トップアイドルもフェイバリットに挙げるインディシーンのブライテスト・ホープ 女性シンガー「OOHYO」が日本鮮烈デビュー

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韓国インディカルチャーの発信地、弘大(ホンデ)。ここをベースに活躍し、“弘大の女神”と呼ばれる女性シンガーは多くいる。が、今回、ご紹介するOOHYO(ウヒョ)はそうした歌手とバックグラウンドを異にするシンガーソングライターだ。
韓国に生まれ、アメリカ合衆国で育ち、現在はロンドンに拠点を置く22歳。作詞作曲はもちろんのこと、アレンジ、アートワークに至るまで、全てを自身で手掛けるセルフ・プロデュース型で、デビューは2014年5月。初のEP『少女感性』は海外でも話題を集め、「The Needle Drop」、「Spectrum Culture」、「The Vibe Guide」(米国)、「Uminag」(独)といった音楽ポータルサイトが、本作をピックアップした。さらに韓国のトップアイドルの間でも評判となり、防弾少年団のリーダー、RAP MONSTERは「今、一緒に仕事をしたいアーティストはOOHYOさん」とコメント。さらにヘンリー(SUPER JUNIOR - M)、f(x)のクリスタルらも彼女の音楽にゾッコンで、お気に入りを表明している。

そんな彼女が今年10月に初のフル・アルバム『Adventure(アドベンチャー)』を発表し、韓国インディ・チャートの首位に2週連続ランクイン。新たなポップシーンの流れを創り出し、フレッシュな風を吹かせる才能として再度注目の的になっている。
「私にとって曲を書くことは、写真を撮るようなもの。その時々に感じたり、頭に浮かんだ一瞬をとらえて記録していくもの」と語るOOHYO。このアルバムも彼女の日常を捉えたセルフポートレートな作品集となり、瑞々しい感性がナチュラルに、時にアンニュイに表現されている。
「今回のアルバムは、20代になった私の記憶と感情を入れ込んだ作品です。誰かへの恋しさ、別れなければいけない残念な気持ち、不慣れなところで感じた淋しさ、やりたいことに対しての情熱、ずっと持っていたい楽しみ、信頼と経験を通じて得られること、etc……、すべてそれらは私にとっての『冒険(アドベンチャー)』。嬉しい瞬間、悲しい瞬間、色々なシーンと出逢いながらも、『人生』という冒険を私がどういう希望と想いで踏み越えて行きたいかーそれをテーマに本作を完成させました」
アレンジには、韓国エレクトロニカの雄、First AidやPhiltre、そしてヒップホップシーンで絶大なる人気を誇るPrimaryらが参加。OOHYOの個性を一層際立てている。
そして、その勢いのまま、11月18日に日本上陸。この作品をデジタル・リリースし、日本デビューを果たす。一度耳にすれば「こんな韓国音楽、未だ体験したことない」と驚くはず。つまり、この作品に触れることはリスナー、K-POPファンにとっても“冒険”となるのだ。

■リリース情報
OOHYO 1stフル・アルバム『Adventure(アドベンチャー)』
11月18日 iTunes Store、レコチョクほか各音楽配信サイトにてリリース
【収録曲】1. ICU 2. Goodbye 3. School Bus 4. K-Drama 5. Madrid 6. Seaside(Feat.The Quiett) 7. UTO 8. ENTS 9. Grace 10. Perhaps Maybe 11. Prayers of a Hedgehog

iTunes:https://itunes.apple.com/jp/artist/oohyo/id880098865
レコチョク:http://recochoku.jp/album/A1003013459/

記者 : Kstyle編集部