「風と雲と雨」パク・シフ、日本の視聴者におすすめのシーンも!自身は運命を信じる?“ポジティプで楽天的な性格なので…”

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“時代劇キング”パク・シフが、「王女の男」以来9年ぶりの時代劇主演! 王朝末期、国家の命運を握る“朝鮮最高の観相師”の波乱に満ちた愛と野望を描く、壮大なる歴史絵巻「風と雲と雨」のDVDがついに本日より発売&レンタル開始。

この度DVDリリースを記念して、国家の命運を握る“影の英雄(キングメーカー)”となった男チョンジュンを演じたパク・シフのオフィシャルインタビューが到着した。代表作だと自負する今作についてたっぷりと語っている。

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――「風と雲と雨」の全シーンを撮り終えていかがでしたか?

パク・シフ:今回のドラマの撮影は、5~6ヶ月ほどかかったと思いますが、いよいよクランクアップに向けて撮影を重ねる中で、撮影できる喜びに浸っていました。共演者の皆さんとも息が合い、監督の演出のもとで素晴らしいスタッフの方々ともいい関係を築けました。おかげで、とても楽しくて幸せな時間を過ごすことができましたね。普通はドラマの撮影って疲れるものなんです。徹夜が続いたりすると、疲れて早く終わりたいと思う時もあります。でも今回は、「あと数ヶ月でも撮影できる」と、うれしく感じながら演じていたので、むしろ終わってしまって寂しいくらいです。

――「王女の男」以来9年ぶりに時代劇の主演ですが、いかがですか?

パク・シフ:時代劇を撮影するのはとても大変です。「イルジメ」や「王女の男」に出演した時には、時代劇はもう無理だと思いました(笑)。でも、本作の場合はそれほど大変だとは思いませんでした。とはいえ作品のクオリティは素晴らしくて、物語が進むごとに面白くなるので、僕自身も映像を見ながらすっかり引き込まれました。全ての回が楽しめる作品というのは、なかなかないんです。しかしこの作品は、話が進むに連れどんどん面白さが増していくので、最後まで十分に満足できましたね。


役柄の魅力は眼差し「きっとハマりますよ」

(C) 2020 TV Chosun
――演じた役柄の紹介をお願いします。

パク・シフ:本作で僕が演じたチェ・チョンジュンというキャラクターは、観相師であり四柱推命学者です。知らない相手のことも、ちらりと見るだけで、その人の運命や未来を言い当てられます。それほど鋭い判断力と冷静さを併せ持つキャラクターで、すごく魅力的な人物ですね。視聴者の方々もドラマを見ながら彼の魅力に心を奪われるのではと思うので、反応が楽しみです。

――パク・シフさんから見たチョンジュンの魅力は?

パク・シフ:観相師であり四柱推命学者なので、相手の本質を見抜く鋭い視線というか、あの非凡な輝きに満ちた眼差しが一番の魅力だと思います。チョンジュンの眼差しにご注目ください。きっとハマりますよ。

――役作りではどんなことをされましたか?

パク・シフ:それほど特別なことはしていないんです。多くの方が四柱推命など占いに関心を持っていますよね。僕もそういう占いの基本的な考え方を参考にしました。とはいえ四柱推命の本を読みあさったり、占い師の方々を訪ね歩くまではしていません。基本的な考え方を理解して参考にしただけです。

(C) 2020 TV Chosun
――本作への出演を決めたポイントは?

パク・シフ:僕は出演作を選ぶ際に脚本を重視します。本作は初回の脚本を読んだ時からストーリーに引き込まれて、あっという間に楽しく読み終えてしまいました。その内容に共感できましたし、なによりチョンジュンというキャラクターが魅力的でした。それで出演を決めました。

――オファーを受けた時の心境は?

パク・シフ:時代劇だと聞いて脚本を読んだのですが、すごく面白かったので撮影を楽しみにしていました。チョンジュンが登場する場面は全てに見せ場があるんです。なのできっと視聴者の方々も彼の魅力にハマるだろうと思いワクワクしました。撮影が大変そうにも思えましたが、意外に楽しめました。

――印象に残っている場面を教えてください。

パク・シフ:記憶に残る名シーンはたくさんあります。興宣大院君と対立する場面や、その後に固い絆を結ぶ場面。それから哲宗の前で王への忠誠を誓う場面。そして王となるべき人物を公言する場面や、ボンリョンとのラブロマンスも見どころです。


「これまでで一番楽しくて幸せ」撮影現場の雰囲気は?

(C) 2020 TV Chosun
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

パク・シフ:素晴らしかったですね。これまで多くの作品に出演しましたが、今回の現場が一番楽しく、幸せな気持ちで撮影に臨めました。共演者との息もピッタリでしたし、スタッフの皆さんにも恵まれました。現場では監督の持つカリスマ性が存分に発揮されていました。監督の繊細な演出センスはもちろん、俳優の力を引き出してくださるテクニックが見事でしたね。それに、尊敬するチョン・グァンリョルさんも出演されたので、完成した映像に夢中で見入ってしまいました。

――現場でのムードメーカーはどなたでしたか?

パク・シフ:監督はカリスマ性もありとても面白い方です。ムードメーカーを挙げるなら監督だと思いますね。常に現場の雰囲気を盛り上げてくださいました。それにグァンリョルさんがすごく愛敬のある方でした。一見ぶっきらぼうで怖そうなイメージがありますが、子供のような天真爛漫の笑顔が本当にかわいらしくて(笑)。あれほど長いキャリアがある方なのに、いつも現場のムードを高めようとする姿を見て、僕もすごく勉強になりました。

(C) 2020 TV Chosun
――チョン・グァンリョルさんとの共演シーンで特に印象深いのは?

パク・シフ:イ・ハウン(興宣大院君)役のチョン・グァンリョルさんと共演した場面はどれも重要なものばかりでした。すごく魅力的な場面だし見せ場だと言えますね。全てが印象深いです。本作はボンリョンとチョンジュンのラブロマンスも重要ですが、一方でチョンジュンとイ・ハウンの対立関係が物語の要になっていて、まさに見どころですね。崖の上で2人が争う場面は、迫力もありますし心が揺さぶられるシーンです。2人が協力し合ったり憎み合ったりする展開が面白いので、楽しみにしていただきたいです。

――パク・シフさんがチョンジュンと同じ様に友人から裏切られたらどうしますか?

パク・シフ:それも運命だと思って受け入れる気がします(笑)。相手に嫌がらせもできないでしょうしね。劇中のチョンジュンと同じように、忘れて生きていくのがいいかなと。相手を恨んでも得るものはありませんし、復讐しても意味がありません。これも運命だから仕方がないと受け入れて許すほうが、気が楽だと思います。

――パク・シフさんは運命を信じますか?

パク・シフ:信じるほうというか、たまに占いを参考にするようなことはあります。でもそれを鵜呑みにするのではなく、いいことだけ信じて悪いことは忘れるタイプです。ある意味ポジティプで楽天的な性格なんですよね。都合のいいことだけ受け入れています(笑)。


「僕の代表作と言えるのではないかと…」

(C) 2020 TV Chosun
――本作にはアクションシーンが多いですが、一番苦労した場面はどこですか?

パク・シフ:確かにアクションシーンは多かったですね。楽ではありませんでしたが、かといって苦労もしていません。苦労したというより、むしろどのシーンも楽しかったですね。視聴者の方には大変そうに見えるかもしれませんが、今回は本当に楽しみながら演じていました。

ただ、序盤に父親を亡くす場面がありますが、それを初日に撮影しなければなりませんでした。まだ現場にも慣れていないし役になりきれてもいません。監督は初日から重要な場面を撮影するという試練を僕に課した訳です。正直なところ少し戸惑いました。しかも感情をこめて号泣するような場面ですし、そういう意味では多少苦労しました。でもそれ以外は特に苦労した記憶はありません。

――真の統率者(リーダー)に必要な条件とは何だと考えますか?

パク・シフ:チョンジュンを演じて思ったのは、「リーダーは広い心を持つべきだ」「器が大きくあるべきだ」ということです。まずは冷静な判断力、それが大事だと思います。リーダーシップや精神的な余裕も、心にゆとりと落ち着きがないと難しいですよね。自己犠牲の精神も必要かな。チョンジュンはその全てを備えています。今の時代が求める真の英雄だと思いますね。

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――本作の登場人物で別の役を演じるなら?

パク・シフ:このドラマの登場人物はみんな魅力的なので、どれも演じてみたいですね。興宣大院君にも惹かれますし、イム・ヒョンスさんが演じたヨン・チソンを見ると、過去に出演した作品を思い出します。例えば「イルジメ」だとか。今はもう僕にはあんな役は似合わなくなりましたが(笑)。絶妙なタイミングで現れて仲間を救うのがいいですよね。ヒョンスさんの演技も素晴らしかったですしヨン・チソンという役柄に魅力を感じました。

――パク・シフさんにとって「風と雲と雨」とは?

パク・シフ:本当にクオリティが高い作品です。それに話数を重ねるごとに興味津々に、面白くなるので、撮影中も完成した映像を見た時も心から楽しむことができました。僕の代表作と言えるのではないかという気がします。これ以上の作品に出会うのは難しいですよ。もちろん、もっとすばらしい作品に出演できるよう、これからも努力するつもりです。


日本の視聴者におすすめ「蛍が出てくる場面は…」

――日本の視聴者におすすめのポイントは?

パク・シフ:骨太な時代劇とはいえ、ボンリョンとの美しいラブロマンスも見応えがあるので、楽しみにしていただきたいです。時代劇特有の骨太さと恋愛劇の美しさがうまく調和している作品です。2人の恋の行方にもぜひご注目ください。特に蛍が出てくる場面はきれいでロマンチックですし、日本の視聴者のみなさんにも気に入っていただけると思います。

――今後挑戦したい役柄やジャンルを教えてください。

パク・シフ:今ふと思い付いたのですが、現代版チェ・チョンジュンというのも、いいんじゃないでしょうか。時代劇で演じて気に入ったので、舞台を現代に移して人の未来を見通せる占い師を演じるのも面白いかと思います。

――日本の視聴者にメッセージをお願いします。

パク・シフ:本作をご覧になっていかがでしたか? 長く愛していただければうれしいです。これ以上の作品に出会えるかは分かりませんが、またすてきな作品でお会いしたいです。それまで、パク・シフと「風と雲と雨」を応援してくださいね。

■リリース情報
「風と雲と雨」

○DVD-SET1 本日発売
GNBF-5582/第1話~第7話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART1
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き

○DVD-SET2 2021年11月3日(水)発売
GNBF-5583/第8話~第14話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART2
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き

○DVD-SET3 2021年12月3日(金)発売
GNBF-5584/第15話~第21話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART3、キャストインタビュー パク・シフ
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き

●レンタルDVDリリース
・Vol.1-6:本日リリース
・Vol.7-13:2021/11/3(水)
・Vol.14-21:2021/12/3(金)

<セル・レンタル共通仕様>
16:9 HD サイズ/カラー/片面2層
音声:①韓国語2chステレオ ドルビーデジタル/②日本語吹替2chステレオ ドルビーデジタル
字幕:日本語
※商品デザイン/組枚数/仕様は変更になる可能性がございます。

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C) 2020 TV Chosun

※本日よりU-NEXTにて独占先行配信スタート:https://bit.ly/3wFZ47n

■関連サイト
「風と雲と雨」公式サイト:https://kandera.jp/sp/kazekumoame/

記者 : Kstyle編集部