“来月入隊”BTOB チャンソプ「今行くのが運命?あっという間に帰ってきます」

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写真=CUBEエンターテインメント
2012年にデビューし、いつの間にかデビュー7年のグループになったBTOBは、1段階ずつ着実に成長しながらBTOBならではの音楽カラーを作っていった。

「大丈夫」「家に帰る道」「春の日の記憶」「恋しがる」「君なしではだめ」、そして最近発売した「美しくも悲しい」まで、感性あふれるバラード曲で音楽界で圧倒的な存在感をアピールしているBTOBは、リーダーのウングァンの8月入隊を皮切りにメンバーたちの軍入隊が続き、しばらく完全体の姿を見られなくなる。

ウングァンの後を継いで、チャンソプも来年1月14日現役で入隊し、国防の義務を果たす予定だ。チャンソプは最近、ソウルのCUBEエンターテインメント社屋で行われたインタビューで、1stソロアルバムと入隊、BTOBメンバーたちに対して素直に打ち明けた。

入隊前に1stソロアルバム「Mark」を発売するチャンソプは、BTOBの音楽と同じようで異なる感性で新しい魅力を披露する。特に、今回のアルバムでバンドサウンドが際立つことに対して「僕は元々ロックサウンドが好きでした。僕の心の中にあるこだわりといえばこだわりだが、どんなコンピュータ音楽もリアルサウンドに代えられないと思います。真心を伝えるためには、その真心が込められたリアルなものが必要ではないかと思い、リアルサウンドにこだわりました」と説明した。

「似ているように見えますが、BTOBと僕の音楽をあえて別のカラーに区分するとBTOBで僕が願っているのはまだ少年、青年でいたいということです。一方で僕がやりたい僕のソロ音楽カラーは、それより貫禄のある濃い色にしたいんです。そういう違いだと思います。僕の年齢がその中間にあるから可能なんだと思います」

チャンソプの1stソロアルバム「Mart」のジャケット写真は、普段ファンたちから”プ作家”と呼ばれ、並外れたセンスをアピールしてきたBTOBのプニエルが撮影しより意味深いものにした。チャンソプはプニエルが撮ったジャケット写真を見せながら、すごいと満足している様子だった。

今回のアルバムを準備しながらメンバーたちのサポートもあったのかという質問には「今回のアルバムを準備する時はメンバーみんな忙しかったんです。実はヒョンシクには曲をもらおうと思ったけれど、年末授賞式の準備もあって忙しかったんです。ヒョンシクが「時間があったら書くよ。でもできないかもしれないよ」と言っていました。僕もプレッシャーを感じなくていいと言いました。結局、ヒョンシクの曲はもらえなかったけど、僕はヒョンシクの歌が好きです」とし、愛情を表した。

デビューの時から着実に一段階ずつ成長を遂げてきたBTOBは、もう完璧に自分たちの場所を見つけ、一つずつ努力を実らせる時期を迎えた。しかし、そんな中メンバーたちの軍服務で空白期間を控えている状況が残念であるはず。

チャンソプはこれに対して「実はすごく残念です。このように、BTOBのカラーを確実に構築して良い音楽を作っているのに、この時期に行かなければならないのが残念でもあるし、もう少し早くこうしていた(軍隊に行っていた)ら、どうだったんだろうとも思いました。けれど、逆に『拍手する時に去れ』という言葉のように、拍手する時に(軍隊に)行って来る方が、もっとカッコいい別れと再起になると思うし、今行くのが運命なのかなと思います。無事に軍服務を終えて帰ってきたら、僕ももっと自由になれるし、その時はもっと堂々と何かができるんじゃないかと思います」と淡々として語った。

また「メンバーたちのことを考えたら、ソンジェが行く頃には兄貴たちがすべて除隊した後です。だから軍隊に行く1ヶ月前から苦しめるつもりです(笑)でも自分でしっかりやると思います。プニエルが少し寂しいんじゃないかと心配で……でも寂しがるタイプじゃないし、自分でちゃんと自分の人生を生きると思います。完全体で活動するには、少なくとも2023年、早ければ2021年にはならなきゃいけないと思います。僕たちが軍隊に行ってきたら、ソンジェはもう一度再契約を考える時期になると思います。軍隊に行ったメンバーたちの時間は止まっているけど、ソンジェの時間は流れている……だからソンジェがBTOBのほぼ全てだという理解でいいかと思う(笑)」と付け加えた。

メンバー6人全員の同伴入隊についても考えてみたという彼は「しかし、一定の年齢を過ぎると同伴入隊はできないらしくて……だからできませんでした。僕とウングァン兄さん、ミンヒョク兄さんが1番間隔を狭めておいたんです。実はソンジェは、今行くには少しもったいないです。ヒョンシクとイルフンが一緒に行ってくるのがベストだと思います。でも軍隊というのは僕たちがなんとか言える立場ではないので、メンバーたちの意見を尊重することにしました。待たなければならないのであれば待つし、再び集まるまで3年であれ5年であれ、待てばいい問題です」と明らかにした。

先駆けて入隊したウングァンからアドバイスはあったのかという質問には「ウングァン兄さんは自分は軍隊に向いているそうです。軍隊生活をしっかりやっているみたいです。ウングァン兄さんが『お前もいざ来たらうまくできるはずだ』『お前の性格なら可愛がられるよ』と言ってくれました。訓練も全部面白いけど、行軍が1番大変だったらしいです。そんな話はしていました。あまり大変じゃないし、かえって毎日スケジュールをこなしていた時より、軍隊にいる今が気持ち的に余裕があるし、楽だと言っていました」とし、ウングァンの近況を伝えた。

また、彼は「僕の目標は今の発声を直して、新しい魅力を手に入れることです。もしかしたら軍隊は、機会の時間になるんじゃないかと思います。全部壊して作り直して来ようと思います。そして除隊したらボーカルが大きく変わっていてほしいと思います。体重も少し軽くなったらいいな」と願いを伝えた。

1月5日と6日入隊前に単独コンサートを開催するチャンソプは、多彩なステージを予告した。特に、衝撃的なセクシーダンスを準備したと強調し、好奇心をくすぐった。「元々はイ・スンギ先輩の『僕は軍隊に行く』を歌おうとしたが、歌いながら悲しくなると思って、軍隊に関する歌は歌わないつもりです。ただ髪は坊主頭にします。完全に坊主頭にするのではなく、少し綺麗な坊主頭に。コンサート会場で髪を剃ろうかと思ったけれど、涙の渦になりそうなので、予め剃っておこう思います」

最後に彼は自身の1stソロアルバムに対して「思い出すたびに聴いていただきたいです。僕のことを思い出したり、この曲を思い出したりした時に聴いていただけたら嬉しいです。考えてみたらすぐに戻ってきます。あっという間に僕は帰ってきます」とファンに挨拶した。

記者 : チ・ミンギョン