放送審議委員会、Mnet「PRODUCE」全シリーズに合計1070万円の課徴金を課す

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写真=Mnet

視聴者投票の操作事件と関連し、「PRODUCE」の全シリーズに1億2000万ウォン(約1070万円)の課徴金が課された。

放送審議委員会(委員長:カン・サンヒョン)は14日、ソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)放送会館で全体会議を開いた。

この会議では、第15回放送通信審議委員会の全体会議で決定したケーブルチャンネルMnet「PRODUCE」シリーズの4つの番組に科される課徴金についての議論が行われた。これに対し、放通審議委員会は「プロデュース101」シーズン1からシーズン4までの4つの番組にそれぞれ3000万ウォン(約268万円)ずつ、計1億2000万ウォンの課徴金を課した。

「PRODUCE」シリーズの4つの番組では、制作陣が視聴者投票の結果及びランキングを操作し、一部合格者と脱落者が入れ替わっていたことが分かった。放送通信審議委員会は「視聴者と出演者に深刻な被害を与えたことはもちろん、およそ4年間にわたって組織的に視聴者投票の結果が操作されたにもかかわらず、テレビ局の検証システムがまったく機能していなかったことは深刻な問題だ」と指摘した。

また、これは厳しい制裁によって必ず根絶されなければならない詐欺行為であると判断し、放送法施行令「別表5」による基準金額2000万ウォン(約179万円)を1.5倍に加重した課徴金3000万ウォンを4つの番組それぞれに課した。

記者 : ヨン・フィソン