カン・ソンフン、懲役1年6ヶ月執行猶予2年の判決…実刑を免れる

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写真=SECHSKIES 4thフルアルバムのジャケット写真
詐欺の容疑で第1審で実刑を宣告されたアイドルグループSECHSKIES出身のカン・ソンフン(33)が、執行猶予で実刑を免れた。

ソウル北部地方裁判所の第1刑事部(裁判官:チョン・ホゴン)は、5日午前10時30分から行われたカン・ソンフンに対する控訴審の判決公判で、懲役1年6ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。

裁判部は判決に先立ち、カン・ソンフン側に提出した合意書を検討した。カン・ソンフンは被害者のファン氏をはじめとする被害者の全員と合意を成立させた。

同日、最終弁論でカン・ソンフンは「何より僕のせいで被害を受けた方々に申し訳ありません。また、今後機会をいただけるなら、反省する姿勢で生きていきたいです。新たな出発をする心構えで生きていけるよう努力します」と明かした。

また、判決で裁判部は「被害者と合意をしたことや、お金を借りて事業を行おうとしていた点を考慮し、カン・ソンフンに機会を与えることにした」とし、執行猶予の判決に対する理由を明かした。続いて「まだ民事問題は完全には解決していないが、その部分は誠実に約束を履行するものと信じる」と付け加えた。

カン・ソンフンは、2009年から2011年初めまで、3名から9億ウォン(約8千2百万円)相当のお金をだまし取った容疑で裁判を受けてきた。検察はカン・ソンフンに逃亡の恐れがあると判断して拘束令状を請求し、カン・ソンフンは昨年3月、ソウル城東(ソンドン)拘置所に収監された。検察は、数回反省文を提出して返済の意志を表明してきたカン・ソンフンの情状を酌量して保釈を許可し、昨年9月に釈放した 。

その後、裁判部は2月13日に行われた判決公判で、カン・ソンフンに対して懲役2年6ヶ月の実刑を言い渡し、詐欺容疑と関連して有罪を認めた。彼は判決に不服とし、控訴した。

記者 : チェ・ジイェ