日本ドラマ「Mother」韓国版、メインポスター公開…温かく悲しい母性愛

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写真=tvN「Mother」
「Mother」のメインポスター2種が公開された。

3日、tvN新水木ドラマ「Mother」(脚本:チョン・ソギョン、演出:キム・チョルギュ)側は、イ・ボヨン&ホ・ユルの親子ポスターと団体ポスターを同時公開した。

「Mother」は母になるには冷たい先生と母から捨てられた8歳の女の子が、本当の親子になるために描く悲しいヒューマンラブストーリー。東京ドラマアワード4冠王など、作品性と話題性が検証された上質ドラマとして取り上げられる同名の日本ドラマを原作にする。

初めて公開されたポスターの中のイ・ボヨン(スジン役)はホ・ユル(ヘナ役)をギュッと抱きしめており、視線を引きつけている。まるでホ・ユルを絶対逃さないと言っているかのように温かく抱きしめているイ・ボヨンと、そんなイ・ボヨンに頼ったまま深い眠りに落ちたようなホ・ユルの姿から実際の母と娘のような安定感が感じられる。

そしてイ・ボヨンの目に妙な悲しみが宿っており、関心を高める。二人の姿の上から滴る水滴は、温かくも切ない雰囲気を引き立てる。さらに「先生のことを、お母さんと呼べる?」というキャッチコピーがイ・ボヨンが“本当の母親”ではないことを気付かせている中、果たして彼女たち“偽の親子”の間に何が起きたのか、注目を集める。

写真=tvN「Mother」
これと共に4人の団体ポスターにはイ・ボヨン、ホ・ユル、イ・へヨン(ヨンシン役)、コ・ソンヒ(ジャヨン役)のすれ違う母性愛がそのまま表れている。真ん中にいるイ・ボヨンがホ・ユルの手を強く握っており、まるで絶対離れられない親子のようだ。しかし、正面を見つめたままイ・ボヨンの腕を掴んでいるイ・へヨンがイ・ボヨンの母親で、ホ・ユルが不安そうに見上げているコ・ソンヒがホ・ユルの母だ。4人は掴んだ腕と眼差しで緊密に繋がっている姿だ。

また、フレームの外に出ているイ・へヨンとコ・ソンヒの姿から、4人の間だけに流れる妙な緊張感が伝わっている。そのため、本当の親子と偽の親子が混在する、事情ありの母性愛で深い共感を引き出す「Mother」に対する期待が高まっている。

「Mother」制作陣は「2人ポスターでは、イ・ボヨンの本当の母になるための決心を、4人ポスターにはイ・ボヨン、ホ・ユル、イ・へヨン、コ・ソンヒの関係をワンカットで見せるために努力した」とし、「それぞれ異なる事情を持つ多様な母性愛が描かれる『Mother』を楽しみにしていただきたい」と伝えた。

「Mother」は「刑務所のルールブック」後番組として韓国で1月24日午後9時30分から放送が始まる。

記者 : パク・グィイム