。曲を聴きながら笑いました。一番腹が立ったのは、YUMDDAは楽曲で僕を攻撃すれば議論が起きることを知りながらも、それをしたということです。議論というのは、傷つく人が出てきます。YUMDDAは僕とお互いに一度やりあったらそれで終わります。心理的にも耐えられます。でも彼らは違います。そのようなリスクがあるにもかかわらず、A氏のことを考えたらそんなことはしないはずなんです。暴言で若い人々を相手に金を稼ぎながら、行動は大人のようにする人だ」と、YUMDDAを非難した。

また、「お金には重みがあります。自分がお金をどのように稼ぐかによって、同じ1万ウォン札(約1000円)でも価値が違います。僕が稼ぐお金の出所がどこから出ているのか、どこからどう来たかを考えると、重さがまた違ってきます。いつも感謝して謙遜しなければいけないという話です。誰かが一生懸命に働いて、大変な思いをして稼いだ金が僕に来るのです。YUMDDAはこのような状況でもTシャツをまた売るらしいです。調子に乗っています。だから僕も売ってみようと思います。詳細は今後お知らせしますね。シャツ売りのバトルをしてみたいと思います」と話した。

記者 : イ・ミンジ