「最高の結婚」ノ・ミヌ“ようやく来た年下の彼氏役…嬉しい”

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写真=C STORY
俳優ノ・ミヌが全16話のドラマ「最高の結婚」で恋愛は好きだが結婚は重く感じる完璧なエリート記者パク・テヨン役を務め、お茶の間の女心を揺さぶる準備を終えた。ようやく年下の彼氏役を務めるようになったというノ・ミヌは、嬉しい気持ちを表した。

ノ・ミヌはソウル中(チュン)区太平路1街(テピョンロイルガ)のTV朝鮮社屋で「最高の結婚」(脚本:コ・ユニ、演出:オ・ジョンロク、制作:C STORY)のテスト撮影が行われた7月19日、制作会社とのインタビューを通じてキャラクターの紹介及び劇の序盤の観覧ポイントなど作品について語った。

劇中でノ・ミヌが演じるパク・テヨンは韓国屈指の財閥家の御曹司であり、アメリカのコロンビア大学経営学科で留学していた頃、勉強を辞め料理学校に入学してから新聞社に入社したスター記者だ。ノ・ミヌは自身が務めるパク・テヨン役について「一般の記者たちとは違って自由奔放であり、お金に不自由でやりたいことができない人生ではなく、豊かな生活をしている人物だ。アメリカの名門大学を辞退し、料理の記者として活動して父親には嫌われている息子だ」と紹介した。

今回の「最高の結婚」を通じて年上女性&年下男性のカップルを初めて演じるようになったノ・ミヌは「とてもやってみたかったし、機会があれば上手くできると思っていたが、ようやく年下の彼氏役を演じることになった」と嬉しそうな表情を見せた。また「相手役がパク・シヨンさんなのでより期待でき、幸せな撮影になりそうだ。役に溶け込むのも上手くできると思う」と自信を見せた。

他にも劇の序盤の衝撃的なシーンを予告してほしいとリクエストすると「パク・テヨンは第1話からとても挑発的でまた挑発的だ。年下なのに『キスしたいですか?』『キスします?』という言葉も躊躇わない。したいと思ったらしてしまう性格なので、第1話からとてもときめかせるシーンが多く登場すると思う」と伝えた。

特にノ・ミヌは「ノ・ミヌの猪突的な姿や(ドラマの流れを変える)ベッドシーンも期待していいだろう」とし「運動もケアも頑張っている。シヨン姉さんがいない時も姉さんのことをたくさん思って、どうすれば相性が良くなるだろうかと悩んでいる」と伝え、作品への期待を高めた。

最後にノ・ミヌは「相手役と相性抜群のパク・テヨンを一度演じてみせる。『私たちの未来はどうなるの?』という言葉にパク・テヨンがどのように反応し、対応するか一緒に考えて視聴してほしい。僕と同年代の男性たちが交際について曖昧に考えているところや、今までなかなか言えなかったところまで痛快に描くので、楽しみにして頂いていい。寂しい秋の夜を『最高の結婚』と一緒に過ごしてほしい」と伝え、ドラマへの期待を倍増させた。

TV朝鮮の全16話のドラマ「最高の結婚」は、自らの選択によって未婚の母になったヒロインを中心に4カップルの恋愛と結婚を描く作品であり、韓国で9月に第1話が放送される。映画「恋愛の目的」「肩越しの恋人」などのシナリオを手がけたコ・ユニ脚本家とドラマ「Happy Together」「ピアノ」「スタイル」などを手がけたオ・ジョンロクプロデューサーがタッグを組む作品だ。ノ・ミヌの他にもパク・シヨン、ペ・スビン、オム・ヒョンギョン、チョ・ウンジ、Girl's Dayのソジンらが出演を確定した。

以下はノ・ミヌとの一問一答である。

―TV朝鮮ドラマ「最高の結婚」にキャスティングされた感想は?

ノ・ミヌ:「最高の結婚」の台本を読んで、パク・テヨンというキャラクターを演じたくなった。案の定、台本読み合わせの時に僕の好きなペ・スビン兄さん、ドラマ「マイダス」でお会いしたスタッフがたくさんいらっしゃった。「フルハウスTAKE2」の時の方もいて、その方々と一緒に撮影をすると思うと嬉しかった。

―ペ・スビンさんとはもともと知り合いなのか?

ノ・ミヌ:スビン兄さんが美味しい物も買ってくれるし、そんな仲だ。作品を一緒にするのは今回が初めてだ。僕が完全に新人役者だった頃から思いやってくださった兄さんなので、こうやって会えるなんて感慨深い。

―今回務めるパク・テヨン役について紹介してほしい。

ノ・ミヌ:パク・テヨンの職業は記者だ。一般の記者とは違って、自由奔放で父がものすごい資産家であるためにお金に困るとか、やりたいことができない人生は送ったことのないキャラクターだ。アメリカの名門大学も自ら辞退し、料理への愛情があって父に嫌われている息子でもある。

―「最高の結婚」を通じてどのような新しい魅力を披露する予定なのか?

ノ・ミヌ:年上女性と年下男性のカップルが最近話題だが、年下の男性に設定されたキャラクターを今回初めて演じることになった。とてもやってみたかったし、もし機会があれば上手くできそうと思っていたが、そんな中でパク・テヨンというキャラクターに出会った。また相手役がパク・シヨン姉さんなのでとてもドキドキしているし、幸せな撮影になりそうだ。何よりも役に集中して溶け込めそうだ。

―“第1、2話の視聴率の法則”のように、視聴者の脳裏に刻まれそうに強烈な第1話と第2話のシーンを予告するなら?

ノ・ミヌ:パク・テヨンは第1話からとても猪突的で挑発的だ。年下なのにチャ・ギヨン(パク・シヨン)に「キスしたいですか?」「キスします?」などの言葉も躊躇わないし、したいと思うとしてしまう性格だ。第1話からとてもときめくシーンが多い。僕だけがときめくのかな?(笑) 第1話を見たら、ノ・ミヌの新しい猪突的な姿とベッドシーンを見ることができる。

―ドラマの流れを変えそうなベッドシーンなのか?

ノ・ミヌ:そうだ。重要なシーンだ。

―パク・テヨンはコロンビア大学経営学科を辞退し、料理学校に通った人物と設定されているが、普段から料理に関心が多かったか?

ノ・ミヌ:ドラマ「パスタ ~恋が出来るまで~」以来、料理を見る目が変わった。昔はパスタの麺を作るために水に浸すのも面倒くさかったし、難しかった。1ヶ月半ほど続けたら、朝起きてバナナジュースを作って飲むのも当たり前のような生活になるほど料理と親しくなった。今は家ですき焼きや焼きそばもよく作って食べる。

―今回の「最高の結婚」のために新しく準備しているのは?

ノ・ミヌ:台本読み合わせの時に監督が「もっと悪くなってもよさそうだ」とおっしゃった。僕は口調が優しい方だとよく言われるが、もう優しく感じられないように「高校時代の僕の性格を出せばいいのかな?」と思った。もともと勝負への執念があって、それを表に出す性格だったけれど、そうすると友達が疲れるので性格を変えていた。外見や性格、口調をもう一つの僕の姿を引き出して自由に演じたらいいと思う。

―第1話でチャ・ギヨンがパク・テヨンに「付き合おう」と告白するシーンがあるが、淡白な恋愛を女性が先に提案することについてどう思うか。

ノ・ミヌ:ほとんどは男性からアプローチするほうが多い。なので、こんな設定を新鮮に感じた。チャ・ギヨンの告白を聞くテヨンとして、クールに女性が近付いてきて「軽く付き合ってみる?」と言うと軽く交際してみるのもいいと思う。最近の人たちは恋愛ではないけれどただの友達でもない微妙な関係で、どの関係なのか整理できないまま会い続けることもある。確実な正解はないというのを「最高の結婚」でよく描いている。僕も「僕達は付き合っているのか?キスをしたら、付き合うことになるのか?」というところをリアルに演じたい。視聴者が見たら共感できるコードがかなり多い。

―実際に女性が先に告白することについての考えは?

ノ・ミヌ:心さえ通じ合っていたら構わない。プロポーズも女性から先にできるものだと思う。

―女性視聴者が惚れそうなシーンが多いと聞いたが、楽しみにしていいか?

ノ・ミヌ:楽しみにしてほしい。運動も頑張っているし…運動をなぜするんだろう。ハハハ。ケアにも気を使っている。またどうすれば相性抜群の共演ができるのか悩んでいる。シヨン姉さんがいない時もシヨン姉さんのことをたくさん思っている。

―「最高の結婚」に臨む覚悟は?

ノ・ミヌ:一緒に仕事がしたかった監督の作品に出演することになったので、できるだけたくさん学び、先輩に教わって相性抜群の共演を届けるパク・テヨンを作り上げたい。各話ごとに「最高の結婚」を見てときめくような要素を一生懸命に表現してみたい。寂しい秋の夜を「最高の結婚」と一緒に過ごしてほしい。

―パク・テヨンの立場から、「最高の結婚」の序盤の観覧ポイントを挙げるなら?

ノ・ミヌ:男性が女性をいかに愛しているとしても、いざ“結婚”の話が出るとどんな男でもまずは「うん?」と反応する。「そう、結婚しよう」とは言えないだろう。そんな状況がパク・テヨンにも来る。その時にテヨンがどう反応するか、どう対応するかを面白くご覧になるのではないかと思う。

―「最高の結婚」予備視聴者の方々に挨拶を一言

ノ・ミヌ:「最高の結婚」はこれまで言えなかった点や歯がゆい部分を痛快に描く台詞がかなり多い。今の僕と同年代の男性が男女関係や交際において感じる部分にストレートに触れているので、期待して頂きたい。

記者 : ファン・ジヨン