「Grand Mint Festival」Sweet Sorrow&イ・ジョク&Bily Acoustie、GMFアワード受賞

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写真=Masterplan Production
音楽フェスティバル「Grand Mint Festival 2014」(以下「GMF」)の最後の公式日程であるGMFアワードが9日、弘大(ホンデ)KT&Gサンサンマダン(想像広場)ライブホールで行われた。

「最高のアーティスト(MVP)」「最高の公演」「最高の瞬間」「最高のルーキー」など計4部門で行われるGMFアワードは、毎年フェスティバルの終了後、観客の意見80%と参加スタッフたちの意見20%を反映した結果で選定される授賞式である。

MVPと言える「最高のアーティスト」部門にはNo Reply、Sweet Sorrow、イ・ジョク、ジョン・パクなどのアーティストが候補となった。受賞者としては単独コンサート並みの公演準備と共に「Hall Of Fame:ユ・ジェハ」ステージ完成の牽引役を務めたSweet Sorrowが選ばれた。

Sweet Sorrowが受賞のためにステージに立つと観客たちは歓声を上げ、これにリーダのイン・ホジンは「GMFに何度も参加しただけに、今年は特別な姿を見せるためにさらに努力したが、このように意味のある賞を受けることになって大変嬉しく、感謝する。来年はより素敵な公演で恩返しをする」と答えた。

「最高の公演」部門にはmate、イ・ソラ、イ・ジョク、ジョン・パクが候補となって激しい競争を繰り広げたが、GMFに特化した驚くべきセットリストで最多観客数を動員したイ・ジョクが、2009年に続いて再び受賞者として選ばれた。イ・ジョクは公演を通じて初めて披露したジョンインとのデュエット曲「Before Sunrise」で「GMF最高の瞬間」候補にまで名前を挙げ、アワード最多である3部門にノミネートされた。

「最高のルーキー」にはマイルドな声と新人らしくない洗練されたステージマナーを見せたシンガーソングライターのBily Acoustieが、Life And Time、Sam Ock、Phoneboothを抜いて受賞者となった。Bily Acoustieは「ずっと望んでいたGMFステージに立てただけでも嬉しかったのに、このように賞まで頂いた。一緒に参加してくれたファンたちとレーベルの家族、演奏者たちにも感謝の言葉を伝える」と謙遜な感想を明かした。

GMFの二日間で行われた数多くの公演中、もっとも印象的だった場面を選ぶ「GMF最高の瞬間」には、チョ・ギュチャンのアンコールステージにユ・ジェハ同門会出身の後輩アーティストたちがステージに上がって一緒に熱唱した「愛しているから」が選ばれた。フェスティバルでは珍しい合同ステージ、それも約30人のアーティストたちと観客が一緒に参加したこの公演は、心を打つ感動の瞬間だったという評価を受けた。

受賞者としてステージに上がったユ・ジェハ同門会の会長であるSweet Sorrowのキム・ヨンウは、「今でもユ・ジェハ先輩の音楽的な影響を受けた抜群の新人たちがたくさん登場している。彼らが今後、GMFの中心になれるように観客の皆様がリードしてほしい」という感想と共にお辞儀をして拍手を受けた。

10月18~19日の二日間、松坡(ソンパ)区芳夷洞(バンイドン)にあるオリンピック公園で行われた「Grand Mint Festival 2014」は、イ・ソラ、イ・ジョク、インコグニート(INCOGNITO)、mate、Sweet Sorrow、チョ・ギュチャン、No Reply、お姉さんの理髪館(オンニネイバルグァン)など、韓国と海外から参加した計59チームの華やかな公演とフリーマーケット、プレイゾーン、展示など多様な楽しみを用意し、約4万人の観客たちに今秋最高の思い出をプレゼントした。

記者 : チェ・ジイェ