「プロミス ~氷上の女神たち~」クランクアップ!スエ&オ・ヨンソら、撮影終了の感想を明かす

OSEN |

写真=MEGABOX
韓国初で唯一の女性アイスホッケー国家代表チームの発足過程をもとに制作される映画「プロミス ~氷上の女神たち~」が3ヶ月の撮影を終え、14日クランクアップした。

「プロミス ~氷上の女神たち~」側は撮影終了のニュースとともに、現場で撮った俳優たちの写真とクランクアップの感想を伝えた。

写真には北朝鮮の女子アイスホッケー代表チームの元エースであるジウォン役のスエ、女子アイスホッケー代表チームの監督役のオ・ダルス、ショートトラックから追い出されアイスホッケー代表チームに合流した選手を演じるオ・ヨンソの撮影現場での姿が写っており、注目を浴びている。

また、代表チームの最年長でフィールドホッケー出身選手役のハ・ジェスク、アイスホッケー協会所属の社員だったが選手として合流したキム・スルギ、アイスホッケーよりも外見に興味のあるフィギュアスケート出身の選手キム・イェウォン、代表チームの末っ子であり、YMCAインラインホッケー同好会出身選手で、最年少国家代表を夢見るチン・ジヒまで。個性の強いキャラクターと、信頼できる卓越した演技力を持つ俳優たちが出演し、さらに期待を高めている「プロミス ~氷上の女神たち~」は、熾烈で熱い撮影をすべて終えた。

今までの撮影の過程を通じて築いた固いチームワークを確認するかのように和気藹々とした雰囲気の中で終わった撮影に、俳優たちはそれぞれ特別な感想を伝えた。スエは「スポーツ映画は初めてで、挑戦であり、経験してみたかった。肉体的には辛いことが多かったが、精神的に共演した俳優に助けられ、ありがたかった」と撮影の感想を伝えた。また「国際市場で逢いましょう」「暗殺」「ベテラン」などの作品を相次いでヒットさせ“1000万人突破映画の妖精”と言われるオ・ダルスは「10月初旬から3ヶ月の時間がどのように流れたのか分からないほど急速に過ぎていった。俳優、スタッフの方々ともにとても苦労し、特にスタッフの強靭な体力と精神力のお陰で俳優たちがスムーズに演じることができた」とスタッフに感謝の気持ちを伝え、視線を引きつけた。

そして「プロミス ~氷上の女神たち~」を通じてテレビだけでなく映画を通じて新しい魅力を披露するオ・ヨンソは「無事に怪我なく撮影が終わってよかったと思っている。最初は漠然としていて難しかった撮影が先輩の方々、友だち、後輩の方々と仲良くなり、楽しい撮影になった。まるで家族と別れる気分だ」と伝え、どの現場よりも温かかった同僚愛と雰囲気を振り返った。

格別な存在感で忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)が注目する俳優ハ・ジェソクもまた、3ヶ月間ひとつになっていた女子アイスホッケー代表チームとの別れについて「寒いリンクで3ヶ月以上撮影しながら、寒く、待ち時間も長く大変な撮影だったが、俳優同士とても仲良くなり、とても温かかった」と感謝の気持ちを伝えた。また、キム・スルギは「俳優同士とても楽しく撮影したが、最後の日はみんな寂しい気持ちがあり、別れたくないと思っている」と伝え、キム・イェウォンは「メンバー同士お互いに力になり励ましながら、本当にチームになったような気分を味わいながら撮影した。それだけに楽しみな温かい作品になると確信している」と、映画に対する強い自信を示した。

最年少のチン・ジヒもまた「終わって欲しくない現場だった。お互いの相性がとてもよく、楽しい撮影で、もう終わってしまうことが感慨深い」と述べた。最後に「プロミス ~氷上の女神たち~」をリードしてきたキム・ジョンヒョン監督は「今回の映画の主な舞台は寒いアイスリンクだったが、スタッフや俳優の方々のお陰で、いつにも増して熱くひとつになる現場を作ることができた」という感想を伝えながら、ポストプロダクション(撮影後の作業の総称)に対する覚悟を決めた。

「プロミス ~氷上の女神たち~」はポストプロダクションを経て韓国で2016年に公開される。

記者 : チョン・ユジン