コン・ヒョジン“アドリブの女王”に…「主君の太陽」の細かなアドリブシーンはどこ?

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写真=SBS「主君の太陽」スクリーンショット
“ラブコメの女王”コン・ヒョジンが多彩なアドリブで“アドリブの女王”に浮上した。

SBS水木ドラマ「主君の太陽」(脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出:チン・ヒョク)で、陰気ながらも愛らしいテ・ゴンシル役を務め、お茶の間を虜にしているコン・ヒョジンは“ラブコメの女王”の名声に相応しい多彩な表情や図々しい演技でより一層ラブリーなキャラクターを完成させ、注目を浴びている。

コン・ヒョジンは「主君の太陽」で毎回台本にはない適度なアドリブを入れ、ドラマの面白みを高めている。本放送はもちろん、再放送も見逃さない熱狂的な視聴者たちは、どれが台本に実際に存在しているもので、どれがコン・ヒョジンのアドリブなのかが気になるようだ。

ソ・イングクのデートの誘いに驚いたコン・ヒョジン「ゴンシル姉さん~ちょっと髪の臭いを嗅いでいきましょう~」

コン・ヒョジンのアドリブは第2話の放送後半から始まった。一緒に帰ろうと誘うカン・ウ(ソ・イングク)の言葉に、キングダムで掃除をしていたゴンシル(コン・ヒョジン)は、もしかして髪から臭いがするのではないかと髪の臭いを嗅いだ。このようなテ・ゴンシルの細かな行動を見逃さなかった視聴者は、このシーンを面白いシーンとして挙げた。

同シーンは「誰かを誘惑したいなら、髪でも洗ってからするんだな」というチュ・ジュンウォン(ソ・ジソブ)の言葉を覚えていたコン・ヒョジンが用意した細かなアドリブであった。純粋なテ・ゴンシルの内面を表現するには十分だった。

テ・ゴンシルのレーダーに捉えられた!ソ・ジソブ社長の肩に座っている幽霊の正体は?

第4話のチャリティイベントのシーンは、基本的な台詞が設定されていただけであり、チュ・ジュンウォンとテ・ゴンシルが宴会場で交わした具体的な会話はほとんど俳優たちのアドリブによるものだった。特にワインを飲んでいるチュ・ジュンウォンの肩の片方にテ・ゴンシルが突然手を伸ばし、押してあげる姿が捉えられ、二人の間に何があったのか関心を高めた。

これはチュ・ジュンウォンの肩を押している幽霊を見たテ・ゴンシルが、それを彼に知らせたというユニークなアドリブシーンであった。リハーサルの時から相手役と話し合い、行ったものだ。

“ラブコメの女王”コン・ヒョジンの国宝級の表情とは?ソ・ジソブへの会心のキュートなウインクまで

第5話の放送で防空壕に対してコン・ヒョジンが目を大きくする表情は圧巻だった。幽霊のせいでワン会長の家を訪ねることを避けるゴンシルを、ジュンウォンがただで防空壕を使って良いという言葉で誘惑すると、目を大きくして近づく“ラブコメの女王”コン・ヒョジンの国宝級の表情の演技は、最も印象的なシーンとなった。またワン会長にゴンシルが孫の幽霊の言葉を代わりに伝えると、それを見て微笑むジュンウォンに会心のウインクを送るアドリブシーンも細かな面白さを与えた。

撮影現場を見守った関係者は「台本が出ると、台詞の一つ一つを実際に自分が発する言葉のように自然に出るように覚えてまた覚える。そんな中で台本には詳しく説明されていない台詞をまるで実際に書いてある台詞のように自然にアドリブを考え、演じきる場面を見るととても驚く。このような役者の努力がドラマがより一層面白くなる秘訣だと思う」と伝えた。このようにドラマの面白みはもちろん、キャラクターの魅力までも活かすコン・ヒョジンの多彩なアドリブが次話ではどのように登場するのか、関心が集まっている。

ケチでわがままな男性と幽霊を見ることのできる能力を持った涙もろい女性が幽霊を慰めていく様子を描いたラブコメディホラードラマ「主君の太陽」は、韓国で毎週水~木曜の午後10時から放送されている。

記者 : ムン・ジヨン