フィソンに睡眠麻酔薬を販売…30代男性に懲役1年の実刑判決「真剣に反省もしていない」

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写真=マイデイリー DB
歌手フィソンに“第2のプロポフォール”と呼ばれる「エトミデート」を販売した30代男性が、実刑を宣告された。

本日(1日)ソウル東部地裁刑事11単独は、薬事法違反の疑いで裁判にかけれた35歳の外国人男性A氏に、懲役1年を宣告し、罰金400万ウォン(約40万円)の支払いを命じた。また、A氏と一緒に裁判にかけられたB氏も懲役2年、罰金500万ウォン(約44万円)を宣告された。

先立ってA氏は、3~4月にフィソンと合計4回会って現金770万ウォン(約68万円)を受け取り、エトミデートのボトルを31本販売した。エトミデートは全身麻酔薬の一種で、プロポフォールと同様の効果があり、違法流通されている事例があった。

フィソンはA氏と取引をした3月31日と4月2日の2回、ソウル市内の建物にてエトミデートを投与した状態で倒れたまま発見された。エトミデートは麻薬ではないため、フィソンは帰宅措置され、A氏は薬事法違反で起訴された。同時にA氏は、B氏から600万ウォン(約53万円)でエトミデートのボトルを50本購入した疑いも持たれている。

裁判所は「被告は、自分たちの犯行が国民の健康に害を及ぼすということを無視し、複数の事情で言い訳をしながら、真剣に反省もしない」とし、「罪責が重い」と宣告の理由を明らかにした。

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記者 : クォン・ヘミ