VIXX レオ、日本で初ソロコンサート開催に向けて日本語を猛勉強中!「韓国語と表現が違う言葉があるのが面白い」

Kstyle |

今夏、韓国で1stソロアルバム「CANVAS」をリリースし、華麗なるソロデビューを飾ったVIXXのメインボーカル・LEO(レオ)が、10月5日(金)に東京・Zepp Tokyo、10月6日(土)には大阪・Zepp なんば大阪にて初のソロコンサートを開催する。8月31日から3日間にわたり韓国・ソウルで開催したコンサートのチケットは即日ソールドアウト。VIXXのLEOとはまた異なるソロアーティスト・LEOの魅力を色濃く反映し、ステージ全体が巨大な芸術作品のようだと絶賛された公演が日本でも再現されることとなった。

Kstyleでは、コンサートを目前に来日したレオにインタビューを敢行。コンサートにかける意気込みや、自身が全曲、作詞・作曲に参加したアルバムについてたっぷりと語ってくれた。前半は韓国語で答えていたが、後半は通訳に確認しながらすべて日本語で回答。ライブに向けて日本語を猛勉強している様子がうかがえた。

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VIXX レオ、日本ソロツアーを控えて○☓インタビュー公開!今回日本でしてみたいことは…!?

 

初の日本ソロコンサート開催「特別に準備していることは…」

――初の日本ソロコンサートを控えて、今どんなお気持ちですか?

レオ:韓国で初めてソロコンサートをした時は、緊張して心配もたくさんしたのですが、無事に終えることが出来たので、日本でもうまくやれるだろうという自信がつきました。初日を終えた後は「なんであんなに緊張したのかな~」と思ったくらい心に余裕ができました。だから今回は緊張をあまりしていなくて、ちょうどいい緊張感という感じですね。今はとにかく、日本の皆さんによい姿を見せようと一生懸命に準備をしているところです。

――韓国のソロコンサートとは、どんな違いがあるでしょうか?

レオ:大きな違いは、韓国では観客の皆さんが椅子に座っていましたが、日本ではほとんどがスタンディングだということです。だから、もっとファンの皆さんとの距離が近くて、一緒に楽しめるコンサートになるのではないかと思います。そして、ステージの形状も違うので、韓国のステージとはイメージも違ってくると思います。

――日本のために特別に準備したことは?

レオ:その部分は未だに悩んでいるところなんです。どんなものを入れたらいいのかと。セットリストが大きく変わることはないですが、日本のファンの皆さんのために新しい姿をお見せすることができるのではないかなと思います。

――日本語のコメントなども用意していますか?

レオ:(日本語で)日本語はずっと勉強しているんですけど、日本の皆さんにちゃんと届くかな~(笑)。

――韓国のソロコンサートにはラビさん、「Cover Girl」でフィーチャリングをしたLEさん、ミュージカルで共演したオク・ジュヒョンさんも応援に駆けつけていましたが、出演に当たってはどんなお話をされましたか?

レオ:ラビは僕が一番緊張して心配していた初日に来てくれました。ラビも韓国でソロコンサートを経験したので、僕が緊張しているのを知っていても知らないような感じで自然に接してくれました。今考えると、それが実はとても大きな力になっていたような気がします。LEは何かを話すというよりも、きちんと舞台を輝かせてくれました。そして、ジュヒョン姉さんは僕の健康を気遣ってくれましたね。
 

「これはコンサートのときに欠かせない曲になると言われて…」

――1stミニアルバム 「Canvas」は7曲すべて作詞をされて、うち5曲は作曲もされた渾身のアルバムですが、全曲について制作秘話やリスニングポイント、曲への想いなどをお聞かせください。

レオ:「Touch & Sketch」は、外部からいただいた曲に僕が歌詞をつけた曲ですが、曲と歌詞がとてもマッチした完成度の高いタイトル曲になったと思います。

「Cover Girl」は、僕が雑誌の撮影をしたり、雑誌を見たりしながら感じたことを書いた曲です。雑誌の表紙を飾るモデルを素材に歌詞を書いてみるのはどうかと思って作った曲です。

「Free Tempo」は、男女間の駆け引きを曲にしてみたくて、雰囲気がありながらもアコースティックで、ダンス曲じゃなくてもリズムに身体が乗る、そんな曲を作りたくて作りました。

「Give me something」も、トラックをもらって僕が歌詞をつけたのですが、これでいいのかなと試行錯誤しながら書いたところ、会社の音楽作業チームの人たちから「これはコンサートのときに欠かせない曲になる」と言われました。そのとおりにコンサートに不可欠な、華のある曲に仕上がったと思います。

「Nowaday」は、バラードやR&Bが好きなファンが多いので、そんなファンのために書いた曲です。僕は曲や歌詞を書くときは、自分で経験したり、本を読んだり、なにかを見たりしたことの中からインスピレーションを得て作業するほうです。本を読み終えた後にその男女がどうなっただろうと想像しながら書いた曲も多いですね。僕の立場ではなく、その人の立場になってそうじゃないかと考えながら書いた曲もあるのですが、この曲もそんな雰囲気で出来た曲です。

「Gesture」も、男女の愛の始まりの駆け引きの瞬間を書いた曲です。そういう瞬間って、人を揺り動かす力があるように感じるので、それを素材にモダンロックの曲を書きたくて作った曲です。

「Dream」は、夢があるから今の僕があり、夢があるからこそ10年後、20年後の自分がいるという考えで書いた曲です。夢を失ったり、夢とは違う方向に進んだ人、そして僕を愛してくれるすべての人のヒーリングになればいいと思って歌詞を書きました。

――男女の駆け引きについては、ドラマや映画とかを参考にしたのですか?

レオ:日本のドラマをたくさん見ています。「家族ノカタチ」とか、山下智久さんと石原さとみさんの「5→9~私に恋したお坊さん~」とかからインスピレーションを得ました。
 

「デビューした頃よりも、ファンとリラックスして接することができるようになりました」

――韓国ではタイトル曲の「Touch & Sketch」で音楽活動をして、「THE SHOW」で1位を獲得しましたね。1位になったとき、とても驚いているようでしたが……。

レオ:まったく想像してなかったわけではなく、考えないようにすることもできなかったのですが、とにかく心を空にしていました。なぜなら1位候補になったのに、1位になれなかったら正直言って悔しい気持ちもあるじゃないですか。アルバムを出せたこと事体が僕にとって大きな力になって、ファンの愛を感じる格別なアルバムだったので、後悔を残したくなかったんです。でも1位になったことで改めてファンの大きな愛を感じて、幸せを感じました。

――「THE SHOW」のビハインドの動画を見たら、事前収録のときにファンと楽しそうに会話している姿が印象的でした。

レオ:デビューの時よりも、ファンの皆さんとリラックスして接することができるようになりました。性格もオープンになりましたし。でも、どうしたら僕の気持ちをうまく伝えることができるのか、どんな話をしたら僕の気持ちがちゃんと伝わるだろうかと考えてみると、伝えきれていないようで難しいです。それでも、ファンのみなさんは僕の性格や気持ちをよくわかってくれているみたいで、それがとてもありがたいです。

――今回のソロ活動について、ご両親からは何か言葉はありましたか?

レオ:(ここからは、ほぼ日本語で回答)両親は僕のことを一番信じて応援してくれるので、とても喜んでくれました。僕もそんな両親の気持ちがわかっているから幸せでした。母はいつも僕に「信じてる。愛してる。会いたい」と言いますね。父は男だから「お疲れ」くらいで、言葉は少ないですが、心の中で応援してくれている感じです。

――レオさんといえば、素晴らしいビジュアルを「両親がいいDNAを与えてくれたおかげ」と言っていますが、そんなDNAを与えてくださったご両親はどんな方でしょうか?

レオ:僕のお母さんは本当に美人です。お父さんもかっこいいですが、僕はどちらかというとお母さんに似ていると思います。
 

「僕はVIXXのメンバーと一緒にいて、遊んでいるときが一番幸せなんです」

――今回のソロ活動をしてみて知った、自分の新たな一面はありますか?

レオ:僕も「ひとりでできるんだな~」いうことです(笑)。ミュージカルも、バラエティ番組も、コンサートも「全部、ひとりでも何とか頑張ってやりきれたなあ」という自信がつきました(笑)。

――バラエティ番組といえば「ビデオスター」に出演しましたが、バラエティ出演が本当に恥ずかしそうでした。どんな気持ちで収録していましたか?

レオ:恥ずかしかったですが、僕の好きなお姉さんたちがたくさん出ていた番組だったので、少し気楽でした。僕はパク・ソヒョンお姉さんや、パク・キョンリムお姉さんがとても好きなんです。その時はパク・ソヒョンお姉さんが一緒だったので、僕が何をしてもうまくフォローしてくれると思って、リラックスできました。

――人を笑わせるのが苦手とのことですが、お笑いを見るのはどうですか? バラエティ番組を見ることは?

レオ:う~ん。たまには見ますが、そんなには見ないですね。それよりも僕は日本のアニメーションをずっとつけっぱなしにしたりしています。お笑いよりは、そっちのほうが好きだし、心が落ち着きます。

――ソロコンサートに向けて日本語を勉強中ですが、最近覚えた日本語で印象的な言葉は?

レオ:韓国語と表現が違う言葉があるのが面白いです。例えば、韓国語で「バリノルダ(足が広い)」という言葉がありますが、日本語では「顔が広い」と言うそうで、そういうのがとても不思議で面白いなと思います。

――VIXXのコンサートの控室と、ソロコンサートの控室の雰囲気は全然ちがうと思いますが、ソロコンサートでは控室でどんなことをしていますか? ライブの前に必ず行うことや、ジングスのようなものはありますか?

レオ:ひとりのときは、ただ黙って考え事をしているときが多いです。ライブの前にすることは香水をつけます。甘くて爽やかな香りですが、なんの香水か名前は秘密です(笑)。緊張したときにいい香りをかぐと、穏やかな気持ちになるからです。

――今回はVIXXのリリース時期と重なって、今回メンバーと一緒に来日しましたが、久しぶりにメンバーと一緒にいて感じたことは?

レオ:幸せです。やっぱり1人はちょっと寂しいので。僕はVIXXのメンバーと一緒にいて、遊んでいるときが一番幸せなんです。ソロ活動をしてみて、余計に強くそう感じるようになりました。
 

「7~8年生活を共にしてきたメンバーとの友情なのではないかな…」

――ところで「Canvas」では芸術家的な雰囲気のレオさんの魅力が爆発していますが、一方では絵地獄と呼ばれるほどの迷画伯ぶりが有名ですね。

レオ:はい、そうですね(笑)

――そのギャップがたまらないというファンも多いですが、今までに描いた絵で、メンバーやファンから反響が大きかったものは?

レオ:たくさんあって1つを挙げるのが難しいですが、「週刊アイドル」という番組で僕が描いた絵をメンバーが当てるゲームをした回があったのですが、それが一番面白かったと思います。うまくは描けなかったのですが、表現力がいいからメンバーもほとんど当ててくれました(笑)。

――エンさんを黒い丸で表現した絵が傑作でした。そしてそれを当てるメンバーもすごかったです。

レオ:ファンも不思議がっていましたね。でも、不思議に思いながらも「なんかわかる~」って反応もあって。一番笑えたのはティラノサウルスでした。メンバーが当てたときに、ファンのみなさんが「なんでこの絵で当てることが出来るのか」って思ったみたいですが、当てたメンバーも不思議がっていたくらい(笑)。でも、それが7~8年生活を共にしてきたメンバーとの友情なのではないかと思います。

――ホットボディと言われるほど抜群なスタイルをお持ちですが、最近好きなファッションは?

レオ:僕はファッションにも気を使うほうです。そして、気を使うことも好きで、普段から気を付けています。どこに行く時にどういう服装をするかが重要だと思っていて、神経を使わなくてはいけないときはより使いますし、普段もそれなりに気を使っています。だから、その時の場や気分でファッションも変わります。今回のコンサートの衣装にも注目してください。

――最後に、読者やライブを見に来てくれるファンにメッセージをお願いします。

レオ:いつも待っていてくださって、本当にありがとうございます。皆さんのために歌いますので、もう少し待っていてください。応援よろしくお願いいたします!!

ライター:安部裕子 / 撮影:前手秀紀

■公演情報
「LEO 1ST SOLO CONCERT [CANVAS] IN JAPAN」
<日時・会場>
○東京公演
日時:2018年10月5日(金)18:00開場 / 19:00開演
会場:Zepp Tokyo

○大阪公演
日時:2018年10月6日(土)17:30開場 / 18:30開演
会場:Zeppなんば大阪

<チケット料金>
1階スタンディング:9,800円(税込)
2階指定席:9,800円(税込)
※3歳以上チケット必要、3歳未満入場不可となります。
※只今チケット一般発売中!
※チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス(e+)、楽天チケットにて

◆レオと会えるMeet&Greet!
○東京公演(10/5)開演前
対象:東京公演チケット購入者
内容:レオとの2ショットチェキ撮影会

○大阪公演(10/6)開演前
対象:大阪公演チケット購入者
内容:レオとの2ショットチェキ撮影会

<対象者>※各公演共通
ファンクラブ先行購入者:各12名様
モバイル先行購入者:各5名様
楽天チケット独占先行購入者:各3名様
一般販売購入者:各5名様
※詳細は日本公式サイトをご確認ください。

主催:Jellyfish Entertainment Japan株式会社
企画・制作:Jellyfish Entertainment Japan株式会社 / 株式会社インタラクティブメディアミックス
協力:株式会社THE STAR JAPAN
運営:【東京】キョードー横浜【大阪】キョードーグループ

■関連サイト
VIXX Official FANCLUB「STARLIGHT JAPAN」:http://lovevixx.com/

記者 : Kstyle編集部