「Grand Mint Festival」のろけ話から“即席馬ダンス”まで

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写真=Mint Paper

2日に渡って開催されたGMFのビハインドストーリー

Grand Mint Festival(以下、GMF)のもう一つの楽しみは、なかなか会う機会のない様々なミュージシャンに実際に会い、彼らの話を聞くことができることだ。普段から感性豊かな音楽を披露してくれているミュージシャンも、この日だけは率直な姿やトークを披露し観客と一つになった。10月20日と21日に渡って韓国で開かれた今年のGMFの様々なエピソードを紹介したい。

GMFの現場で起きた“愛と戦争”

音楽業界公式カップルのSweet Sorrow ソン・ジンファンとオ・ジウンは今回のGMFでは一緒になれない運命となった。あいにく20日は、Sweet Sorrowは8時40分からMint Breezeステージで、オ・ジウンは8時50分からLoving Forest Gardenでのステージとなった。これに対してソン・ジンファンは「主催側が意地悪なスケジュールを組んだ。公演にも行けず残念だ」と語り、独り身の観客に向かって「今日は皆さんと同じ気持ちだ」と話し、観客の羨ましさ混じりの揶揄を受けた。

10CM&ソラン、親友同士の冗談対決も見所

親友で知られる10CMとソランは、互いに中傷し合いながら大きな笑いを誘った。スタートは20日、Hall Of Fameで公演を行ったソランだった。10CMを狙って「何がそんなにすごいのか分からない」と直球を投げたのだ。これを聞いた10CMも翌日のLoving Forestでの公演中に10CMに対して「後進国型の公演だ」「作為的スタイルだ」と切り返した。また「Fine Thank You, And You?」を歌う前に観客にコーラスをさせた10CMは「ソランにはできないレベルだ」と話し、一歩も譲らない冗談対決を繰り広げた。

NELLがmonniに公開謝罪した理由は?

21日、NELLのイ・ジョンフンはPiaに言及し、「『TOPバンド2』で優勝した後、SNSでお祝いを伝えようかと思ったが、でしゃばったことかと思って言わなかった。この場を借りてお祝いしたい」と話した。また「Piaのシムジにお酒をおごる約束をしたのに、まだ果たしていない。この場にいらっしゃる方がPiaに伝えてほしい」と話して笑いを誘った。さらにNELLのキム・ジョンワンは「NELLのチョン・ジェウォンとお酒を飲んだ時、後で知ったが朝7時にmonniキム・シニに電話をかけていた。この場を借りて謝罪したい」と話し、もう一度観客を笑わせた。


GMFでも“江南スタイル”

PSY(サイ)の大ヒット曲「江南(カンナム)スタイル」の人気はGMFでも続いていた。21日にステージに立ったJoe Brooksは、公演を終えステージから降りる途中、即席で馬ダンスを披露し観客を熱狂させた。また、「韓国語ができなくて残念だ」と話しながらも登場する時に「アンニョン(こんにちは)」、曲が終わるたびに「カムサハムニダ(ありがとう)」「サランハムニダ(愛している)」などを叫び反響を得た。さらに、ステージの向こう側に設けられた大型の滑り台を見て「1時間後にあの大きな滑り台を滑る」と話すなど、現場の雰囲気を充分楽しんでいた。

遅刻はダメですよ!

笑えないハプニングもあった。初めてGMFのステージに立ったVerbal Jintが遅刻をしたのだ。当初、20日午後3時50分からMint Breezeステージに立つことになっていたVerbal Jintは午後4時になってステージに立った。Verbal Jintは慌てた様子で「本当に申し訳ございません」と観客に何度も謝罪し、続いて「早く一生懸命に公演をしなきゃ」と話してステージを披露。大きな歓声を受けた。

記者 : イ・ミナ