Vol.2 ― GHOST9を深堀り!日本エンタメへの溢れる愛&ロールモデルについても「日本語も上手で尊敬」

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3年という練習生生活を経て、Maroo. co. ltd.から2020年9月にデビューした9人組ボーイズグループGHOST9。半数のメンバーがオーディション番組への出演経験があり、イ・ウジン、イ・テスン、イ・ジヌの3人は2019年にTEEN TEENとして活動。新人らしからぬハイレベルで堂々としたパフォーマンスで注目を集める彼らは、3月11日に3rdミニアルバム「NOW : Where we are, here」をリリースし、“僕たちが出会うソウル”をテーマにしたタイトル曲「SEOUL」でカムバックを果たした。今回はそんな彼らを深く知るために、深堀りインタビューを敢行! 後編では、ロールモデルや好きな日本のエンターテイメント作品についてたっぷりと話を聞いた。

【インタビュー】Vol.1 ― GHOST9を深堀り!メンバーへの個人質問から恐怖の心霊体験まで!?「幽霊よりも怖いメンバーが…」

――皆さんのロールモデルをそれぞれ教えてください。

ソン・ジュンヒョン:2人の方を挙げたいのですが、まずは僕の父と、BIGBANGのSOL先輩です。父はクッションみたいな人です。頼れる存在だし、母に対する態度を見ると、お手本にしたいと思います。自分がすべきことに対する姿勢がかっこいいです。

――お母様に対する態度とは?

ソン・ジュンヒョン:よく愛嬌をふりまきます。愛嬌をマネしたいのではないのですが、母を大切にして愛を注ぐ態度を学びたいです(笑)。

イ・ガンソン:僕の人生のロールモデルは父ですが、アーティストとして一番尊敬しているのはG-DRAGON先輩です。ファッションに関する仕事をアーティスト活動と並行しているところが素晴らしいと思いますし、アーティストとしても独創的で、かっこいいですよね。僕もファッションに興味があるので、あんなふうにファッション関係でも仕事をしてみたいです。いつか自分でデザインした衣装を着てステージに立ってみたいですね。

イ・シン:SHINeeのテミン先輩、EXOのカイ先輩とD.O先輩、BIGBANGのG-DRAGON先輩です。テミン先輩とカイ先輩とG-DRAGON先輩は、ステージの上で自分を表現するのがとてもうまくて、自分だけのスタイルを持っているのがかっこいいです。D.O先輩は歌がうまいので、お手本にしたいです。

イ・テスン:SHINeeのテミン先輩とNCT 127のテヨン先輩です。どちらも天才と称される方たちですが、天性の才能以上に実は努力されているという話を聞いて、そういうところを僕も見習いたいと思いました。

イ・ウジン:僕はロールモデルというか、Highlight先輩がとても好きです。最初は姉がファンだったので一緒に見ていたのですが、見ているうちにメンバー全員がぴったりと揃っているところもかっこいいし、個人活動でも各自の道をうまく歩まれているので、僕もそんな風になりたいと思います。

チェ・ジュンソン:Highlightのヤン・ヨソプ先輩をボーカルとして尊敬していて、歌い方を真似てみたりして研究しています。いつか先輩のように人の心を動かせるボーカリストになりたいです。もう1人はBoA先輩です。幼い頃にデビューされたにも関わらず、歌もダンスも素晴らしくて、さらに日本語も上手じゃないですか! 僕も日本に興味があるから日本で活動したいという思いもあって、BoA先輩が日本で活動していた頃の映像をたくさん見て育ちました。すごく尊敬しています。

プリンス:テイラー・スウィフトさん、エド・シーランさん、ショーン・メンデスさんです。僕の好きな音楽のスタイルなので。

イ・ジヌ:僕はパク・ヒョシン先輩です。複雑な胸の内を曲にして歌っているのですが、そういうところが僕は大好きで、お手本にしたいと思っています。パク・ヒョシン先輩の曲は全部好きですが、特に「The Dreamer」という曲が好きです。

ファン・ドンジュン:僕は昔から「NARUTO -ナルト-」のうずまきナルトがロールモデルなんです。マインドがかっこいいですし、決してあきらめない根性も見習いたいです。ナルトのセリフで「(日本語で)自分の言葉は曲げねぇ。それが俺の忍道だ!」というのがあるのですが、かっこよくて一番好きなセリフです。


アジト作りが流行中!インテリアにこだわりも

――最近、メンバーの中で流行っていることがあれば教えてください。

イ・ガンソン:僕が思うに、インテリアじゃないかな。24時間ずっとメンバーと一緒なので、お互いのプライバシーを守るためにテントを設置してみたり、僕は最近小さな冷蔵庫を個人的に買いました。アジトを作っているメンバーもいて、インテリアに凝っているメンバーが多いです。

イ・シン:僕とは別の部屋なんですが、ジヌが最近、2段ベッドの下段に自分だけのアジトを作ったんです。行ってみたら、アジトって感じがしてちょっとドキドキしました(笑)。

イ・ジヌ:アジトのためにブランケットを買いました。

チェ・ジュンソン:昨日買ったんだよね。

イ・ガンソン:キャンピングテントみたいに大きいものじゃなくて、ベッドにおけるくらいの小さいテントなんですが、寝る時くらいは静かにしようとみんなでテントを設置して、二段ベッドを個室みたいにしています。

イ・テスン:僕はあんまりインテリアに興味がないので(笑)、ノートパソコンくらいしか置いていないです。

チェ・ジュンソン:僕はルームライトを買いました。1つはつけると天井に星空が映し出されるプラネタリウムライトです。もう1つは「HOPE」と書かれたライトで、これはベッドに置いて、寝る前につけて眺めています。

――宿所生活でルールのようなものはありますか?

ソン・ジュンヒョン:きっちりと決まったことはないのですが、暗黙の了解で決まっていることはあります。例えば、次の日に学校に行くメンバーや、早く出かけなくてはいけないメンバーがいたら、優先的にシャワーを使うとか。

イ・ウジン:ルールではないのですが、シン兄さんがシャワーをする前にシャワーをすませなければならないという暗黙のルールがあります(笑)。シン兄さんは、キレイ好きなのでシャワーが長いんです。だから、その前に入らないと。

イ・シン:そういう意見が多いので、最近は早くしようと努力していて、そんなに長くないですよ。あとは、夜中に入っています。

――掃除はどうしていますか?

イ・シン:1週間に一度くらい、全員で一斉に掃除をします。


日本エンタメへの愛「作品リストを作っていて…」

――話は変わって、以前のKstyleの動画インタビューで、好きな日本語についてファン・ドンジュンさんが「ONE PIECE」のセリフを披露されていましたが、他にも日本のドラマ、映画、アニメなどが好きなメンバーは?

全員:好きです!!

イ・シン:僕はドラマ「失恋ショコラティエ」がおもしろかったです。アニメもたくさん見ましたが、「鋼の錬金術師」が好きです。

プリンス:僕はロマンスとか悲しい作品が好きなので、「四月は君の嘘」「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」などを見ました。

イ・ウジン:僕は「ハイキュー!!」「イナズマイレブン」「君の名は。」が好きです。

ソン・ジュンヒョン:僕はスタジオ・ジブリの作品が好きで、ほとんど見ました。新海誠監督の作品も何本か見ました。それから「クレヨンしんちゃん」の映画も2本くらいを除いて、ほぼ見ました。

イ・ガンソン:僕もジブリ映画と「君の名は。」が好きですね。日本のものはアニメばかり観ていたのですが、最近Netflixで放送がはじまった「今際の国のアリス」をおすすめされて、すごく面白いということなので見ようと思っています。

イ・ジヌ:僕もたくさんあります!「ONE PIECE」も好きだし、映画もよく見ます。好きなのは「君の名は。」です。あと、「崖の上のポニョ」とか「ハウルの動く城」とか、あとなんだっけ、カオナシが出てくるやつ……(「千と千尋の神隠し」)。いろいろあります!

チェ・ジュンソン:日本のアニメが大好きでよく見ています。最近は「僕は明日、昨日のきみとデートする」を見て泣きました(笑)。アニメが大好きすぎてノートパソコンに作品リストを作っていて、1つひとつチェックしながら見ています。たとえば「名探偵コナン」とか「ルパン三世」とか、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」も好きですし「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」もすごく面白くて好きですね。

ファン・ドンジュン:「NARUTO -ナルト-」が一番です。手裏剣も買ったし、コスプレ服も、写輪眼(作品に登場する特殊能力)のコンタクトレンズも買いました(笑)。

イ・テスン:僕は、小学生の頃に両親が「NARUTO -ナルト-」とか「ONE PIECE」を見ていたので一緒に観ていました。あと映画が好きで、なんだっけ、あの戦う映画……。

イ・ガンソン:「せりざわあああー!(映画『クローズZERO』より)」(笑)。男子高生同士が戦う映画で、すごく面白かった! あんな世界観でMVを撮ったら面白そう。僕たちが鈴蘭高校で、テスンはライバル校で。でもみんなケンカは弱そうだけど(笑)。


日本でコラボを希望!?「曲がすごく好き」

――プリンスさんとジュンソンさんは日本に来たことがあるそうですね。もし日本行けるようになったらしてみたいことや、食べたいものは?

イ・シン:僕とジュンヒョンも行ったことがあるのですが、仕事で行ったので、日本の文化を楽しむことができませんでした。なので、次は札幌の温泉に行ってみたいですし、すき焼きを食べてみたいです。

ソン・ジュンヒョン:お台場にもう一度行ってみたいです。そこの温泉(大江戸温泉物語)がとても良かったので、また行ってみたいです。

イ・ガンソン:実は僕も日本に行ったことがあります! 少人数の学生の交換留学みたいなもので、僕たちは日本の皆さんに韓国の百済(くだら)について紹介したんです。少しは遊ぶ時間があると言われていたのに、あまりにも少なくて……。人生で初めての日本訪問だったのに何もできずに帰国するのはもったいなくて、バスの中で寝たフリをしてこっそりバスの運転手さんと一緒に抜け出して、それが先生にバレて怒られました(笑)。その時に、道頓堀でこんにゃくゼリーを山ほど買って食べたのを覚えています。こんにゃくゼリーは当時、韓国でものすごく流行っていたんですよ。

ファン・ドンジュン:僕はお父さんが好きなお好み焼きを食べてみたいです。

イ・ジヌ:僕は、今まで食べた中で一番おいしいと思った、たこ焼きを食べたいです。“元祖たこ焼き”というものを一度味わってみたいです。

プリンス:僕は子どもの頃からポケットモンスターが大好きなので、ポケモンセンターに行ってみたいです。

ファン・ドンジュン:日本にポケモンセンターがあるの?

プリンス:うん。

イ・ウジン:僕は温泉に行きたいし、ラーメンを食べたいし、日本のサッカーリーグであるJリーグを観戦したいです。

イ・テスン:僕も温泉に行ってみたいです。日本のアニメによく出てくるみたいに、頭の上にタオルを乗せて、湯気がモクモク出ている温泉に浸かってみたいです。

イ・ガンソン:僕は日本のごはんが好きなので、おいしいものを食べたいです。ラーメン、すし、焼き肉、とんかつ、全部食べたい! あと僕も温泉に行きたくて、札幌の大雪が降る中で映像を撮りたいです。

チェ・ジュンソン:僕は、日本の伝統的な和食のお店に行ってみたいですね。それとスキー場。

イ・ジヌ:「名探偵コナン」に出てくる場所にも行きたい。

チェ・ジュンソン:殺人事件に巻き込まれちゃうからダメだよ(笑)。

――日本でコンサートすることになったら、どんなことをしたいですか?

チェ・ジュンソン:東方神起先輩がコンサートをされた場所はどこだっけ?

イ・ジヌ:東京ドーム!

チェ・ジュンソン:東京ドームでコンサートがしたいです。あと日本のシンガーのAimerさんとコラボしてみたいです! 曲がすごく好きです。めちゃくちゃいい曲なんです。

――直接ファンの皆さんに会うことができない状況が続いていますが、日本ファンからの応援を感じる瞬間はありますか?

イ・ジヌ:日本のファンの皆さんの応援は、いつもたくさん感じています。

チェ・ジュンソン:オンラインサイン会で、海外のファンの方とお話する機会が多いのですが、中でも特に日本の方が多いように感じています。サイン会をやるたびにたくさんの日本のファンの方々にお会いするので、応援を感じます。

イ・ガンソン:オンラインサイン会でお話する時に日本語が出てくると、日本の方なんだなって思うけど、中には僕たちのために韓国語で話そうとしてくれる方もいらっしゃるし、ハングルで書いて見せてくれる方もいます。オフィシャルサイトにメッセージを残してくださる方もいて、そういう文章を見るとすごく応援を感じますね。

チェ・ジュンソン:韓国語ができないという方も安心してサイン会に参加していただけるように、僕たちも日本語の勉強をがんばっています!

取材:安部裕子 / 尹秀姫

■リリース情報
3rdミニアルバム「NOW:Where we are, here」
好評発売中

<収録内容>
1. Trigger (Intro)
2. SEOUL
3. UNO
4. Starvoy
5. Hide & Seek
6. Monday to Sunday

【タワーレコード限定特典】
①オンラインサイン会応募券 1枚
②トレーディングカード 2枚(各メンバー2種:計18種のうち、ランダムで2枚)

【タワーレコード渋谷店“2枚購入者”限定特典】
③プリントチェキ 1枚(全9種のうちランダム1枚)
※渋谷店にて2枚同時にご購入いただいた方には①②に加えて、③を1枚お渡しします。

〈応募締切日時〉
4月11日(日)23:59まで

〈対象店舗〉
・タワーレコード渋谷店
・タワーレコードオンライン

■関連サイト
・タワーレコードオンライン:https://tower.jp/artist/2943324/GHOST9
・GHOST9公式Twitter(韓国):https://twitter.com/ghost9official
・GHOST9公式Instagram(韓国):https://www.instagram.com/official.ghost9/

記者 : Kstyle編集部