女優オ・ヨンソが今年初めに話題となった俳優イ・ジャンウとの熱愛報道で大変な時期を過ごしたが、自分自身を振り返り成熟するきっかけになったと淡々と話した。

オ・ヨンソは23日午前、OSENとのインタビューで今年1月に浮上したイ・ジャンウとの熱愛に対し「すでにかなりの時間が経ったので再び言及することは相手俳優への礼儀がないと思う。こんな話をすることには慎重になる」と慎重な姿を見せた。

これに先立ち、MBC毎日ドラマ(月曜日から金曜日まで放送されるドラマ)「オ・ジャリョンが行く」で共演していたイ・ジャンウと一緒にいる写真が公開されて、熱愛が報道された。彼女は所属事務所を通じて熱愛を認めるような公式立場を発表したが、後で親しい先輩・後輩関係に過ぎないと立場を変更して、議論を巻き起こした。

特に、オ・ヨンソがMBCバラエティ番組「私たち結婚しました」シーズン4でMBLAQのイ・ジュンと仮想の結婚生活をしていたため、このような熱愛報道は番組の真実性を問う議論にまで発展した。結局オ・ヨンソはイ・ジュンと共に番組を降板した。オ・ヨンソの所属事務所はその後報道されたイ・ジャンウとの破局に対し、もう一度交際をしたことがないと改めて否定をした。

結果的にオ・ヨンソは、熱愛報道への不明確な立場表明により、しばらくの間気苦労を負うこととなった。昨年KBS 2TVドラマ「棚ぼたのあなた」で人気を得て10年間の無名生活を清算した彼女であるだけに、このような意図しなかった議論はファンも残念に思った。

オ・ヨンソは「最初は大変だったが、時間が経って考えてみると薬になったと思う。誰もがそうだろうが、厳しい出来事が成長するきっかけになった」と話した。続けて彼女は「女優として演技をして、作品活動をすることについて改めて感謝するきっかけになり、私のそばに良い人がたくさんいることが分かった」と厳しい時間を経験したことで成熟した姿を見せた。

彼女は「振り返ってみると、この2年間は夢のようだった。色んな出来事を通じて私が気を遣わなければならないことが多いという事実も知ったし、私がどうやって生きれば幸せになれるのかを考える時間にもなった。おかげさまでこれから大変なことが起きても落ち込まず、うまく乗り越えていく原動力ができた」と笑みを浮かべた。

オ・ヨンソは今月12日に韓国で放送を終了したMBC水木ドラマ「メディカルトップチーム」で医師チェ・アジンに扮し、明るくて愛らしい魅力をアピールした。彼女は安定した演技力でクォン・サンウと恋人を演じて好評を得たが、低視聴率という残念な結果となった。

オ・ヨンソは「ドラマはうまくいかなかったけど、失望はしていない。あまりにも素敵な先輩や後輩たちと演技をすることができて良い機会だった」と満足感を表した。オ・ヨンソは現在次回作を検討しており、近いうち新しい作品を通じて人々と会う計画だ。