Vol.2 ― チョン・ヒョンム&カン・ヨンソク&ソン・ジョングクなど…“バラエティ能力を開花させた異業種タレントたち”

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写真=マイデイリー DB

2004年に創刊したマイデイリーが今年で創刊9周年を迎えました。9周年を記念し、マイデイリーは自身の主な活動分野でない他の分野で優れた能力を発揮しているスター20名を選びました。新たな挑戦を恐れず、瞬く間に変化する時代に素早く対処する彼らのように、マイデイリーも読者の期待に応えられるメディアとして生まれ変わります。

◆チョン・ヒョンム

昨年9月、チョン・ヒョンムがKBSのアナウンサーからフリーアナウンサーになった時、彼がこれほど活躍すると予想した人は多くはなかっただろう。KBS 2TVバラエティ番組「ハッピートゥゲザー3」で、SHINeeの「Lucifer」ダンスを踊っていた頃の彼は“面白い”アナウンサーに過ぎなかった。しかし、チョン・ヒョンムは現在、地上波、ケーブル、総合編成にいたるまで、様々な放送局のバラエティ番組で活躍し、名実共に芸能人としての地位を固めた。彼は現在、総合編成チャンネルJTBC「HIDDEN SINGER」シーズン2、MBN「家族三国志」をはじめ、新たに始まる「K-POPスター3」、ケーブルチャンネルtvN「百万長者ゲームマイターン」に至るまで司会進行を務めている。また、MBC「私は一人で暮らす」、SBS「ワールドチャレンジ-私たちが行く」などのリアリティ番組にも出演し、日々忙しいスケジュールをこなしている。

◆カン・ヨンソク

弁護士のカン・ヨンソクは、政治家という肩書きよりもタレントという肩書きの方が相応しいだろう。ケーブルチャンネルtvN「カン・ヨンソクの香ばしい19」で“告訴王”のイメージで初めてテレビに足を踏み入れた彼は、JTBC「ソル戦」に出演し、世間が親しみやすいタレントとして生まれ変わった。「ソル戦」では政治はもちろん、時事、経済、エンターテインメントまで、多方面にわたる知識を披露してきた彼は、最近では司会進行の腕前が認められ、JTBC「子供がいるのが幸せ」のMCとしても活躍中である。

◆ホ・ジウン

ホ・ジウンは元々はライターだ。「フィルム2.0」や「GQ」などを含む各種雑誌に、映画、時事、セックスに関する記事を寄稿し、自身の考えを展開してきた彼は、現在はテレビを通して自分の考えを表現している。代表的な例がまさにJTBC「ソル戦」と「魔女狩り-男たちが語る女性の話」だ。「『ホジュン~伝説の心医~』は今まで見たドラマの中で最も面白くないドラマ」と言い切るはっきりした話術と“無性欲キャラクター”のセクシーなお兄さんというキャラクターは、彼を20~30代の女性たちの新しい“オッパ”(お兄さん)にした。

◆オ・サンジン

顔が整っておりハンサムなイメージのMBCイケメンアナウンサーとして人気を博したオ・サンジンは、ある日突然テレビから姿を消し、今年2月にフリー宣言をした。俳優リュ・スンリョン、ムン・ジョンヒ、キム・ムヨルなどが所属するPRAIN TPCに移籍した彼は、現在各種バラエティ番組にMCとして出演し活躍している。最近までMnet「ダンシング9」、JTBC「ミス・コリアの秘密の花園」、ケーブルチャンネルO'live「韓食大勝」などのMCを務めた彼は、安定した司会進行の腕を買われタレントとしての地位を固めている。

◆ソン・ジョングク

2002年日韓ワールドカップのヒーローとなったソン・ジョングクは、最近は“韓国代表”という肩書よりも“ジアのお父さん”として親しまれている。MBCバラエティ番組「僕らの日曜の夜-パパ、どこ行くの?」で、紅一点の娘ジアを大切にし、面倒を見る彼の姿は、“親バカ”というキャラクターを生んだ。無愛想に見えるスポーツ選手であっても、娘の愛嬌の前ではメロメロになってしまう姿は意外で面白い。今では俳優、MC、歌手出身の父親たちにも劣らぬバラエティセンスを発揮し、タレントとして活躍中だ。

記者 : チョン・ヒョンジン