歌手BoAの曲「No.1」の作詞家が、著作者の確認訴訟で勝訴し、著作権料を受け取ることになった。

6日、最高裁判所2部(主審：イ・サンフン最高裁判官)は、「No.1」の作詞家キム・ヨンア氏がユニバーサルミュージックコリアを相手取った著作権確認訴訟で、原告一部勝訴の原審を確定したと伝えた。

裁判部はキム・ヨンア氏に著作権料4500万ウォン(約490万円)と精神的損害の慰謝料500万ウォン(約55万円)を支払うことを宣告した。

これに先立ちキム・ヨンア氏は2002年、SMエンターテインメント(SM)からBoAの2ndアルバムに収録される「No.1」の作詞の依頼を受け、200万ウォン(約22万円)を受け取った。その後、SMがユニバーサルミュージックと音楽著作権ライセンス契約を締結し、ユニバーサルミュージックは2003年に音楽著作権協会に作品を申告し、「No.1」の作詞家を原曲の作曲家のZiggy(ジギ)として登録した。

キム・ヨンア氏は2011年、韓国音楽著作権協会にユニバーサルミュージックに対する著作権使用料支払い保留を要請し、2012年に著作者確認訴訟を起こすことになった。