芸能兵士廃止…SE7EN、イトゥク、イ・ジュニョクら全員が前線部隊へ“実戦に合わせた任務と訓練”

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写真=マイデイリー DB
国防部が国防広報支援隊・広報支援隊員(以下「芸能兵士」)制度の廃止を決定した中、現在芸能兵士として服務中の兵士全員が江原道(カンウォンド)と京畿道(キョンギド)一帯の前線部隊に配置される予定だ。

国防部は18日、国防部は報道資料を通じて、芸能兵士に対する監査結果を発表した。これに対する今後の措置として、広報支援隊員制度を廃止することに決定したと明らかにした。

これにより、事件の発端となったSE7ENやMighty Mouthのサンチュをはじめ、芸能兵士として服務中のSUPER JUNIORイトゥク、キム・ムヨル、イ・ジュニョクなどの12人は、8月1日から前線部隊に再配置される予定だ。

国防部は、彼らの再配置地域について、1軍と3軍司令部・隷下部隊に限定した。現在、陸軍は江原道地域を1軍司令部が、京畿道地域を2軍司令部が務めている。

1軍と3軍司令部は、「野戦軍司令部」と呼ばれる実戦に合わせた任務と訓練を行っている。主にこれらの司令部の傘下軍団は、前線を担当するGOP部隊と最強の戦力を備えた予備師団で構成されている。もちろん動員師団に配置される可能性もあるが、大半が実戦に重点を置いている。

ただし、残った服務期間が3ヶ月以内であるKCM(本名:カン・チャンモ)をはじめ、チョン・ジュニルなどの3人は、国防部勤務支援団に配備され、一般兵士たちと軍生活を送る予定だ。

国防部は、広報支援隊員の廃止理由について「広報支援隊員制度の運営趣旨が、軍の広報と将兵の士気向上のためのものだったが、相次いで発生した不快な問題により、韓国軍のイメージを失墜させ、特に誠実に軍の服務に取り組んでいる将兵の士気を低下させた。軍の広報のための制度であるだけに、国民の信頼が何より重要であるが、さまざまな問題によって広報支援隊員に対する国民の信頼が失われたためだ」と伝えた。

これに先立ち6月25日、国防部は芸能人兵士たちが江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)にて行われた「6.25戦争63周年記念行事」に参加した後、マッサージ店を訪問した事実がSBS「現場21」を通じて報道されると、状況把握のために監査に突入した。

記者 : キム・ギョンミン