「続・深夜食堂」韓国での公開を記念して小林薫がアプリ「V」に登場!キュートな指ハートに“視線集中”

OSEN |

写真=アプリ「V」放送画面キャプチャー
「深夜食堂」のマスターとして長らく愛されている小林薫が韓国を訪れた。

昨日(1日)、NAVERのライブ映像配信アプリ「V」を通じて生中継された「続・深夜食堂」(韓国で8日公開) の「V LIVE」には、小林薫が直接出演して映画について話した。

この日、小林薫は「続・深夜食堂」の鑑賞ポイントについて「マスターの私生活だ。松岡監督の演出で僕も驚いたが、もう一人のマスターがいるということで、お墓参りに行くシーンがある」と答えた。

続けて「人は亡くなっていく存在だが、そういう話がいきなり喪服の話で出てくる。お店を二代目に引き渡す親子の葛藤を描いたりとか、最後は老いていく人が人生に取り残した話をして、もう一度決着をつけたいという気持ちになり、最後に不義理の息子に会いに行くシーンがある。人は生きていると、いずれどこかで自分の死というものを迎えなければならないが、それをどういう形で迎えるかが、(映画の) 底辺で流れているテーマだと思う。だから前回にも増して『深夜食堂』のファンの方々に、楽しんで見ていただきたいなと思う」と付け加えた。

「深夜食堂」では、それぞれ訳ありのお客さんと共に、料理が非常に重要な要素だ。今回はどんな料理が一番記憶に残っているかという質問については「『深夜食堂』の料理というのは一品物と言うか、おつまみに出てきそうなものが1つずつ、テーマになっていた。しかし今回は、みんな主食のようなものになっている」と応えた。続けて「そういう意味でいうと、僕も若い頃よく食べたもので、余った材料をフライパンに投入してソースをぶっかければいいので、焼きうどんをよく作っていた」と語った。

韓国にも多くのファンを持っている「深夜食堂」。彼は韓国で人気がある理由について「これはまだ不思議なところがあって、わからない」とし「韓国人にとっても中国人にとっても、例えば癒やされたり、励まされたりするという、そういうドラマは普遍的だ。だが、日本的な居酒屋が舞台なので、馴染みやすいかと言われると、どうなのかなぁというクエスチョンがあったが、本当にたくさんの方に喜んでもらっているというのは、正直想像していなかったので、そんな流れになっているの? という思いが大きい」と、驚きと感謝の気持ちを伝えた。

特にファンはコメントで「マスター、かわいい」「痩せたようだ」と心配する声もあったが、小林薫は「年取っているから」と言って、茶目っ気たっぷりに笑った。

小林薫は「『深夜食堂』という空間では、人間関係がもう一度修復するというか、大げさに言えば、新たな旅立ちのように飯屋を出て行くことになる。大きなドラマではないが、身近な話でもあって、そのあたりがじーんと来るような作品に仕上がっていると思う」とし、指のハートを作りながら期待を頼んだ。

記者 : イ・ソダム