俳優・小林薫が「韓国で食べた料理の中でアグチム(アンコウの蒸し煮)が一番美味しかった」と伝えた。

8日午後、ソウル城東(ソンドン)区往十里(ワンシムニ)CGVでは映画「深夜食堂」(監督：松岡錠司)のメディア向け配給試写会が開催された。

「深夜食堂」で訳ありのマスター役を演じる小林薫は「仕事で韓国に来たのは初めてだが、これまで何回も来たことがある」と話を始めた。

小林薫は「ソウルで食べたものではなく、釜山(プサン)で食べたものだが、アンコウをコチュジャンベースで煮込んでもやしと一緒に食べたアグチムが印象深かった。すごく美味しかった」と伝えた。

アジア各国で愛されている人気漫画「深夜食堂」を原作とした映画「深夜食堂」は、深夜にしか営業しない東京のある飲食店を舞台にマスターと訳ありの客たちによる味にちなんだ人生を描いた作品だ。小林薫、オダギリジョーらが出演し、松岡錠司監督がメガホンをとった。韓国で18日に公開される。