「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌~」イ・ヨニ、2PM テギョンと7年ぶりの共演“あの頃は若かったので…”

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2PM テギョン×イ・ヨニ×イム・ジュファンが豪華共演! 20年にわたる連続殺人事件に隠された真実と悲しき因縁が交差するサスペンス・ロマンス「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~」のDVDが好評発売&レンタル中。

人の目を見ると死の瞬間が見える能力を持つテピョン(テギョン)がある事件で出会った女刑事ジュニョン(イ・ヨニ)は、彼が唯一死の瞬間が見えない女性だった。ある日、偶然見かけた女子学生が午前0時に死亡する瞬間を見たテピョンは、ジュニョンと共に捜査を開始。しかし、そんな2人の前に解剖医のドギョン(イム・ジュファン)が立ちはだかり……!?

この度リリースを記念して、心に傷を抱えながらも毅然とした態度で事件を捜査する有能な女刑事ソ・ジュニョンを演じたイ・ヨニのオフィシャルインタビューが到着! 演じた役の魅力や共演者とのエピソードまで、たっぷりと語っている。

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――出演を決めた理由は?

イ・ヨニ:まずシナリオが気に入り、ジュニョンというキャラクターにも魅力を感じました。私にとって初めての刑事役ですが、ジュニョンには悲しい過去があります。そんな背景を持つジュニョンを演じてみたくて出演を決めました。

――初めて台本を読んだ時の印象は?

イ・ヨニ:強烈で面白く、興味津々でした。毎回のラストがとても面白くて、次回が待ち遠しくなりました。

(C)2020MBC
――演じた役について教えてください。

イ・ヨニ:ジュニョンは強力班の刑事で、チームの中心となって動いています。子供の頃に父親を亡くし心に傷を負っていますが、それを克服しようと懸命に生きてきました。犯人逮捕においては冷静ですが、被害者の気持ちを察することができる、そんな繊細な刑事です。

――ソ・ジュニョンの魅力とは?

イ・ヨニ:犯人がなぜそんな犯行に及んだのか、犯人の立場から考えようとする点です。ただ捕まえるだけでなく、犯人の具体的な行動を冷静に読み取ろうとする姿勢があります。刑事としては必要な資質ですよね。そんな点に魅力を感じました。


「私の特別な能力?運がいいから…」

(C)2020MBC
――役作りのために準備したことは?

イ・ヨニ:今までのドラマでは、強力班の刑事というと力強い……そんなイメージがあり不安でした。私が力強い刑事を演じて視聴者が違和感を覚えないかと。でも、脚本家が描いたジュニョンはとても繊細な人物でした。被害者を慰めたり、犯人が犯行に及んだ理由など心理的な部分に注目しながら捜査を進められる刑事です。人の気持ちを考えられる繊細な部分や、物事を考えて苦悩する姿を表現しようと努力しました。もちろんそれ以外に、体力をつけたりという基本的なこともしました。走るシーンも多いです。ジュニョンは繊細でありながら、諦めずに犯人を追う粘り強い刑事です。そんな部分も表現しました。実際に警察に行って、凶悪事件を担当する強力班の刑事さんたちの話を聞き、犯人逮捕までの苦労も知ることができました。刑事さんたちの気持ちを理解しようと努力しました。

――心に傷のある役柄を演じることは、難しくはなかったですか?

イ・ヨニ:家族に関する傷は誰にでもあると思います。事故で肉親を亡くしたりとか。そこまではいかなくても、親や兄弟に関する傷の痛みは誰でも大きく感じるものです。私の身近にも、突然家族の1人を失くした人がいます。果たして自分だったらどう感じるかを想像して演技しました。それが役作りの方法ですね。

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――もし、テピョンのように人の死が見える人がいたら、すぐに信じられますか?

イ・ヨニ:すぐは無理ですね(笑)。信じられないと思います。でも、特別な能力を持つ人は確かに存在します。死を見る能力ではなくても、目を見て相手の性格が分かるとか、そういった能力を持つ人は刑事さんに多い気がします。特別な能力がある人は存在するんです。

――イ・ヨニさんにある特別な能力は?

イ・ヨニ:今までこうして仕事を続けているのは、運がいいからだと思います。今まで演じられたことが幸運だと思っています。


テギョンと7年ぶりに共演「あの頃はシャイでしたが…」

――テギョンさんとは「結婚前夜」以来7年ぶりの共演ですよね。何か変化した点は?

イ・ヨニ:お互い年をとった点ですね(笑)。あの頃は若かったし、同い年なのでよくふざけ合いました。でも彼は今よりシャイでした。当時は私から冗談を言っていましたが、今は反対です。彼のほうから冗談を言ってきます。そんな部分が変わったかな。

――テギョンさんとの共演で楽しかったことは?

イ・ヨニ:テギョンさんはアイデアをたくさん出してくれました。2人の仲むつまじいシーンがあるんですが、ジュニョンは真面目な刑事なのでふざけ合うシーンを演じるのが難しくて、悩んでしまいました。そんな時、彼がアイデアを出してくれたんです。現場ではそんなふうに助けてもらいました。カメラが回っていない時の彼は、茶目っ気たっぷりです。冗談もよく言うしおしゃべりが大好き。私は静かなほうなので、監督は最初の頃心配していました。私が集中している時に彼が騒がしくしていると、静かにしてくれと言っていました。でも私は彼と親しいし、性格もよく知っているので気になりません。だから監督に言ったんです。「私なら大丈夫」って(笑)。そんな部分も楽しかったですね。

(C)2020MBC
――胸がキュンとしたシーンは?

イ・ヨニ:美しいシーンがあります。テピョンが駆け寄ってきて私を抱きしめるシーンです。その時は抱きしめられて胸がキュンとなりました。

――2人のシーンの見どころは?

イ・ヨニ:2人は互いを必要としていて、かけがえのない存在なんです。テピョンは人の死が見えることにずっと苦しんでいました。しかし最初は、ジュニョンは彼を「特別な能力を持つ人」としか思っていません。でも、徐々に彼の心の傷に気づいていきます。傷を持つ者同士が、互いの傷を知り惹かれ合っていきます。そんな部分を見る人にも楽しんでもらいたいです。

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――イム・ジュファンさんとの共演はいかがでしたか?

イ・ヨニ:ジュファンさんとは今まで何度か共演したことがあります。でも今回のように長い時間一緒に演技をしたのは初めてでした。今回の共演で改めていい俳優だと思いました。特に表現力がすばらしい、ステキな俳優です。共演できてうれしいですね。一緒にいて楽しいですよ、おしゃべりですし(笑)。

――イム・ジュファンさんとのシーンで、印象的だったのは?

イ・ヨニ:私が彼に銃を突き付けて話すシーンです。何とも言えない心境になりました。彼がある選択をしたことは許せないけど、やむを得ない選択だったと理解することはできる。そんな気持ちでドギョンと対峙する場面が、一番心に残りました。


役柄と正反対な人は?「テギョンさんは実際…」

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――撮影現場の雰囲気は?

イ・ヨニ:とても明るくて楽しかったです。どう撮影すべきか、監督が現場で悩む時もありました。そんな時は皆でアイデアを持ち寄って話し合ったので、現場は和気あいあいとしてました。何よりテギョンさんが明るくて楽しいので、現場はいつも楽しい雰囲気でした。

――ではムードメーカーは当然……?

イ・ヨニ:テギョンさんです(笑)。

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――役柄と実際の性格が正反対だと感じた人は?

イ・ヨニ:正反対? それもテギョンさんですね(笑)。実際の彼は明るくてエネルギッシュだけど、今回は抑えなくてはいけない。大変だったと思います。でもさすが俳優です、見事に集中して演じ切りました。

――最後に日本のみなさんへメッセージをお願いします。

イ・ヨニ:このドラマに登場する3人の人物は互いに傷を持ち、出会ってから次々と事件が起きます。どう展開していくかをぜひご覧ください。皆様は今つらい時を過ごしていると思いますが、健康に注意しながら毎日を楽しくお過ごしください。ありがとうございました。

■リリース情報
「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~」

◯DVD-SET1 好評発売中
¥15,200+税
GNBF-5487/第1話~第8話
【特典映像】約45分(メイキングPart1 15分/製作発表会見映像 30分)

◯DVD-SET2 3月3日(水)リリース
¥15,200+税
GNBF-5488/第9話~第16話(最終話)
【特典映像】約62分(メイキングPart2 19分/キャストインタビュー 43分)

<共通仕様>
本編約480分/DVD4枚/カラー/16:9 HD サイズ
【音声】韓国語 2ch ステレオ ドルビーデジタル【字幕】日本語
封⼊特典:リーフレット 4P
仕様:アウターケース付き

●レンタルDVDリリース
・Vol.1~5 好評レンタル中
・Vol.6~10 3月3日(水)
・Vol.11~16 4月2日(金)

2020年製作/韓国/全16話
【韓国放送】MBCにて2020年1月22日~2020年3月12日放送
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)2020MBC

※発売日・仕様・特典は都合により予告なく変更する場合がございます。

■関連サイト
「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌~」公式サイト:https://kandera.jp/sp/thegame/

記者 : Kstyle編集部