“カムバック”MYNAME「秋山成勲に殴られ、死ぬ気で頑張った」

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写真=H2media

第2の「友へ チング」?…5億ウォンをかけたMV、短編映画として制作し映画祭にも出品

「パク・チソン選手を尊敬していますが、めでたいことがありました(笑) 本当におめでとうございます。僕はいつもキム・サラン先輩を理想のタイプだと言ってきたのですが、そのような記事が報じられ、本当にそう思いました。今日だけはお祝いできると思います。結婚までぜひゴールインしてほしいです」(セヨン)

最初の挨拶の言葉はこの日のホットな話題であるサッカー選手“パク・チソン”だった。日本で精力的に活動してきたグループMYNAMEが、釜山(プサン)でMVの撮影を始めた。だが、単なるMVではない。撮影する映像は、30分の短編映画として制作され、映画祭への出品も準備している。

19日午後、釜山市海雲台(へウンデ)区中洞(チュンドン)パラダイスホテル釜山で、MYNAME初のミニアルバムのタイトル曲「Baby I'm sorry」のMV撮影及び記者懇談会が行われた。18日からMVの撮影に励んでいるMYNAMEと総合格闘家の秋山成勲(韓国名・チュ・ソンフン)、キム・ドンヒョンが出席した。

5億ウォン(約4200万円)の制作費をかけた「Baby I'm sorry」のMVは、映画「友へ チング」を連想させる。秋山成勲とキム・ドンヒョン以外に、俳優ユ・オソンも出演する。幼馴染の5人のうち、一部がヤクザ組織に入ろうとする過程で繰り広げられるエピソードを描く。「裏世界の男たちの世界を描いた」という説明通り、出演者は全員男性だ。

「先輩方からたくさん学んでいる」と話し始めたMYNAMEのリーダー、コヌは「まだユ・オソン先輩から特別にアドバイスはなかった」と言いながらも、「ものすごく集中されていた。びっくりした」と明かした。コヌは撮影途中キム・ドンヒョン選手に脚を殴られ、あざができたとも話した。彼は「総合格闘家なのでリアルなシーンになると思う」と伝えた。

「演技は初めてでかなり不自然だったと思う」と打ち明けたジュンQは「とても面白い経験だ」と話した。インスは「記者会見をするほどスケールが大きくなったんだなと思った。昨日の夕方からたくさん殴られて、ぼんやりしている」と冗談を言った。緊張した様子を隠せなかった末っ子のチェジンは、「素敵なミュージックビデオになるのではないかと思う」と期待を呼びかけた。

「MYNAMEのチュ・ソンフンです」と紹介した秋山成勲は、「歌がとてもよかった。日本でMYNAMEのことを知り、韓国で会って写真を撮ったこともある。今回のMVを『友へ チング』のコンセプトで作ると聞いた。必ず出演しなければと思った」と出演を決めた理由を明かした。続いて秋山成勲はユ・オソンとの比較に対し、「カリスマ性では僕の負けだ」と言いながらも、「僕がヒップアップしていると羨んでいた」と言い、笑いを誘った。

キム・ドンヒョンは秋山成勲が出演することを聞き、自ら友情出演を決めたと言う。キム・ドンヒョンは「実際は左利きなので、右手でアクションをこなすのが大変だった。試合では一発殴らればKOだが、彼ら(MYNAME)は何度も立ち直るので、少しリアリティがなかった」と言い、笑いを誘った。子供の頃、武術監督を夢見たと言うキム・ドンヒョンは「強く殴ったり掴んだりして若い弟たちに申し訳ない気持ちもあった」と話した。

「Baby I'm sorry」は別れを受け入れられない恋人に「行っちまえ」と言う、悲しい愛の物語をMYNAMEの歌声で表現した楽曲だ。「もうデビュー2年目」と言ったインスは「ブースターをつけないと、すべてのアルバムが危機だ」と言い、「全ての瞬間に死ぬ気で準備すべきだが、今回はより特別な気持ちで集中している。最後だと思って集中して準備している」と覚悟を固めた。

「これまで日本で活動しながら不安で焦ったりしました。どんどん遠くなっていくのではないかと思いました。韓国で成功できなければ日本でも成功できないと思います。だから今回のアルバムは、さらに危機感を持って準備しています。ブースターをつけないと折れるかもしれないと思いました。デビュー当時の初心に戻って準備しています」

MYNAMEのニューアルバムは、7月4日にリリースされる。

記者 : イ・オンヒョク