放送終了「Dis is INFINITE」…侮辱さえも魅力的な“唯一無二のアイドル”

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写真=Mnet「Dis is INFINITE」スクリーンショット
カル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)、カリスマ性、運動神経……数多くの魅力の中でINFINITEは“DISS(侮辱、蔑みを意味するdisrespectの略語で、他の人を見下したり、攻撃するヒップホップ文化の一つ)”というユニークなコードを選んだ。素晴らしい戦略なのか、それとも無理な戦略なのか。半信半疑の中で放送は始まり、INFINITE(ソンギュ、ソンヨル、ウヒョン、ドンウ、エル、ホヤ、ソンジョン)はINFINITEだけの色で魅力をアピールした。ファンはもっと深く、他の視聴者は新しくINFINITEに魅了された。

韓国で27日に放送されたMnet「Dis is INFINITE」第8話では、放送終了を迎えて旅行に旅立ったINFINITEメンバーたちの姿が描かれた。メンバーたちが着いた宿にはコリアナの「手をつないで」が流れた。メンバーたちはさらに親しくなったお互いの気持ちを感じるために特殊手袋を着用し、旅行の間手をつないだまま過ごすことにした。メンバーたちは食事、昼寝、スパなどでDISSによる疲れを癒した。

何の気なしに“ヒーリングツアー”を楽しむメンバーたちに制作陣は「今日が最後の収録だ」と言った。ホヤは「今朝美容室に着き、トイレで涙をぬぐった」と冗談を言った。するとソンギュは「僕は昨日よく眠れなかった」と話した。ウヒョンは「カレンダーの日付にマルをし、一番悲しい日と書いた」と答えた。

続いて8週間の放送を振り返る「退社クイズ」が行われた。先に正解を言ったメンバーから順番に退社できる。メンバーたちは「きめ細かくモニタリングをしてきた。どんな問題でも当てられる」と自信を見せた。先に問題を当てたウヒョンは「残っているメンバーたちは自身の問題をまったく知らない」とからかった。

ソンギュは「ソンヨルには歌の練習をして欲しい。ドンウはいつもしっかりしていてほしい」と指摘した。エルは「残っているホヤとソンジョンが問題を当てることができるか心配だ」と答えた。また、ソンヨルが自身を侮辱したという話を聞いて「ソンヨル、お前こそうまくやれよ」と言い返し、笑いを誘った。

すべての撮影を終えたソンジョンは「『Dis is INFINITE』のおかげでピンクゾンビという愛称ができた。ファンともっと親しくなることができた」と話した。エルは「僕は得たものが何もない。むしろ失ったものが多い。AV、汚さ、黒い服によって意外だ、精神病者などと言われた。神秘主義を守りたかった」と残念な気持ちを表現した。

ホヤは「撮影する時はすごくプレッシャーを感じたけど、放送を見ながら『ホヤはホヤだ、番組を生かせるんだな』と思った」と自画自賛し、笑いを誘った。ドンウもホヤに劣らない自信を見せた。ホヤは「僕の変わった面を見た。抜けたところもあるけど、他人をケアする面があった」と話した。

一方、ソンヨルは「友達から連絡があった。お前そんな人だったのか、マナーのないやつだと言われた」と言った。ソンヨルは「Dis is INFINITE」で重い荷物を持っている女性を手伝わずに知らないふりをしたことがある。反省したソンヨルは、率先垂範するメンバーとして生まれ変わった。ウヒョンは「(DISSによって)鉄の心臓になった。生まれ変わった。どんなに辛いことがあっても乗り越えられる気がする」と話した。

メンバーたちは「退社クイズ」と共に「Dis is INFINITE」から永遠に退社することになった。他のアイドルなら涙を流しながら放送終了を残念がるだろうが、INFINITEは嬉しい様子を見せた。また、最後までDISSと自画自賛を繰り返し、「さすがINFINITE」という感嘆を誘った。DISSを新しい魅力ポイントにした、“あまりにも異なる”アイドルINFINITE。7人のメンバーがこれからまたどんな姿でファンに魅力をアピールするのか楽しみである。

記者 : キム・カヨン