キム・セロン「Red Velvetのイェリ姉さん、I.O.Iのチェ・ユジョン姉さんは私の彼女です(笑)」
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「魔女宝鑑」で魔女のソリに変身した女優キム・セロン。いつまでも「アジョシ」のソミと「私の少女」のドヒのままで、守ってあげなければならない小さな子供を想像した。しかし、スタッフ全員に何度も深々と挨拶しながら登場した彼女は予想を超えていた。話を交わすほど気楽な笑顔になり、伝えたいことを次々に話していくところを見ると子供のようだが、家で長女として感じる責任感を打ち明けるところを見ると大人のようだ。いつも成長しているキム・セロンと成熟したおしゃべりをしてみた。
―JTBC「魔女宝鑑」の淡く夢幻的な雰囲気が良く似合っています。キム・セロン:ありがとうございます。ドラマでヨニとソリの一人二役を担当することになりました。ヨニは17歳の少女で、生まれてすぐに呪いを受けて捨てられて、寂しく暮らします。でも、いつも明るくて堂々としています。そんなヨニが時間が経って、呪いを解こうともがく魔女のソリになります。ファンタジー的な要素のある作品なので妙な雰囲気があります。
―二つの役の中でどちらが自分自身と似ていると思いますか?
キム・セロン:ヨニです。ソリは自分の性格や秘密をいつも隠しています。一言で言ってベールに包まれたキャラクターです。一方でヨニは寂しい時間に打ち勝つために努力する明るいキャラクターです。私もとても明るい性格なので似ています。年齢も同じなのでより役に入りやすいと思います。
―誰かの若い頃の役や子供の役ではなく、初の成人演技への挑戦ですが。
キム・セロン:そうですね。しかし、成人役だからといって特に変わったことはありません。もう少し成熟した雰囲気で演技するだけです。ヨニからソリに変わる部分は子役から成人になるようにがらりと変わるわけではありません。大げさにやると、視聴者たちが私の演技に乖離感を感じる可能性もありますから。ヨニは学校での姿を、ソリは仕事での姿をイメージしながらなるべく自然に演技しました。
―初めての時代劇でもありますが、難しい部分はありませんか?
キム・セロン:ドキドキしました。初めての時代劇ですが、本格的な時代劇ではなくフィクション時代劇だったので負担は軽いほうでした。口調が現代語とあまり変わらなかったし、他の未熟な部分は共演する俳優たちがカバーしてくださいました。本当に良かったと思っています。
―相手役のユン・シユンさんとのケミ(ケミストリー、相手との相性)が楽しみです。出会った感想はどうでしたか?
キム・セロン:始める前にシユン兄さんが相手の俳優に対して気配り上手だと聞いたことがありました。本当に噂通りでした! 細かいこと一つ一つまで気を配ってくれて、センスもあります。また、現場の雰囲気をいつも楽しくしてくれます。台本の練習をする時はリードしてくれます。私の演技もさらに完成度を高められたと思います。
―年の差が14歳もあります。会話する時に、年の差を感じたことはありませんか?
キム・セロン:小さい時から大人の方と仕事をしてきたせいか、年の差に対する抵抗感や先入観はないほうです。シユン兄さんは若く生きるので、年の差を感じたことは本当にありません。
―ユン・シユンさんがKBS「1泊2日」のレギュラーメンバーになりました。普段から“ドング”(ユン・シユンの本名)と同じですか?
キム・セロン:はい。田舎の青年みたいな。純真な感じ、分かりますよね? ドング兄さんそのものです。
―ユン・シユンから“モーニング・エンジェル”を頼まれればやりますか?
キム・セロン:もちろんです。ドング兄さんが呼んでくだされば行きますとも。シユン兄さんとだいぶ仲良くなりました。しっかり起こせると思います。
―肌が本当にキレイです。一体どんな化粧品を使っているんですか?
キム・セロン:撮影する時にメイクをたくさんするので、普段はお化粧をほとんどしません。でも出かける時にすっぴんで出たらマナーがないじゃないですか? トーンアップクリームやリップくらいはつけています。色々なアイテムを使っていましたが、ビューティーブランドのモデルをして、肌のトーンをピンク色に変えてくれるトーンアップクリームを使ってみたら、刺激が全くありませんでした。妹たちのほうが私よりよく塗っています。
―自分だけの肌の秘訣はありますか?
キム・セロン:水を本当にたくさん飲みます。1日に500mlの水を8本も飲んだこともあります。乾燥した場所では肌だけではなく、体の中も乾くじゃないですか。習慣のように水を飲みます。休みの時間があればとにかくクレンジングをします。最近デトックス効果のあるクレンザーを使っていますが、洗顔すると本当に気分がすっきりします。それから水分クリームをパックのようにたっぷり塗ります。しっとりした肌を維持するのが一番重要です。
―淡い表情より笑顔がキレイです。MBC「ショー 音楽中心」のMCの時もよく笑っていましたが、実際のキム・セロンとのシンクロ率は?
キム・セロン:実は「ショー 音楽中心」のMCをする時は普段より落ち着いているほうですけど(笑) 普段はそれより数倍はハツラツとして陽気なほうです。私の姿を100%そのままお見せしたら、「ショー 音楽中心」側が困るかもしれません。しょうもないことまで全部言っちゃいそうです。
―Red Velvetのイェリと親友として有名ですが、どうやって親しくなったんですか?
キム・セロン:イェリ姉さんは他の歌手の友だちを通じて知り合いになりましたが、年が近いので、話がよく合います。今は時間があるたびに会っています。恋人みたいです。ほぼ毎日連絡しているし、お姉さんにハートの絵文字を送っていると、周りから彼氏はいないのかと聞かれます(笑) お姉さんも周りから同じようなことを言われるそうです。二人とも彼氏はいません。
―I.O.Iのチェ・ユジョンさんは?
キム・セロン:ユジョン姉さんは私と同じ事務所なんですが、ウェブドラマ「TO BE CONTINUED」で共演して親しくなりました。同じ練習生だったから。Mnet「プロデュース101」に出演する前からすごく仲良くしていました。この姉さんも私の彼女です。ハハ。
―チェ・ユジョンがやっとデビューしました。
キム・セロン:これまで姉さんが苦労しているところをたくさん見てきました。TOP11に入ってデビューすると聞いて、すごく嬉しかったです。やっとデビューをするんだと。ユジョン姉さんには本当に花道だけを歩いてほしいと思っています。
―女優キム・セロンとして、ぜひやりたい演技はありますか?
キム・セロン:演技の限界を決めておきたくはありません。できるときに様々な役をやってみたいですね。一番やりたいのはこれまで試したことのないアクション物です。ロマンがあります。また、元々性格が明るいので、ラブコメディも。上手にできる自信があります。
―それでは17歳のキム・セロンが一番やりたいことは何ですか?
キム・セロン:ベスト・ドライバーになることです。もちろん今は未成年なのでできませんが、長いバケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことのリスト)の一つというか。免許を取得できる年齢になれば、すぐに試験を受けます。すごく運転がしたいです。楽しそうです。
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エディタ:キム・ドゥリ、インタビュー:キム・セミ、フォトグラファー:イ・ギョンジン、ビハインド・フォトグラファー:アン・ソンフ、スタイリスト:パク・イェジ、ヘア:イ・ミニ(STYLE FLOOR)、メイク:チョヒ(STYLE FLOOR)
記者 : @star1