“強制出国”エイミー、搭乗直前に残した言葉…「最後まで関心を寄せていただき感謝」

OSEN |

エイミーが出国命令処分を履行するためアメリカ行きの飛行機に乗った。最後まで自身に向けられたマスコミと大衆の関心には「厳しい叱咤がほとんどだが、こういう形ででも離れる日まで関心を寄せていただき感謝する」とのコメントを残した。

エイミーは30日の午後7時50分、アメリカ・ロサンゼルス行きの飛行機に乗って韓国を離れた。他の旅行客とは違い、法執行による強制出国であるだけに、仁川(インチョン)国際空港出入国管理所を訪れてからすぐ搬送車に乗り、その後7時過ぎまで準備された場所に滞在しながら行動に制約を受けた。

予定された放送インタビューはもちろん、かかってくる電話にさえ出られなかったエイミーは、結局7時過ぎになってようやく殺到する電話に出たり、残りの時間を利用して家族や知人と最後の別れの挨拶をした。予定された時間より出発が遅延した飛行機により、エイミーはこの日の午後8時近くまで最後の電話をしながら皆に別れの挨拶を伝えた。

この日、エイミーは飛行機に乗る直前の7時50分頃にOSENとの最後の電話で「とても複雑な気持ちだ。私はアメリカに行くが、家族や知人をはじめ、韓国にいらっしゃる皆さんが健康で幸せであることを祈る」とのメッセージを伝え「とても会いたく、懐かしくなると思う」と涙ぐんだ。

続いて「良い姿をお見せできず申し訳ない。にもかかわらず、最後まで関心を寄せていただいたことについては、応援であれ、叱咤であれ、そのすべてに感謝する気持ちだ。4年間とても辛かった。離れる日になってしまえば淡々とした気持ちになるかと思ったが、家族のことや自身の未来に対することで相変わらず複雑な気持ちだ」と胸の内を明かした。

エイミーはアメリカのロサンゼルスに滞在してから、その後中国に移動する計画だ。アメリカに知り合いがないだけに、家族と知人が訪問しやすい中国を最終目的地に選んだとエイミーは説明した。また、その後中国で機会があれば放送活動を再開したいとの目標もある。もちろん、現在これといった具体的な撮影が決まったことはない。

エイミーは「発言一つ一つに慎重になる。私が考えていた意図や方向とは全く異なるかたちで映されるたびに自責するようになった。言いたいことはいっぱいあるが、何かを話す時、より慎重になろうと努力する。中国での活動もそうだ。まだ中国語もできない上、確実に決まったことは何もない。ただ、そこで再び機会が与えられるのであれば、一生懸命に活動する姿を通じて、最後まで声援を送ってくださった方々に恩返ししたい」との気持ちを伝えた。

これに先立ちプロポフォールの投薬で2012年11月に懲役8ヶ月、執行猶予2年を言い渡されたエイミーは、2013年ソウル西部保護観察所で会ったクォン氏から4回にわたってゾルピデム85錠を貰い、15錠を服用した疑いで不拘束起訴され、昨年9月に裁判所から罰金500万ウォン(約50万円)、追徴金18060ウォン(約1900円)を言い渡された。

これに対しソウル出入国管理事務所はエイミーに出国命令処分を下し、これにエイミー側が出国命令処分執行停止申請を提起したが、一審と控訴審のいずれも棄却された。

記者 : パク・ヒョンミン