4Minute キム・ヒョナのファッションを徹底分析…スタイリストが語るスタイルのコツは?

TVREPORT |

「ヒョナ 私服」「ヒョナ アイメイク」「ヒョナ リップティント」「ヒョナ ヘアスタイル」まで。ファッション&ビューティー関連の検索ワードを総なめにしている“ホットガール”4Minuteのキム・ヒョナ。キム・ヒョナのスタイリングを担当しているスタイリストのチョン・ソルさんとともに、キム・ヒョナのファッションと簡単なスタイルのコツをチェックしてみた。

ーキム・ヒョナの今回のアルバムのスタイルは、何がポイントなんですか?

チョン・ソル:キム・ヒョナは常に新しいものを求める子です。今回のコンセプトはタイトル曲「イケてるから(Roll Deep)」に合わせて、ファッションセンスが優れていて流行を先取りする、言葉通り“イケてる”キム・ヒョナのスタイルを多様に見せようと決めました。「赤いです(Red)」の時は、セクシーさと女性らしい魅力を強調していたとしたら、今回は強いキャラクターなので、ファッションセンスが良くて、カッコよくて堂々とした感じがする必要がありました。けど、強く見えても大げさな感じではないんです。真似して着られるほどの感覚とファッションを届けようとしました。

ーステージ用の衣装は手作りですか?それとも既成品で私たちも買えますか?

チョン・ソル:作ったりもしますが、今回は既成品を主に使いました。私たちの周りで見られる強いお姉さんのような感じがコンセプトだったので、誰でも真似できるファッションを目指しました。ファーコートのように、一般人が着るには負担のあるコンセプトではなかったので、ほぼ既成品のブランドの洋服から衣装をスタイリングしています。

ーそれでも全体的にどこか共通するコンセプトがあると思いますが。

チョン・ソル:それはありますね。キュートだったり女性らしかったり、少し可愛い感じがするものは排除しました。イケてるお姉さんたちは、大胆なファッションを着こなしますよね。ただの白いTシャツでも、アクセサリーを大胆に合わせて地味な感じがしないようにします。今回、ミュージックビデオの予告映像で白いTシャツとショートパンツだけの衣装がありましたが、キム・ヒョナは大胆なアクセサリーを合わせてもよく似合います。そういう風にポイントを与えたりして、同じ洋服でもどこか人とは違うイメージを与えようとしました。

ー私たちはキム・ヒョナのようなプロポーションではないんです!Tシャツ1枚でも見事に着こなす方法は何ですか?

チョン・ソル:ハハハ。素材もよく見る必要があります。キム・ヒョナは特に素材に好き嫌いがあるほうではないのですが、スタイリングによって素材が変わってきます。例えばヒッピー系の感じにしようとするなら同じ白のTシャツでも、薄くて少し透けるような感じのルーズなTシャツですね。それにアクセサリーを合わせるんです。スポーティな感じなら、厚目のラウンドネックのTシャツを選んだほうがいいです。スポーティな感じのボクシーなTシャツを着るんです。その時その時に合わせて、どこにポイントを与えて、コンセプトを決めるかによって選ぶ素材が変わってきます。スポーティに着るべきなのに、薄くて伸びやすい素材だとその感じが活かせないので。キム・ヒョナはもともと多彩な洋服を着るのが好きです。

ーでは、白のTシャツを賢く選ぶ方法を教えてください。

チョン・ソル:白のTシャツはよく着るアイテムですよね。種類別に持っているほうがいいです。例えば黄色のTシャツは一枚くらいあれば、たまに着るものですからどんな黄色のTシャツでも構いません。けど、白のTシャツはラウンドネックとかVネックとか、種類別にその時その時の状況別に合わせるパンツやスカートによって変えるのが大切だと思います。一つだけを選んで、それだけを着るのではなく、色んなものを素材別、ネックライン別に備えておいて、その状況に合わせて活用することをお勧めします。

ーサイズも重要ですよね。どんなものを選びましょうか?

チョン・ソル:2000年代頭には完全にフィットしてタイトな感じが流行りましたが、今は完全にフィットしていたり、逆に完全にルーズでヒップホップ風のものだったりはあまり着ないようです。本人のサイズに合わせて少し余裕がある感じで、腰のラインは入っていないTシャツを選んだらクールに着こなせると思います。

ー私のような一般人がキム・ヒョナのようにスタイリングするためには何をどうすればいいでしょうか?

チョン・ソル:今回はチョーカーをメインアイテムとしています。すごく強いキャラクターを表現する時は、光沢のあるレザーパンツにネックレスを10個ほど重ねて、チョーカーを付ける時もあります。けど、今日のようにタイトなトップスにショートパンツを合わせた時は、チェーンの短いネックレスに長いネックレスを一つくらい重ねて、Tシャツを着る場合もチョーカーを合わせると少しキム・ヒョナ風な感じを活かせるのではないでしょうか。

ーでも、私の顔はキム・ヒョナとは違うんです~!

チョン・ソル:ハハハ。キム・ヒョナは実際何を着ても似合うプロポーションではありますね。本人も洋服が大好きです。「姉さん、こういう風に着るのはどう?」と先に提案してくるし、関心も多く、勉強もしています。私服のファッションについてもたくさん話し合います。最近何が流行っているのかにも興味があって、色々考えるほうです。「姉さん、秋はビーニーが可愛いの。他は何が可愛いか見に行こう」と言ったりもします。

ープロポーションが先ですか?それとも洋服が先ですか?

チョン・ソル:ファッションセンスが先なのではないでしょうか。ハハハ。キム・ヒョナレベルのファッションセンスでなくても、洋服に多く接していると合わせるセンスが出てくるので、わざわざキム・ヒョナと同じにしなくても、ネックレスを合わせるくらいは見事にこなせると思います。

記者 : カン・ヒョジン