新ドラマ「星になって光る」60年代の感性が光るレトロなポスターを公開

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写真=KBS
「星になって光る」の公式ポスター2枚が公開された。

KBS 2TVのテレビ小説「星になって光る」(脚本:ユ・ウンハ、チョ・ソヨン、演出:クォン・ゲホン)は25日、洗練された感性とともに60年代の風景をそのまま感じることができるレトロなポスターを公開して視線を引いている。

まず、主演俳優4人組のコ・ウォニ、イ・ハユル、ソ・ユナ、チャ・ドジンの姿を盛り込んだ4人のポスターは、ファッションを素材にしたドラマらしく、60年代に流行した広告ポスターや雑誌デザインに着眼して現代的な感性で紐解いた。美貌に可愛いファッション、明るくてポジティブな魅力のチョ・ポンヒのキャラクターを完成させたコ・ウォニは、ミシンの前に座ってメジャーを持ち、明るく微笑みを浮かべている。

また、イ・ハユルは整った容貌と聡明な頭脳を持つ多情多感さが魅力的の男性ユン・ジョンヒョン役に合ったスーツファッションを誇示し、ソ・ユナは美しいルックスと控え目さまで兼ね備えた上品な淑女ソ・モランに変身し、視線を引き付けている。最後に解放村(1945年の植民地解放後、海外から戻ってきた人や北の故郷に戻れなくなった人たちが定着した地域)の家主の息子アイ・ソンググ役のチャ・ドジンは、コ・ウォニのそばで強い男性美を放っている。

古びれた写真の雰囲気が漂う団体ポスターは、チョ・ボンヒの幼少の頃の解放村の風景をそっくりそのまま盛り込んでいる。自転車のハンドルを握ってたたずんでいるイム・ホを中心に、赤いバラの模様の派手なワンピースに日傘までマッチさせたチョ・ウンスク、スーツでお洒落な格好をしたユン・ジュサンとイ・ヨンギョンなどが視線を引く。また、序盤にドラマをリードしていく子役俳優キム・ユビン、チャン・スンハ、ラ・ユンチャン、チャン・ソヒはアイスクリームの箱の前に集まって、明るく笑ってハツラツとした雰囲気を漂わせている。

この中で最も視線を引き付けるのは、ポスターをより一層光らせる「星になって光る」のタイトルロゴだ。これは俳優チョ・ダルファンが、「星になって光る」の責任プロデューサーを務めるイ・ジンソCP(チーフプロデューサー)との義理を守るために直接デザインしたものだ。チョ・ダルファンは、イ・ジンソCPが演出を手がけた「天命」のタイトルロゴも手がけ、大きな話題を集めたことがある。

「星になって光る」は1960年代を舞台に、父親の死と一族の没落後に解放村に流れついたチョ・ボンヒが、人生の荒波をかき分けて韓国最高のファッションデザイナーとして成功する過程を描いたドラマで、青春真っ只中の若者たちの心温まる物語を通じて、喪失の時代であり情熱の時代であった1960年代ならではの粘り強い生命力と希望を描き出す。

大変な状況の中でも、解放村の隣人たちと血縁よりも強く熱い友情を分かち合いながら少しずつ立ち上がる姿を通じて、寂しく疲れた現代人に心温まる慰めと深い感動を提供する予定だ。また、熱くてドラマチックだったその時期のアナログ的な感性を刺激する小道具やファッションなどの多様な見どころを通じて、視聴者たちの好奇心を刺激することで期待を集めている。

従来のテレビ小説とは異なり、若い俳優が大勢キャスティングされて一層若くなった「星になって光る」は、「それでも青い日に」の後番組で31日に韓国で放送スタートする。

記者 : チャン・ヨンジュン