“性的暴行の容疑”カン・ジファン、前所属事務所との損害賠償訴訟で勝訴…執行猶予明けて復帰なるか

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写真=Newsen DB
俳優のカン・ジファンが前所属事務所との裁判で勝訴した。

3日、韓国のSPOTV NEWSによると、ソウル中央地裁第14民事部は昨年11月、前所属事務所の請求をすべて棄却すると判決した。このため、前所属事務所の請求で進められたカン・ジファンの不動産の仮差押命令は取り消された。

カン・ジファンはドラマ「朝鮮生存記」を撮影していた2019年7月、京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市五浦邑(オポウプ)のドラマのスタッフらと飲み会をした後、スタッフの女性2人に対して、自宅で性的暴行とわいせつ行為をした疑いで緊急逮捕された。

その後、被害者らと合意して釈放されたが、裁判所から懲役2年6ヶ月・執行猶予3年が言い渡された。

この事件で彼は、当時撮影中だったドラマを降板することになり、制作会社は当初全20話だったドラマを16話に縮小し、残りの8話に他の俳優を投入して撮影を行った。

以後、制作会社はカン・ジファンに計63億8000万ウォン(約6億9000万円)の支給を求める訴訟を提起した。裁判所は53億ウォン(約5億7000万円)と遅延利子を賠償し、所属事務所と共同で負担するよう判決を言い渡した。所属事務所はカン・ジファンを相手取って、42億ウォン(約4億5000万円)の債務不履行損害賠償請求訴訟を提起した。

前所属事務所との紛争で勝訴し、執行猶予期間も終えた中、彼が芸能活動に復帰するか、今後が注目される。

記者 : イ・ミンジ