「ライフ・オン・マーズ」チョン・ギョンホ“撮影現場が本当に面白くてInstagramにNG集の動画をアップしました”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

韓国のOCNで放送された捜査ドラマ「ライフ・オン・マーズ(原題)」がCS放送局・衛星劇場にて、9月18日(火)より日本初放送!

このドラマは英国BBCの名作「時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ」をリメイクした作品。2018年からソウルオリンピックで賑わう1988年にタイムスリップした頭脳派刑事が、容疑者を逮捕するために孤軍奮闘する捜査劇。

今作で未来からやってきた頭脳派刑事を熱演したチョン・ギョンホにインタビュー! ドラマの撮影エピソードや見どころについてたっぷり語ってくれた。

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――衛星劇場にてドラマ「ライフ・オン・マーズ」が9月18日より日本初放送されます。今作が日本で放送される感想について教えてください。

チョン・ギョンホ:「ライフ・オン・マーズ」が日本で放送されるということで、すごく光栄に思っています。共演者一同、本当に一生懸命、撮影を頑張りましたし、韓国でたくさんの方々に愛された作品なので、日本の皆さんにも愛していただけると嬉しいですね。

――「ライフ・オン・マーズ」はどんなドラマですか?

チョン・ギョンホ:「ライフ・オン・マーズ」はタイトル通り、火星で暮らすかのように(同じ韓国内でも年代とは異なるため別の惑星のように感じるという意味)、僕が演じる、2018年に生きる刑事が30年前にタイムスリップするのですが、“30年前にどんな出来事を経験し、タイムスリップすることになったのか?”という内容が描かれているドラマです。そして、さまざまな事件の真相を紐解いていきながら、30年前にタイムスリップしたこと自体が、夢なのか現実なのか混乱に陥る姿を描いたファンタジードラマですね。

――今作への出演のきっかけ、決めた理由は?

チョン・ギョンホ:日本でも放送されたと思うのですが、以前「ハートレスシティ 無情都市」という作品に出演したんです。その監督さんが今作と同じイ・ジョンヒョ監督だったんですよ。今作のオファーをいただいた時、当時の楽しかった記憶が蘇り、もう一度イ・ジョンヒョ監督と撮影をしたいと思い、今作への出演を決めました。

――チョン・ギョンホさんが演じるハン・テジュはどんな人物ですか?

チョン・ギョンホ:ハン・テジュは科学捜査班に所属する頭脳派刑事なのですが、原則主義であまり感情がない人物ですね。ある事件を受け持つことになるのですが、その事件に関連した事故に巻き込まれて銃で撃たれ、30年前にタイムスリップするんです。そこで1988年の刑事たちに出会い、事件に隠された謎を紐解いていくようになる役柄ですね。

――原理原則を重んじる性格の頭脳派刑事ハン・テジュ役を演じるにあたり、特別に準備されたことなどはありますか?

チョン・ギョンホ:う~ん……。特別に準備したことはないですね。原作があるドラマですし、韓国版の脚本を書いた作家のイ・デイルさんがすごく丁寧に台本を書いてくださったので、私は台本を忠実に再現しようと一生懸命頑張りました。


「ハン・テジュとの共通点?彼は笑わないですが、僕はよく笑います!」

――「ライフ・オン・マーズ」は、ハン・テジュ刑事が連続殺人犯を追跡中、事故に遭遇し、30年前の1988年に戻って繰り広げられる物語ですが、役柄を演じながら、大変だったことや難しかった点はありますか?

チョン・ギョンホ:今作だけでなく、ドラマの撮影はいつも大変ですね。ただ今回は、すごく暑い日が続く中での撮影だったので、僕だけではなくスタッフの皆さんも暑さのせいでかなり苦労していました。

――笑うこともせず常に真剣な表情で捜査するハン・テジュ刑事役を演じながら、見た目やしぐさなどの外見や内面に気を使った部分はありますか?

チョン・ギョンホ:う~ん……。外見は、どうしようかなぁと考えた末、現代のハン・テジュは前髪を上げて、過去(88年)でのハン・テジュは前髪を下ろすヘアスタイルにしました。それから16話分の撮影を行いながら、ハン・テジュが変化していく姿を表現しないといけないなと思いました。ですので、これでもかってくらい冷たい表情を作るようにしていましたね。

――イギリスのBBCのドラマのリメイク作ですが、原作はご覧になりましたか? また演じるにあたり参考にした人物はいますか?

チョン・ギョンホ:はい、観ました。でも韓国版の「ライフ・オン・マーズ」は、韓国ならではの“情”が詰まっていて、人と人との関係が重点的に描かれているんですよ。イギリス版とは情緒的な部分がかなり異なるため、役作りをする上で参考にしたりはしなかったですね。

――第1話から激しいアクションシーンを披露されていますが、チョン・ギョンホさんが一番苦労されたアクションシーンは何ですか?

チョン・ギョンホ:苦労したのは……、たくさん走ったことですね。今作の序盤は、とにかくたくさん走ったんですよ。釜山(プサン)の全域を走ったと言っても過言じゃないくらい、走ったことしか思い浮かばないですね。

――劇中のハン・テジュとチョン・ギョンホさんの共通点と相違点について教えてください。

チョン・ギョンホ:ハン・テジュと自分の共通点はないですね。相違点は……全部です(笑)。だから、似ている点はないと思います。

――ハン・テジュは無表情が多かったと思うのですが、チョン・ギョンホさんもあまり笑わないタイプですか?

チョン・ギョンホ:あ~! ハン・テジュは笑わないですが、僕はよく笑います! それから、ハン・テジュは少し心が病んでるんですが、僕は病んでませんからね(笑)。もし彼と共通点が多かったら、大変なことになっちゃいますよ……。彼は少し可哀相な人物ですね。


「面白くてインスタにNG集の動画をアップしました(笑)」

――頭脳派刑事ハン・テジュと肉体派刑事カン・ドンチョル、相反するキャラクターの“魔性のブロマンス”で視聴者に好評を得ましたがパク・ソンウンさんとの初共演の感想を教えてください。

チョン・ギョンホ:“もっと早く出会いたかった!”と悔しく思ったぐらい、今回、パク・ソンウンさんと出会えて本当に光栄でした。ソンウンさんはとても気配り上手な方なので、素敵な兄貴分がまた1人増えたようで個人的に最高の気分ですね! 今作は、僕とソンウンさんとの共演シーンがとても多かったのですが、正反対の性格を持つテジュとドンチョル、僕たち2人のシーンが韓国の視聴者の皆さんにすごく好評だったので、僕とソンウンさんとの演技は相性抜群だったと思います。

――撮影現場では、捜査チームの皆さんとのアドリブ演技も完璧にこなされたそうですが記憶に残る面白いエピソードなどはありますか?

チョン・ギョンホ:エピソードはたくさんありすぎて……。本当に、全部面白かったんですよ。だからつい最近、皆さんにも観ていただきたくてInstagramにNG集の動画をアップしたんです。動画をご覧いただくと分かるのですが、いつも笑いの絶えない撮影現場でしたね。

――どんなアドリブだったんですか?

チョン・ギョンホ:僕自身はアドリブができるような役柄ではなかったので、ただじっと笑わないように耐えてましたね。イ・ヨンギ刑事役を演じた、デファン兄さん(オ・デファン)は台本にほぼセリフがなかったんですよ。だからデファン兄さんのシーンは、ほとんどアドリブだと思ってください。

――メイキング映像でチョン・ギョンホさんが可愛い声や手で小さなハートを作ったりしてパク・ソンウンさんに愛嬌を披露されていましたが、撮影現場でのムードメーカーはチョン・ギョンホさんでしたか?

チョン・ギョンホ:いいえ。僕は反対に笑わせてもらっている立場でしたね。デファン兄さんとソンウン兄さんとアソン(ユン・ナヨン役のコ・アソンさん)は本当に面白いんですよ。だから、いつも撮影現場は楽しい雰囲気でしたね。

――お気に入りの名場面はありますか?

チョン・ギョンホ:第8話のエンディング部分の父親が亡くなるシーンですね。今作は、過去を変えることができない物語なんです。そのシーンは演出もカメラワークもすごく良かったので、お気に入りの場面ですね。

――それでは、お気に入りの名セリフは?

チョン・ギョンホ:う~ん……。第16話でのセリフなのですが……。意識を失っている状態の僕を、現実へと呼び戻そうとするアン課長という人物が登場するんです。彼に対して、“あなたが誰なのかは僕にとって重要なことではない。僕は今、自分の目に映ることだけを信じる”と言いながら、仲間たちを助けに行く場面があるんです。そのセリフが一番、記憶に残っていますね。


「タイムスリップするとしたら未来には行ってみたいですが…」

――舞台になるのは1988年のソウルオリンピックの年です。チョン・ギョンホさんは当時5歳くらいだと思いますが、当時の記憶はありますか?

チョン・ギョンホ:覚えてないです……。覚えてるのは“鉄の輪の少年(※)”くらいですね。ハン・テジュと同様、僕も30年前、5歳だったんですが……。正直、当時の記憶はほとんどないですね。

※鉄の輪の少年:88年ソウル五輪の開会式で鉄の輪を転がすパフォーマンスをした少年(ユン・テウンさん)のこと。

――もし、チョン・ギョンホさんが1988年のソウルオリンピックが開催された時代に戻られたとしたら何をしたいですか?

チョン・ギョンホ:江南(カンナム)の土地を買おうかなと思います(笑)。

※政府主導の住宅地・オフィス用地開発対策により、90年代頃からソウルのビジネス中心地となった地区。

――父親のことを大好きだった幼い頃の自分と出会い、話をするシーンはとても印象深かったのですが、もしチョン・ギョンホさんが幼い頃の自分と出会えたとしたら何を話したいですか?

チョン・ギョンホ:う~ん……よく分からないですが、ただ、“元気に過ごして、つらくても耐えろ”って言うと思います(笑)。でも僕は、タイムスリップするとしたら未来には行ってみたいですが、過去の大変だった出来事を、もう一度経験するのは嫌なので、過去には行きたくないですね。過去に行ったとしても、やりたいことは江南の土地を買うことだけです(笑)。

――2018年で生きている自分がこん睡状態だと知り、幻覚や幻聴が聞こえる被写体のいないチョン・ギョンホさんの想像しながらの一人演技に感銘を受けました。驚き、悲しみ、空しいなど複合的な感情を現わす眼差し演技をたくさん披露してくださいましたが、今作で、チョン・ギョンホさんがハン・テジュ役を演じながら一番力を入れた部分は何ですか?

チョン・ギョンホ:そのシーンは、初めから演技をする上で一番力を入れていた部分ですね。現在と過去、そして夢なのか現実なのか混乱する部分は、どう表現すべきかと一番悩み、イ・ジョンヒョ監督とも話し合いを重ねたんですよ。それから、カメラワークやCG、照明などに助けられた部分もあると思います。だから、現実だけど夢のように感じられるように、さまざまな努力をしました。

――俳優たちの名演技で多くの視聴者の皆さんに愛され、高視聴率を記録した今作の魅力について教えてください。

チョン・ギョンホ:肉体派刑事のカン・ドンチョル役を演じたパク・ソンウンさんと僕のブロマンスが、面白いです! そこは、原作であるイギリス版とは少し異っている部分なので、“今作ならでは”ですね。それから、今作には韓国的な情緒がたくさん描かれているんです。この2点に重点を置いてご覧いただくと、今作の魅力を感じられると思います!


「日本に行ったら、絶対! 生ビールは飲みます」

――オフの日は、どのように過ごされていますか?

チョン・ギョンホ:ご存じの方もいらっしゃると思うんですが、僕は犬を2匹飼ってるんですよ。犬たちと過ごしていると1日があっという間に終わっちゃいますね。それを楽しみに過ごしてます。

――日本にもたくさんのファンがいらっしゃいますが、日本に行ってやってみたいことですか?

チョン・ギョンホ:ビールを飲まなきゃ!(笑) 日本に行ったら、絶対! 生ビールは飲みますね。それから、うな重が好きなので、名古屋に行った時はひつまぶしを食べます! 温泉にも行ってみたいですね。温泉大好きなんですが、値段が高すぎますよ~! どうしてあんなに高いんですか?

――では今後、行ってみたい場所はありますか?

チョン・ギョンホ:日本はお隣の国なので、今まで何度も行ったことがあるんですよ。だから、ほとんどの場所には行ったんじゃないかな? でも沖縄には随分前に行ったきりなので、また行ってみたいですね。最近は日本に行けてないですね。暑い中、わざわざ韓国まで来てインタビューせずに、日本に呼んでくださればよかったのに……(笑)。

――日本の好きなドラマや俳優さんなどいますか?

チョン・ギョンホ:「誰も知らない」や「三度目の殺人」など、是枝裕和監督の作品が大好きなんです。つい最近公開された「万引き家族」はまだ観れてないんですが……。好きな俳優さんは渡辺謙さんです。

――さまざまなジャンルのドラマで、多彩な姿を披露してくださっていますが、今後、挑戦してみたい役柄はありますか?

チョン・ギョンホ:まだ、挑戦したことのない役柄がたくさんあるので……。いつか悪役もやってみたいですし、時代劇にも挑戦してみたいですね。

――デビュー16年目になりますが、チョン・ギョンホさんが目指す俳優像は?

チョン・ギョンホ:平凡じゃない特別な俳優っていうのかな? 似たような役柄ばかりじゃなく、いろんな人物を演じきれるようになりたいですね。そうなれるようにたくさん努力をしていますし、さまざまな役柄を演じられたら、これからもずっと役者として生きていけるのではないかなと……。自分の中だけにある独特な何かを見つけることが重要だと思います。
それから、皆さんに親近感を感じてもらえるような、ご覧になる方々に共感や感動を与えてあげられるような……、特別な表現方法を持つ役者になりたいですね。

――今後の活動計画について、教えてください。

チョン・ギョンホ:まだ次回作は決まってないんですよ。今はとりあえずゆっくり休もうと思います。僕もまだ「ライフ・オン・マーズ」を観れていないので、ドラマを観ながら過ごしたいと思います。

■放送情報
「ライフ・オン・マーズ(原題)」
CS放送局・衛星劇場にて、9月18日(火)より日本初放送!
毎週(火)午後8:30~11:00 (2話連続放送)
再放送 翌週(日)午前11:00~午後1:30 (2話連続放送)

2018年/OCN/全16話
演出:イ・ジョンヒョ
脚本:イ・デイル
出演:チョン・ギョンホ、パク・ソンウン、コ・アソン、オ・デファン、ノ・ジョンヒョン

記者 : Kstyle編集部