まだ終わらないイ・ビョンホン脅迫事件…検察側が本日(20日)控訴状を提出

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写真=マイデイリー DB
俳優イ・ビョンホンを脅迫した容疑でモデルのイ・ジヨンと元ガールズグループGLAMのダヒが実刑を言い渡された中、検察側が控訴状を提出した。

20日、ソウル中央地方裁判所によると、検察はこの日裁判所に控訴状を提出した。15日、イ・ジヨンとダヒが暴力行為など処罰に関する法律違反(恐喝)の容疑でそれぞれ懲役1年2ヶ月と1年を言い渡されて5日ぶりのことだ。

裁判所は宣告公判当時、イ・ビョンホンの態度に不満を抱き、偶発的に脅迫したというイ・ジヨンの主張に対し、「一方的な別れを告げられたことに侮蔑を感じて行った行動というより、金銭的な動機が優先する計画的な犯行だ」とし、有罪を認めた。

裁判所は「イ・ビョンホンは積極的にイ・ジヨンに会うことを求め、体の関係を求めるような猥褻な冗談を言うなど、好感を示した」とし、イ・ジヨンが“恋人”と誤解するような材料を提供した点を指摘しながらも「メッセンジャーでやりとりした会話の内容など、客観的な資料から見ると、被害者とイ・ジヨンは恋人関係には見えない。金銭的な目的で犯行を計画したと判断される」とし、実刑を宣告した。

“イ・ビョンホン脅迫事件”は、昨年8月にイ・ビョンホンがダヒとイ・ジヨンに50億ウォン(約5億4300万円)を渡さなければ猥褻な会話が盛り込まれた映像を流布するという脅迫を受けたことが報じられて始まった。イ・ビョンホン側は直ちに警察に通報し、警察はダヒとイ・ジヨンを逮捕、拘束した。

以後、公判が行われるにつれ、イ・ジヨンとダヒ、そしてイ・ビョンホン側は真実を巡って激しく対立してきた。その過程でイ・ビョンホンとイ・ジヨンがやりとりしたメッセージの内容が大衆に公開され、議論を起こした。事件の発生から6ヶ月後、被告人には実刑まで宣告されたが、事件は長引いている。

また、ダヒの属しているガールズグループGLAMは今回の事件により、解散となった。

記者 : チャン・ヨンジュン