「抱きしめたい~ロマンスが必要~」キム・ソヨン&ソンジュン、辛いから愛である

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「抱きしめたい~ロマンスが必要~」スクリーンショット
彼女がついに自分の感情を認めた。長い間否定していた恋心に気づき、好きな人がいなくなった時には涙を流しながら悲しんだ。「抱きしめたい~ロマンスが必要~」のキム・ソヨンの話だ。

26日に韓国で放送されたtvNドラマ「抱きしめたい~ロマンスが必要~」(脚本:チョン・ヒョンジョン、演出:チャン・ヨンウ)では、ジュワン(ソンジュン)に対する気持ちに気づいたシン・ジュヨン(キム・ソヨン)の姿が描かれた。

シン・ジュヨンは幼い頃からジュワンの面倒を見てきた。シン・ジュヨンの母が、裕福な家庭の息子であるジュワンのベビーシッターとして働いていたのだ。当時から大人になった今までシン・ジュヨンに対する恋心を抱いていたジュワンは、彼女のことを忘れることができず、再び彼女の元を訪れた。

シン・ジュヨンはそんな彼を面倒に思った。貧しかった過去を思い出したくもなかった。そんな彼女が、変わった。

一緒に過ごしていたジュワンがいざいなくなると、ジュヨンは寂しい感情を隠すことができなかった。家のあちこちに彼の痕跡が残っているような気がした。ある日、シン・ジュヨンは近くの公園で偶然ジュワンに会った。彼女は「私、本当におかしくなったわ。何度も現れる」と苦しみ、ジュワンが「元気だった?」と聞くと「消えてほしい。独り言は言いたくない。狂った女のように見えるから」と答えた。

するとジュワンは「僕と同じ状態だよね? 目が覚めても、どこに行っても思い出したり、こうやって偶然に会っても夢じゃないかと思ったり。でもそんな状態であるのが自然だよ。僕たちは今、悲しむしかない。好きな人と別れたから」と淡々と話した。シン・ジュヨンは「私は違う」と一蹴したが、ジュワンは「僕は会いたかった」と率直に打ち明けた。

シン・ジュヨンは典型的な内柔外剛型キャラクターだ。涙を流しながら彼のことを恋しがっていたにもかかわらず、実際彼に会うと「私は違う」と言うばかりだ。しかし彼女の行動と眼差しは異なる話をしている。これまで否定してきた自身の感情を見つめるようになったシン・ジュヨン。彼女がどんな選択をするか、ジュワンと視聴者は一緒に息を凝らしながら見守るだけだ。

「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は、女性なら誰でも共感できるリアルかつ率直な恋愛ストーリーで大きな人気を博した「ロマンスが必要」のシーズン3だ。今シーズンではホームショッピング会社を舞台に恋愛と仕事、両方を手にするために奮闘する現代のアルファーガール(社会で大活躍する女性)たちの友情と恋愛を描く。

記者 : キム・プルリップ