芸能兵士制度の廃止にネットユーザーは「当たり前の結果、国民の信頼を優先すべき」

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写真=SBS「現場21」スクリーンショット
韓国の国防部が芸能兵士制度の廃止を決定した。この決定に対して、ネットユーザーは当たり前の結果だという反応を見せている。

国防部は18日、報道資料を通じて「国防部は国防広報支援隊員に対する監査を行った結果、後続措置として広報支援隊員制度を廃止することにした」と発表した。これに先立ち国防部は、相次ぐ芸能兵士の服務実態を巡る議論を受け、特別監査を実施した。

続いて「広報支援隊員制度は軍の広報と兵士の士気振作のために作った制度だが、相次ぐ不祥事によって軍のイメージがむしろ失墜した」とし「誠実に服務している他の兵士たちの士気を低下させたのが原因だ。軍の広報のために作られた制度であるだけに国民の信頼が何より重要だが、様々な問題でむしろ信頼が失われた」と付け加えた。

国防部はこの日「懲戒を求められた兵士8人は関連規定により、所属部隊で懲戒処分を受けることになる」と伝えた。現在の広報支援隊員15人は8月1日を基準に他の部隊に再配置される。

ネットユーザーはSNSを通じて「芸能兵士制度の廃止、よくやった。SBS『現場21』は本当にすごいことをしたね」「軍が国民の信頼を失えばどうなるのか、誰よりも国防部がよく知っているだろう」「当たり前のことだ。もともとその制度が必要だった理由もよく分からない」などの反応を見せた。

芸能兵士の服務実態は、先月韓国で放送された「現場21-芸能兵士たちの華やかな外出」編を通じて明らかになった。波紋が広がると、国防部長官が直接指示して監査に着手した。

記者 : ファン・ソヨン