【REPORT】VIXX レオが日本で初のソロコンサートを開催!すべて日本語のトークに大歓声「ソロでは新人だから緊張します」

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(C)Jellyfish Entertainment Japan
今夏、韓国で1stソロアルバム「CANVAS」をリリースし、華麗なるソロデビューを飾ったVIXXのメインボーカル・LEO(レオ)が、日本で初のソロコンサート「LEO 1ST SOLO CONCERT [CANVAS] IN JAPAN」を開催。10月5日(金)に東京・Zepp Tokyo、10月6日(土)に大阪・Zepp なんば大阪にて行われた2公演のうち、東京公演をレポートする。
 

念願のソロコンサートへの想い「ソロでは新人だから緊張します」

妖艶な赤いライトに染まったステージに、黒のシャツとパンツ、赤のラメジャケット姿で登場したレオ。男性ダンサー2人をしたがえて、のっけからアルバム「CANVAS」のタイトル曲「Touch & Sketch」を披露。続けてEXIDのLEとのコラボで話題になった「Cover Girl」は、男女各2人のダンサーと共にラップなしのバージョンで披露した。長い手足を生かし、しなやかでありながらもダイナミックなパフォーマンスに息をのむ観客たち。ステージが赤と白のレーザービームに照らされたかと思うと、やがて合わさってピンクになり「Up In The Sky」のステージへ。VIXX の2017年ライブ「LIVE FANTASIA~白昼夢~」で初披露され、レオファンの間では“もう一度見たい”と熱望されていたパフォーマンスに大歓声があがった。

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立て続けに3曲を終えると、マイクを通しても「はぁ、はぁ」と息遣いが聞こえるほど息があがり、しばらく言葉を発することができないレオ。呼吸を整えると改めて「僕の初めてのコンサートに来てくれて本当にありがとうございます。この間、日本の台風のことで僕はずっと心配していました。今日も雨ですが、大丈夫でしたか?」と挨拶し、来場者を気遣った。なんとこの日のトークは、ほぼすべて日本語。足元のモニターには韓国語で進行が出るものの、それを自分で日本語に変換してトークをしていることを明かし「まだまだ(実力が)足りなくて間違えがあるかもしれないけど、理解してください」と話すと、観客からは「頑張れ~」と温かい歓声が飛び交った。

念願だったソロコンサートへの想いは格別なようで「今日はスペシャルなステージがあるかもしれないですよ。この前はVIXXで会ったけど、こうして新人歌手としてソロコンサートをするからもっと緊張します」と茶目っ気たっぷりに謙遜するも、「韓国でよくできたと思うから、日本でも大丈夫だと思います」と、韓国で8月にソロコンサートを成功させている自信ものぞかせた。が、その直後には「ちょっと怖いですよね。新人歌手だから」と笑いのセンスも抜群。途中、日本語を言い間違え、観客から指摘されると「僕は話したよ。間違えがあるかもしれないと話したよ~」と、終始お茶目なトークで観客を沸かせた。
 

弾き語りからミュージカルナンバーまで…多彩な魅力で染める

次のステージに向けては「今日は1人だから寂しいけど、皆さんに新しいことを見せられるのがうれしい。僕のやりたいことを全部準備しました。たぶん皆さんは『レオさんが本当にたくさんやりたいことがあるんだな~』って思うと思います(笑)。このコンサートはセクションごとにコンセプトがあるから楽しんでください」と説明したかと思うと、「それでは、新しい舞台を始めてみるかな~? 急にピアノが入りましたよ。これで僕が何をするかな? 日本で初めて見せる舞台だよ。何かな~? 僕の曲かな~?」と、かわいらしい口調で盛り上げて、客席からは「かわいい~」と歓声があがった。

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そのまま、ピアノの弾き語りで「CANVAS」からの楽曲「Free Tempo」を。途中からはピアノを離れて、ダンスへ。いつの間にか脱いでいたジャケットの下のシャツは背中と袖の部分がシースルーで、体をくねらせる妖艶なジェスチャーに黄色い歓声が。再びピアノに戻ると、スクリーンにはカフェバーのような背景が映し出されて、まるでアコースティックライブの会場にいるような雰囲気に。「僕が高校生の時に好きだった曲です」との曲紹介でイ・ジョクの「よかった」と、ソン・シギョンの「ヒジェ」をメドレーで披露。途中、歓声をあおり、反応が少ないと「2階も!!」と鍵盤を叩いて催促。VIXXではエンが主に行う盛り上げ役を1人でこなす姿に拍手と笑いが巻き起こった。

続いては「僕にとって特別な曲を準備しました。高校生の時に戻る感じがします」とのコメントからEric Benetの「THE LAST TIME」を立ち上がって熱唱。また、日本のファンに何をプレゼントしようかと悩んだ末に準備したというback numberの「ハッピーエンド」も披露し、レオが推薦したい映画(「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」)のOSTだと紹介した。

カバー曲のステージに続いては、レオの自作曲をじっくりと。パク・ソヒョンとのデュエット曲「それだけ」と、VIXXのスペシャルシングル「Boy's Record」からの楽曲で、レオの初の自作曲「冷たい夜に」を、それぞれのパートナーであるパク・ソヒョン、VIXXの他メンバーのパートは自身で歌い上げた。

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レオがステージを立ち去ると、そこにはテーブルをはさんで見つめ合う男女の姿が。幸せそうな2人がベッドに横たわると、ステージ中央にはレオ、いやミュージカルスターのチョン・テグンが登場。重厚感あふれるオーラ―を身にまとい、圧倒的な歌唱力でこれまでに出演した「マタハリ」と「ザ・ラストキス」のナンバーを続けざまに熱唱した。1曲終わるごとに男女のダンサーが見事なパフォーマンスで、出会い、別れ、怒り、再生、復縁までの物語を表現する。ダンサーの華麗なスピンにも大きな拍手が送られた。ラストの曲では、雲が流れる壮大な映像の前でどこまでも伸びる高音を披露すると、まるで1本のミュージカルを見ているように濃厚なステージに拍手が鳴りやまなかった。

衣装替えの間のVCRでは、レオの子供の頃から現在までの写真が写しだされ、成長してゆくにつれて夢が変わり、夢が叶った瞬間にLEOという新しい名前がついたという感動的なストーリーが紹介された。
 

セクシーなパフォーマンスに客席からは悲鳴も

男女4人のダンサーとともに再びステージに登場すると「CANVAS」からの楽曲「Gesture」と「Give Me Something」を2曲続けて披露。「Give Me Something」では、女性ダンサーと身体を絡めて、バッグハグをしたり、服を脱ぐようなしぐさの振り付けに黄色い歓声が。ラストにいくにつれて激しさが増してゆくダンスがとにかく圧巻だった。

2度目のトークコーナーでは、披露したステージのビハインドストーリーを。「Give Me Something」については「コンサートのために作った曲です。実は僕は好きじゃなかったのですが、会社の人がこの曲は絶対に必要だって。僕は嫌だよ、って言いましたが、今は本当にありがとうございます(笑)」と爆笑エピソードを明かした。ミュージカルのセクションについては「僕が出演したミュージカルをベースにしました。コンサートで歌うときと、ミュージカルの時とでは気分が違います。ミュージカルは最初から最後までキャラクターで生きて、喜怒哀楽を感じているから。それが魅力じゃないかと思います。このセクションをお見せできて良かったです。ミュージカルでも大きな愛を受けて、その愛に恩返しするためにも、もっと素敵なキャラクターを作っていきたいです」と、ミュージカルに対する愛情を語るとともに「来月から出演するミュージカル『エリザべート』でも、新しい魅力を準備するから応援してください」とアピールも忘れなかった。

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「もっと話したいことがあるから、聞いてください」との曲紹介から、VIXX LRのJapan 1st Album 「Complete LR」からの楽曲「Thanks for...」と、VIXXの韓国コンサート「LIVE FANTASIA ELYSIUM」で初披露された自作曲「Trap」を日本初披露。「Trap」では、横長のソファーに横たわり、女性ダンサーと絡み合うセクシーなパフォーマンスに悲鳴が上がった。

再びのトークでは「準備をしながら、皆さんの声が恋しかったです。初めてのコンサートだから心配したし、悩みました。悩んで、努力をしながら準備したから、この時を絶対に忘れないと思います。いい音楽、いい舞台、パフォーマンスをずっと準備していくので、いつもそばにいてください」とファンへの想いを伝え、その想いを歌にするかのように、最近韓国で音源が公開されたばかりの新曲「You are There, but not There(いるのにいない君)」を披露した。続いては、大きな窓から見える都会の景色に雪が1日中降りしきる映像をバックに「Nowadays」を、ファルセットを効かせて歌い上げた。

ラストの曲の前の挨拶では「僕が歌って、皆さんが僕を見る時が本当に幸せです。僕の公演を好きな皆さんがいるから、いつも幸せです」と愛情たっぷりのコメントをしたかと思うと「最後の挨拶、1人ずつしましょうね。ラビさん、エンさん…」とボケる様子にメンバーへの愛情が感じられてほっこり。「中学生の時にサッカープレイヤーが夢でしたが、中学3年から歌手が夢になりました。歌手になって皆さんと会えて、こうして日本でソロコンサートをする日が来るとは思ってもみませんでした。皆さんのおかげです」と改めて感謝を述べた後は、ラストの曲「Dream」へ。「皆さんに少しだけでもプレゼントをあげたくて作った曲です。聞いたら、レオさんのプレンゼントだと思ってくれたらうれしいです。僕がいつも皆さんのそばにいます」と感動的なコメントも添えた。
 

「ずっとよろしくね」ファンに残したメッセージ

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「サランヘ(愛してる)、サランヘ」とアンコールを求める大歓声の中、白いツアーTシャツ姿のレオが登場。STARLIGHT(VIXXのファン)のために伝えたい言葉を歌詞に込めたファンソング「My Light」を歌いながら、会場が明るく照らされると、少しでも多くのファンの顔を見ようと客席を見渡すレオ。ハロウィンの仮装でダンサーがステージに加わると再びの「Give Me Something」へ。カボチャのバスケットに入ったキャンディを客席のファンにそっと渡しハイテンションのレオは、サビのところでTシャツをめくりあげて腹筋を披露し、客席は悲鳴をあげて大騒ぎ。途中、ダンサーがデビルのカチューシャをレオの頭に装着し、その様子がアップでスクリーンに映ると客席は笑顔に包まれた。

下手にキャンディをたくさんあげすぎて上手のファンにあげる分がなくなってしまうと「キャンディ追加してください~」と無茶ぶりでスタッフにリクエストし、待ち時間で客席と記念撮影。ファンの歓声に応えて「Give Me Something」のサビを2度も繰り返すプレゼントを送った。男性ダンサーのシャツをめくり上げるいたずらも見せて大盛り上がり。最後は客席に向かって何度も深くお辞儀をし、「ずっとよろしくね」との言葉を残してステージを後にした。

アルバムとツアータイトルの「CANVAS」のように、多彩な魅力で会場を染め上げたレオ。パフォーマンスはもちろん、日本語のトーク、観客の盛り上げ方など、あらゆる面で念入りな準備と努力をしてきたことが存分に伝わる完成度の高いステージだった。ソロ活動を経て成長した姿、そしてVIXXのレオとはまた違った姿を目の当たりにした観客たちは、一層レオへの愛情を深めたことだろう。

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ライター:安部裕子

【公演概要】
「LEO 1ST SOLO CONCERT [CANVAS] IN JAPAN」
日時:2018年10月5日(金) 18:00 開場 / 19:00 開演
会場:Zepp Tokyo

【セットリスト】
01. Touch & Sketch
02. Cover Girl
03. Up In The Sky
04. Tree Tempo
05. メドレー<よかった+ヒジェ>
06. THE LAST TIME(Eric Benet)
07. ハッピーエンド(back number)
08. それだけ
09. 冷たい夜に
10. Ordinary Lives
11. How Will I know
12. The measure of a man
12. From Way Up There
14. Gesture
15. Give Me Something
16. Thanks for...
17. Trap
18. You are There, but not There(いるのにいない君)
19. Nowadays
20. Dream
21. My Light
22. Give Me Something

VIXX Official FANCLUB「STARLIGHT JAPAN」:https://lovevixx.com/

記者 : Kstyle編集部