「ヒザ打ち導師」本日(22日)終了…ゲストと共に笑って泣いた6年7ヶ月

OSEN |

写真=MBC
放送終了するMBC長寿バラエティ番組「黄金漁場-ヒザ打ち導師」(以下「ヒザ打ち導師」)は6年7ヶ月の間、ゲストと泣いたり笑ったりのトークショーだった。スターたちの悩みを解決してくれる「ヒザ打ち導師」カン・ホドンと、レギュラーパネルのウ・スンミン、ユ・セユン、ZE:A グァンヒ、イ・スグン、チャン・ドンヒョクなどがこの番組をリードした。このトークショーは放送初期、コントトークショーという新しいジャンルで始まり、6年7ヶ月もの間韓国を代表するトークショーとして人気を集めてきた。

「ヒザ打ち導師」が22日、最後のゲストキム・ジャオクと共に約6年7ヶ月の放送に終止符を打つ時間を設ける。同番組は2007年1月3日、突飛な会話でお茶の間に新鮮な衝撃を与えたチェ・ミンスを掲げスタートを切った。MCカン・ホドンの暫定引退宣言により、2011年10月12日の放送を最後に暫く放送を中断したが、昨年11月30日に再開した。しかし、放送再開後に低迷する視聴率を克服できず、結局廃止が決定した。

「ヒザ打ち導師」は最後の瞬間まで芸能人をはじめスポーツスター、社会の著名人まで様々な分野の人々が訪れるトークショーだった。今までのトークショーが作品のPRやスターのプライベートにだけ興味を示したとすれば、「ヒザ打ち導師」はスターに対し、大衆が知りたがる噂や誤解などをどんどん公論化した。約200人のゲストが「ヒザ打ち導師」を訪れた。

最初のゲストチェ・ミンスをスタートに、コ・ヒョンジョン、ムン・ソリ、チョン・ウソンなどトップスターたちが出演した。また、ヤン・ジュンヒョク、イ・ジョンボム、パク・セリ、イ・デホ、リュ・ヒョンジンなどのスポーツ選手とカン・スジン、オム・ホンギル、キム・ジュンマン、アン・チョルス、スミ・ジョーなどの有名人も出演した。昨年放送を再開してからウォシャウスキー姉弟、草なぎ剛、ジャッキー・チェンなどの世界的なスターたちも「ヒザ打ち導師」を訪れ、悩みを打ち明けた。

豪華なスターたちが出演しただけに、全盛期の頃は高い視聴率を記録した。この番組が人気を集めていた時期は2010年と2011年だった。最も高い視聴率を記録した放送は、2011年1月5日に放送された音楽監督パク・カリン編(ニールセン・コリア、全国基準22.6%)だった。KBS 2TV「ハッピーサンデー-男の資格」の合唱団を統率し、優しいリーダーシップで人気を集めた彼女の出演は「ヒザ打ち導師」の最高の視聴率の瞬間だった。

写真=MBC
2位は国民の妹であり、フィギュアクイーンのキム・ヨナ(2010年5月26日、21.7%)だった。当時世間はオリンピック金メダル選手としての今後の行方に興味を示していた状況。キム・ヨナは交際説から今後の活動計画まで、本音を打ち明けた。

3位と共同4位は、MBCドキュメンタリー「アマゾンの涙」のプロデューサーキム・ジンマン、キム・ヒョンチョルと撮影監督ソン・インヒョクが出演した放送だった。一般人のキャスティングは「アマゾンの涙」というレベルの高いドキュメンタリーに対する爆発的な関心を起こし、大ヒットを記録した。2010年2月10日と17日の2回に分けて放送され、19.4%と19.3%という視聴率を記録した。

また、もう一人の同率4位は歌手チョ・ヨンナムだった。チョ・ヨンナムは2011年2月23日に出演し、19.3%の視聴率を記録した。当時チョ・ヨンナムは、元妻ユン・ヨジョンと離婚した理由と自身を取り巻く噂に関して率直に語った。

これほど高い視聴率を見せた番組は、昨年放送を再開してからはあまり力を発揮できなかった。特に、5月23日に歌手ソ・イニョンが出演した放送は3.7%という自己最低視聴率を記録するに至った。視聴率は低かったが、常に話題性だけは他のトークショーに比べて劣らなかった。「ヒザ打ち導師」を訪れたスターたちは誤解を解いたり、好感を得て帰った。色とりどりのチョゴリを着て頬紅をつけた「ヒザ打ち導師」がいる占い屋にスターたちが集まったのもこのためだった。

記者 : ピョ・ジェミン