ソ・テジを見下す発言で騒動を起こしたRomantic Punch、公式謝罪「無知な後輩の過ち…反省している」(全文)

OSEN |

公演中不適切な発言でソ・テジを見下したという議論を巻き起こしたロックバンドRomantic Punchが「非常に反省している。無知な後輩の過ちだと大目に見ていただければ幸いである。できる謝罪があるなら何でもさせていただきたい」とソ・テジとファンに公式謝罪した。

問題の発言をしたRomantic Punchのギタリストのコンチは12日午前4時20分に自分たちの公式サイトに「Romantic Punchのギタリスト、コンチです」というタイトルで長文の文章を直接掲載し、謝罪の意を表した。

Romantic Punchのコンチは「発言の始まりは、決して原曲作者であるソ・テジ先輩個人に対する蔑視や嘲弄、飛躍ではなかった」と強調し、「コンサートを終えてからその曲がソ・テジ先輩がファンのため書いた楽曲だと紹介したことが分かったし、失言をした当時、当時の原作者の意図とは違ってその曲について原作者がそんな気持ちで書いたと断言するように見える誤解を招く発言をしたことを認め、お詫び申し上げる」と明らかにした。

彼は「好きな楽曲をこんなふうに解釈することもできるという冗談だった。沢山の方が未成年者を犯すという表現がどうやっていたずらになれるのだろうかとおっしゃるだろうが、その部分については法律に基づいた一般的な社会的認識において、そんなことを言ったら観客の方から否定的な反応が当然出てくるだろうと思って言ったジョークだった。私としてはそのまま聞き流すことのできるレベルのコメントだと思った」と説明した。

続けて「意図とは違って刺激的な表現だったため、その過程で公演を訪れ、気分を害され傷付けられた方々に頭を下げて心から謝罪したい。また言葉に関する部分、特に表現に関する部分はこれからも深刻に受け止め、改善すべきことだと思い、非常に反省している」と付け加えた。

また、ソ・テジやコンサート当時抗議した観客に謝罪の意を伝え、著作権を認知せず無断で楽曲を使用したことについては「はっきり責任を取る」とし「ものすごく無知で先輩に非常に失礼な行動をした。特に気を使うようにする」という立場を伝えた。

Romantic Punch側の関係者は同日OSENに「日本の現地スケジュールのため、謝罪文が遅くなった。コンチが直接謝罪文を書きたいと言い、公式の謝罪文を掲載することになった」と明かした。また、ソ・テジカンパニーが送った公文書に対する質問には「メールで返事した」と答えた。

以下は、Romantic Punchのコンチが公式サイトに掲載した謝罪文の全文である。

こんにちは。Romantic Punchのギタリスト、コンチです。まず最初にこのように喜ばしくないことで文章を残すことになり、申し訳ございません。

どこに文章を書けばいいのか悩みましたが、私たちの公演中に起きたことですので公式クラブの掲示板に書き込むことが正しいと判断し、ここに文章を残すことになりました。私のミスと過ち、失言と不適切な表現により、全ての問題が発生したことを正確に認め、それに対しお詫び申し上げます。このように文章を残すことが公式的なものになるのかは分かりませんが、とにかく私にできる最善の公式ルートを通じて文章を残します。

一番先に申し上げたいことは、私の発言の始まりが決して原曲作者であるソ・テジ先輩個人に対する蔑視や嘲弄、飛躍では全くなかったということです。私も楽曲を作る人として、もちろんその方の業績や成果に比べられるものではありませんが、それなりの自負と愛着を持っている人です。私はソ・テジ先輩の熱血ファン、またはその方についてそんなに興味を持っている人だとは言えませんが、私と同じ年頃の人たちと同様に好きであれ嫌いであれ彼の音楽や文化的影響力に当然沢山影響を受けながら育ちました。

また、バンドで活動しているうちに沢山の先輩たちからその方がバンド文化にどれほど関心を示し、サポートするため努力されているのかも聞いたため、決して反感を持ったり、アンチ的な態度を取る理由も全くありませんでした。音楽をする人としてその方の影響力はもちろん、音楽の実力を認め、音楽家として音楽家に対するある程度のリスペクト(尊敬)の表現は、それほど熱血ファンではありませんが、幼いときだけでなく、最近リリースされたアルバムのいくつかを直接買って持っていると言えばその証になるのでしょうか。

もちろん、文章の主旨は私がソ・テジ先輩をどう思っているのかではなく、私が間違ったことに対する謝罪と反省です。しかし、その方について私が普段からどう思っていたのかくらいは申し上げないとその発言への解明や謝罪にならないと思いました。問題になった「君に」という楽曲に対する紹介で私の失言があった後、コンサートを終えてからその曲がソ・テジ先輩がファンのために書かれた楽曲だということを知り、失言をした当時、原作者の意図とは違ってその楽曲について原作者がそんな気持ちで書いたものだと断言するように見える誤解を招く発言をしたことを認め、謝罪します。

しかし、私はその曲そのものが幼い頃から好きだったし、たくさん聞いたため原作者であるソ・テジ先輩とその楽曲についての私のいたずらっぽい解釈を結び付けて考えるよりは、ただ好きな一つの楽曲をこんなふうに解釈することもできるという冗談でした。沢山の方が未成年者を犯すという表現がどうやっていたずらになれるのかとおっしゃるでしょうが、その部分については法律に基づいた一般的な社会的認識において、そんなことを言ったら観客の方から否定的な反応が当然出てくるだろうと思って言ったジョークでした。実際に当時現場で私が把握したところ、そういう雰囲気が作られ、私としてはそのまま聞き流すことのできるレベルのコメントだと思いました。

多くの方が文章だけでこの部分についてより刺激的に拡大解釈されることは、私の意図ではなかったということを明確にします。しかし私の意図に反して私が使用した刺激的な表現のせいで、その過程で私たちのコンサートに訪れ気分を害され、傷付けられた方々には頭を下げて心から謝罪します。言葉に関する部分、特に表現に関する部分はこれからも私が深刻に受け止め、改善すべきところだと思い、深く反省しています。まとめて申しますと、原曲作者であるソ・テジ先輩が明らかにした意図とは異なる解釈を沢山の方がお聞きになり、ご覧になる私たちのステージの上でまるで事実のように勝手にお話したことは言うまでもなく申し訳ないことでお詫び申し上げます。もし先輩がこの状況をご存知で気分を害されたとすれば、こういう形で責任をとりますとはあえて申し上げにくいのですが、非常に反省しており、無知な後輩の過ちだと大目に見ていただければ幸いです。

先輩への謝罪は、口が十個でも足りないし、今は文章だけで申し上げますが、私にできる謝罪があれば何でもさせていただきたいと思います。本当に、心から反省しております。
そしてもう一つお詫びしたいことは、その日抗議された観客の方々についてのものですが、この部分は個人的にお詫びしたいともう連絡をした状態ですが、多くの方に多少間違って受け入れられた部分もあると思います。今は、その方々をわざわざ私たちのコンサートを見に訪れてくださったありがたい方だと思っています。

しかし、その当時公演の最後に代表を通じて聞いた私の発言について公式謝罪を要求された部分に私がその場で応じられなかった理由は、まだ状況の把握が不十分な状況で私にはその方々がコンサートに乱入した者、または妨害者だと感じましたので、私も誤解を招きかねない対応と行動をしたと思います。

また、ソ・テジ先輩の著作権を正しく認知できず無断で楽曲を使用した点についてはソ・テジカンパニー側と私の会社で公文書で話があったと知っており、その部分に対するペナルティーははっきり責任を取ります。メンバーたちとも話がありましたし、この部分も私たちの途方もない無知で先輩にとても失礼なことをしたと正確に認識しております。これからはこのようなミスがないよう特別に気を使います。本当に申し訳ございません。

このように文章の形になった謝罪でどれほど真心を理解していただけるか心配もしておりますが、第一に今回の問題の当事者の方々にお詫び申し上げ、第二にはこのことで傷付けられた沢山の方々にも心からお詫び申し上げます。謝罪文が少し遅れたと感じられるかもしれませんが、決してこの事態を見過ごしたわけではなく、このことがあった翌日午後直ちにうちの代表に公式的に、そして抗議された観客の方に個人的に謝罪したいと申し上げ、その観客の方に連絡したとき一行と十分相談してみるというその方の返事を見て待っておりましたし、慎重を期して文章を書き込もうとしましたので、ある基準では多少遅れたのかもしれませんが、この謝罪文そのものが漠然と私の立場だけ考慮してはいけないものでしたので、その点についてはご了解お願い致します。

この文章を読んでいただく方々が私の真心をご存知かもしれませんし、あるいはそれでも理解できないと思われる方もいらっしゃると思います。ただ、私は確かに間違った部分を認知し、許しを求めております。非難されるべきことは喜んで受け入れます。これからはステージに立つ人としてより成熟した姿をお見せするため引き続き努力します。

最後に足りないところの多い私を最後まで信じて待っていただいて、愛情のこもったアドバイスでずっと一緒に心配してくださった沢山の方々に心から感謝と謝罪の気持ちを表したいと思います。これからはこのような姿をお見せしないよう努力します。

記者 : パク・ヒョンミン