Mighty Mouth サンチュ、沈黙を保ち本日(8日)除隊…取材陣の質問にも“返答なし”

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Mighty Mouthのメンバーサンチュ(本名:イ・サンチョル)が多事多難した軍生活を終え、人々の視線を意識しながら除隊した。

サンチュは8日午前、江原道(カンウォンド)華川(ファチョン)にある15師団新兵教育隊で国防の義務を終えて除隊した。これに先立ち「静かに除隊する」と話したように公式な除隊式は行われず、取材陣の質問にも返答しないままその場を離れた。

サンチュが服務した15師団は民間人統制線の付近であるため、一般人の出入りが厳格に禁止されている。そのため、部隊を除隊する人は当日、軍が運営するシャトルバスを利用して外部に出ることができる。このシャトルバスが除隊する人のいる部隊に停車した後、外部のバス停で降ろしてくれる方式である。

この日、部隊のシャトルバスが出発する前、新兵教育隊のある関係者は取材陣に自身の車についてくればバス停へ案内すると話した。しかしサンチュは、軍関係者が言及したバス停には降りなかった。サンチュは部隊内のスンニ会館で降車し、シャトルバスの後を付いてきた所属事務所の車に乗り換えた。これにより、取材陣たちが混乱に陥る状況が発生した。

サンチュは所属事務所の車に乗る過程でカメラのフラッシュを浴びたが、質問に何も答えず沈黙を貫いた。

これと関連してサンチュの関係者はこの日、マイデイリーに「除隊過程で特恵はなかった」と伝えた。サンチュはソウルに戻って休息をとる予定だ。まだニューアルバムの発売及び活動計画は具体的に決定していない。活動前に自身の立場を明かす、公の場を準備するものと予想される。

2013年6月、SBSの番組「現場21」を通じてサンチュが服務中、風俗店に出入りをする姿が放送された。この番組が契機になり、国防部はマスコミと国民から非難を受けながら芸能兵士の服務実態に対して特別監査を行った。その結果、サンチュは10日間の営倉(罪を犯した軍人を収容する懲罰房)処分を受けた。

また、サンチュは入隊する前から訴えていた右肩と足首の負傷の痛みにより2013年10月、軍専門病院で2度の手術を受けた。これに対して特恵ではないかという疑惑があったが、国防部とサンチュは「適法な手続きに従った」と解明した。

記者 : チョン・ウォン、写真 : ユ・ジニョン