「純粋の時代」純粋・野望・堕落…強烈な3人の男がやって来る

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写真=CJエンターテインメント
映画「純粋の時代」が、シン・ハギュン、チャン・ヒョク、カン・ハヌルのキャラクターのポスターを公開した。

公開された「純粋の時代」のキャラクターポスターには、混乱の時代の中で、お互いに違う欲望と野望を追った3人の男のそれぞれ異なる魅力が盛り込まれている。

シン・ハギュンの強烈な目つきが際立つキム・ミンジェのキャラクターポスターは、朝鮮一の武将らしい剛直さとカリスマ性が加わっていて視線を釘付けにする。デビュー16年目に初めて時代劇に挑戦するシン・ハギュンは、命をかけて任務を遂行する冷徹な大将の姿を見せ、今まで見られなかった新しい姿で観客たちの好奇心を刺激する。

歴代の李芳遠(イ・バンウォン)の中で最も強烈な李芳遠に扮したチャン・ヒョクの妙な表情が際立つ李芳遠のキャラクターポスターは、王座につけなかった悲運の王子の胸の奥に秘めている野望が伺え、チャン・ヒョクが描き出す彼ならではの李芳遠に対する期待感を高める。血を流して朝鮮を開国したが、王になれなかった王子である李芳遠の万人を率いる帝王の品位と威厳がそのまま盛り込まれたキャラクターポスターは、ともすれば見慣れている人物である李芳遠をさらに多彩で魅力的に見せている。

最後にキム・ミンジェの息子であり、同時に王の婿という自由のない位置の中で、ただ快楽だけを追求するジンのキャラクターポスターでのカン・ハヌルは、どの作品でも披露したことのない卑劣でセクシーな眼差しで、今までとは全く異なる魅力を発散する。また、望んでもない王の婿の座につくようになったジンの歪んだ欲望を完璧に表現したカン・ハヌルの一風変わった変身が視線を引く。

鄭道傳(チョン・ドジョン)の娘婿で、戦場で外敵を封じ込めた権力の核心、全軍の総司令官将軍のキム・ミンジェと父・李成桂(イ・ソンゲ)を助けて血を流して朝鮮建国に努めたが、世子の冊封からも除外された悲運の王子・李芳遠、望まない王の婿の座に上がり、誰にもなれなかったジンに至るまで、各自のキャラクターを表現したコピーが加わり、劇中で展開される事件に対する好奇心を刺激する。

「純粋の時代」は朝鮮開国7年目、王座の主を巡る“王子の乱”で歴史に記録された1398年、野望の時代の真っ只中に歴史が隠そうとした血塗られた記録を盛り込んだ作品だ。韓国で3月に公開される予定だ。

記者 : イ・ウンジ