“性的暴行の容疑”カン・ジファン、初公判の謝罪から一転…第3次公判では一部容疑を否認

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写真=マイデイリー DB
性的暴行および強制わいせつの容疑で拘束起訴された俳優カン・ジファンが、裁判で容疑を否定した。証人として出席した30年来の友人のユ某氏は「自己管理が徹底した友達」とも証言した。

4日午後、水原(スウォン)地方裁判所城南(ソンナム)支院刑事1部(チェ・チャンフン部長判事)は、カン・ジファンの準強姦容疑の第3次公判を開いた。この日の裁判には、カン・ジファンの30年来の友人であり、ドラマ業界の従事者であるユ某氏が証人として出席した。

ユ某氏はカン・ジファンに対し「友人として尊敬もしていた」とし、続けて「普段は自己管理が徹底しており、絶対にお酒を飲まない。撮影期間にも私とお酒を飲んだことは一度もない」と主張した。また「事件の1週間前に台本ができておらず、監督と意見の衝突などがあってストレスを受けたことを知っている」と言い「普段お酒を飲むと、記憶が途切れることもあるが、周囲の人々に被害を与えたことがない」と証言したと伝えられた。

この日、出席予定だった被害女性A氏は欠席した。カン・ジファン側の弁護人は、被害者1人に対する強制わいせつの部分については「疑いがある」とし「被害者が身体的に抵抗が不可能な状態であったのか、特定の部位を触ったのかが疑問だ」と容疑を否定している立場を明らかにした。カン・ジファンも弁護人の意見に従った。

先立ってカン・ジファンは、初公判で「公訴の事実をおおよそ認め、被害者の苦痛が少しでも癒されるように最善を尽くしたい」と認めていた。しかし第3次公判で、これに相反する立場を出し、関心が集まっている。

カン・ジファンは7月9日、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市五浦邑(オポウプ)の自宅で、女性スタッフの2人とお酒を飲んだ後、彼女たちが寝ていた部屋に入り、1人に性的暴行、もう1人にわいせつ行為をした疑い(準強姦及び準強制わいせつ)で拘束され、同月25日に起訴された。

第4次公判は今月21日午後4時、水原地方裁判所城南支院の第3号法廷で開かれる。

記者 : イ・イェウン