エディ・キム「To:Block B ジコ&チョン・ジュニョン&Beenzino&ユン・ジョンシン」

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写真=MYSTIC

ロマンチックな歌で男性からは憎まれ、女性からは歓迎された歌手エディ・キム。彼が大胆な変身を試みた。新曲「八堂ダム」がまさにそれだ。この曲のおかげでエディ・キムは男性ファンが増えたと言いながら明るく笑った。

先月2日、エディ・キムに会った。1月26日に発売した新曲「八堂ダム」が反響を呼び、彼も満面の笑みを浮かべていた。率直な音楽の話から親友であるBlock Bのジコとチョン・ジュニョンに向けた恨みまで、彼は様々な話を率直に語ってくれた。

―まず新曲「八堂ダム」の自慢話から聞いてみましょうか?

エディ・キム:これまで僕がやったことのない音楽スタイルであることは確かです。ジャンルにこだわらない方ですが、これまで発表した楽曲はロマンチックなメロディが多かったじゃないですか。実はこの曲は3年前に作っておいたものですが、社長であるユン・ジョンシンさんがデモバージョンを聴いて出そうとおっしゃいました。昨年11月頃に発表するつもりだったのですが、やっと発売することになりました。それでも満足しています。たくさんの方に好んでいただいているからです。

―ラップのフィーチャリングがBeenzinoです。一緒にやりたい人No.1でしたか?

エディ・キム:皆で話しました。ラッパーは誰にするか。そんな中、歌のトーンがBeenzinoとぴったりだったんです。彼が歌った「Aqua Man」と「八堂ダム」は雰囲気が似ています。「Aqua Man」が漁場管理(付き合ってもいないのに付き合っているかのような態度で周囲の異性を同時に管理すること)だったことに対し、僕はダムだからものすごく大きくなったわけです(笑) Beenzinoが快く応じてくれたおかげで良い歌が誕生しました。

写真=MYSTIC
―他のラッパーは考えませんでしたか?

エディ・キム:実は、ジコやPaloaltoなど、たくさんのラッパーを思い出しました。ところで、僕はBeenzinoの熱狂的なファンなんです。ファンとして作業した面もあります。思った通り、Beenzinoのラップを聞きながら感心せざるを得ませんでした。聞きながら、ただただ感心しました。ラップパートを二つのだけこなしてくれれば歌が完成する状況でしたが、ジェスチャーまで完璧でした。豆腐とキムチ、スパムとレトルトご飯のように僕の歌にBeenzinoのラップはパーフェクトでした。

―大胆な変身を遂げたジャンルで“麻薬を吸って作った”という話もあるほどです。

エディ・キム:希望通りです。やるときはきちんとやらなきゃならないので。曖昧なものよりは確かに「麻薬を吸った」という評価の方がいいです。実は、1年1ヶ月ぶりの新曲で、前のように甘い歌を待っていたファンのことを心配しましたが、がっかりしないで好きになってくれて予想外でした。僕の真心を分かってくれるファンにすごく感謝しています。


「ジコ&チョン・ジュニョンの暴露、今に見ていろ!」

写真=MYSTIC
―音楽配信の成績が良いのも話題ですが、何よりミュージックビデオが大反響を呼んでいます。

エディ・キム:「八堂ダム」はステージを披露する計画がなかったのでレトロ風のミュージックビデオを作ることにしました。ファンのためにです。本当は撮りたくありませんでした。こんなに壊れてしまったら、もう帰ってこられない川を渡るような気がして。こんなコンセプトが嫌いなわけではありませんが、それを演技しなければならないのが僕だということがとても辛かったです。映像が公開される直前まで反対しましたが、結局こうなりましたね(笑)

―そう言っても演技はとても自然でうまかったです。

エディ・キム:もともとそういう性格です。でも、歌手としてのイメージとは違うので、あえて公開する必要があったのかなと思いました。これは全部チョン・ジュニョンとジコのせいです。あの人たちがMBC「ラジオスター」に出演して僕の話をたくさんしたので、これまで築いてきたイメージと信頼が崩れ落ちました。

写真=「ラジオスター」放送画面キャプチャー
―「ラジオスター」で親友たちがエディ・キムは怠けてると暴露したでしょう?

エディ・キム:本当に悔しいです。ジコと作業しているのは昨年4月から準備しているプロジェクトですが、僕は怠けてもいいくらい暇です。だから日程を決めてくれれば僕が合わせると言いました。でも、ジコはとても忙しいでしょう。もう1年になりかけているコラボプロジェクトですが、これだと出せるか分かりませんね(笑)

―チョン・ジュニョンとのデュエットはどうですか?「ライブコネクション」を見たら結構息が合っていました。

エディ・キム:いいですね。Mnet「ライブコレクション」のとき作られた楽曲が発売されたらよかったのに。チョン・ジュニョンとサドン・アタック(オンラインゲーム)のことを考えながら作った曲は、完成したものを聴いたらとんでもないところに行ってしまいました(笑) 僕だけが持っています。前にチョン・ジュニョンの誕生日記念ファンミーティングのとき呼ばれて行ったら、この歌をしようと言われました。結局僕がステージでラップをしました。歌は1曲も歌わせませんでした。でも、楽しくラップをしました。


「信じてくださったユン・ジョンシン社長、ありがとうございます」

写真=MYSTIC
―今回の自作曲でさらに認めてもらっているようです。

エディ・キム:音楽配信の成績が良いので、さらに褒めていただいているんだと思います。これほどの反応は予想できなかったのですが、嬉しいです。さらに自信が持てます。成績が良くない時は「僕ってクラブのイメージが強かっただろうか」「整形しなきゃならないのか」と色々なことと考えてしまうので。良い流れに乗ったのでこれからも一生懸命音楽をするつもりです。

―ユン・ジョンシン社長も喜んでいるでしょう。

エディ・キム:喜んでいます。「八堂ダム」が出る前は「曲、作らなきゃ」とプレッシャーをかけられたんですが、「八堂ダム」をリリースして、反応が良いので「今まで通りにしなさい」と信頼してくれます。まだキム・イェリムより序列が上なのか分かりませんが、MYSTICで愛されています。

写真=MYSTIC
―今回の楽曲でどんな評価を受けたいですか?

エディ・キム:「ああ、ディ・キムは音楽に長けてるんだ」と言われたいです。「アコースティックな歌を上手に歌うね」ではなくて、「音楽そのものに長けてるんだ」「どんなジャンルでもこなせるんだ」という信頼です。信頼して聴けるエディ・キムだけの音楽を続けます。

―「八堂ダム」の後、続けてコラボプロジェクトを発売するそうですね。

エディ・キム:うまくできる音楽がしたいです。起承転結のある音楽がしたいです。プロジェクト音楽はもう少しユニークに作っても良いでしょう。事務所が「お前の夢を広げてみろ」と支援してくれるので、もっと楽しく作れます。次のプロジェクトにも期待してください。

記者 : パク・ソヨン