「あんまり心配しないで。全部大丈夫だから」

軍入隊したHighlightのイ・ギグァンが、新曲を通じてファンに一風変わったメッセージを残した。

イ・ギグァンが18日午後6時に発売したデジタルシングル「笑いながらあいさつして」には、しばらくの間の別れを前に笑顔で挨拶して、また笑顔で再会しようというストーリーがそのまま盛り込まれている。

イ・ギグァンは18日午後、忠南（チュンナム）論山（ノンサン）訓練所を通じて入所した。彼は義務警察として服務する予定だ。家族とメンバー、事務所のスタッフが見送る中で静かに入隊したイ・ギグァンは、ファンには歌を通じて自身の気持ちを残した。

「笑いながらあいさつして」には、入隊でファンとしばらく離れることになったイ・ギグァンの真心が込もっている。

「君は僕しか知らないのが厄介だ。もちろん、だからこそ君が好きだった。もし、僕がある日消えてしまったら壊れてしまいそうで、心配なんだ」とし、ファンを心配する気持ちから始まる歌は、「僕には、あんまりにも悲しい夜だよ。そんな君を思い浮かべる時はさ。弱くなっちゃダメだ。こんな僕を見たら君はまた涙が出るだろうから」と、ファンとの別れを控えた本音を綴った。

しかし、悲しみばかりを語っているわけではない。イ・ギグァンは歌の中でずっと「また会えるから明るく笑って欲しい」と頼んでいる。「時間が経ってお互いに対する記憶が薄れるかもしれないが、ファンを覚えている」という約束も盛り込んだ。「僕たちが初めて出会ったあの時のように、離れるこの瞬間にも笑いながらあいさつして」「あんまり心配しないで。全部大丈夫だから」「時間が経てば全部大丈夫だから。また笑いながらあいさつして」というメッセージが繰り返し登場する。

イ・ギグァンは、「しばらくと表現するには少し長く感じられるその期間に、お互いを待つ僕たちがどんな気持ちなのか長い間考えてみた」とし、長らく悩んだ末に、歌を通じて自分の気持ちを伝えることにしたと明かした。

イ・ギグァンが伝えたい言葉を盛り込んだ今回の歌には、同じく入隊を控えているHighlightのソン・ドンウンがフィーチャリングで参加し、より意味深い。最後のお願いを残す2人の声が切なく、ファンにとってはこの上ないプレゼントになりそうだ。

一方、今回のデジタルシングルには、「Nothing」も収録されている。これは、前回の単独コンサートで披露した未公開曲である。イ・ギグァンのボイスが魅力的に表現されたヒップホップナンバーで、ボーカリストとしてのイ・ギグァンの魅力が際立っている。