コン・ユ、ドラマ「トッケビ」場面写真公開…独特の雰囲気で見る人を虜に

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写真提供=ファ&ダムピクチャーズ
俳優コン・ユが独歩的なオーラを見せつけた。

tvN10周年特別企画金土ドラマ「トッケビ」(脚本:キム・ウンスク、演出:イ・ウンボク) は、不滅の人生を終わらせるために人間の花嫁が必要な鬼、彼と奇妙な同居を始めた記憶喪失にかかった死神、そのような彼らの前に「鬼の花嫁」と主張する少女が現れて展開していく神秘的なロマン説話。コン・ユは「トッケビ」で、不滅の時間を生きている神秘的だが悲しい鬼キム・シン役で熱演を繰り繰り広げる予定だ。

これに関連し、コン・ユが神秘的な雰囲気の門の前に立っている意味深な姿が公開され、関心を集めている。コン・ユは塀のツルと生い茂る木の葉で覆われた妙な雰囲気の門の前で振り返ったり、ポケットに手を入れたままうつろに門の方を見つめている姿が捉えられた。神秘的な門を挟んで運命を思い通りにするコン・ユの普通とは思えない特別な一面が好奇心を高めさせる。

コン・ユのカリスマ性のある鬼の場面は、先月22日全羅北道(チョルラブクト) 高唱(コチャン) で撮影が行われた。この日撮影でコン・ユは、バーガンディーカラーの上下と独特なスタイルのカーディガンを着て現場に登場した。コン・ユは、鬼のキャラクターと良く似合う風になびくウェーブヘアスタイルと、ファッショナブルな衣装で特有の男性美を思いっきり見せつけ、見る人々の視線を固定させた。

特にコン・ユは、鬼キム・シンに変身するために台本を細かく分析し、衣装や小道具まで細かく気を遣いながら心血を注いでいる。今まで見たこともない空前絶後の「トッケビ」キム・シンになろうとオールインしているコン・ユが、どんな演技の変身を披露するのか注目されている。

また、先日13日に公開された「トッケビ」の予告映像でコン・ユは、特有の独歩的なカリスマ性を炸裂させ、オンラインを一気に圧倒した。「火を消せ、彼がやってくる」という文とともに、風に揺られながら消えていくロウソクの灯りが現れた。徐々に消えて行く炎がまた燃え始め、顔を隠したコン・ユが登場し、二つの目を光らせながら「怒った神に会うことになるだろう」とやや低めに口ずさんだ。

制作会社側は「コン・ユが引き受けた鬼キム・シン役は、運命なのか呪いなのか分からない自身の意志とは関係なく不滅の人生を送らなければならない難しい感情状態の人物」だとし「ドラマで見たことのない新しいキャラクター“鬼のキム・シン”を完全に映し出すコン・ユの演技の変身ぶりを見守ってほしい」と述べた。「THE K2」の後番組で12月2日から韓国でオンエア。

記者 : ヒョン・ジミン、翻訳 : 前田康代