「公正社会」モスクワ国際映画祭非競争部門に招請

OSEN |

イ・ジスン監督が演出した映画「公正社会」が、第35回モスクワ国際映画祭に招請された。

配給会社アットナインフイルムは3日、「公正社会」が今回の映画祭の非競争部門に進出したと紹介した。

モスクワ国際映画祭は1989年、第16回映画祭で韓国映画「Aje Aje Bara Aje」に出演した俳優カン・スヨンが女優主演賞を受賞した映画祭として韓国で知られている。その後、同映画祭で俳優イ・ドクファが映画「I will survive」で1993年に男優主演賞を、映画「地球を守れ」のチャン・ジュンファン監督が2013年に監督賞を受賞したこともある。

特にイ・ジスン監督は「Aje Aje Bara Aje」を制作したテフン映画社のイ・テウォン代表の息子でもある。同監督は配給会社を通じて「とても感謝し、光栄なことだ。映画招待の喜びはもちろん、我ら親子にも意義深い映画祭として再び記憶に残るだろう」と感想を伝えた。

「公正社会」は今回のモスクワ国際映画祭以降、8月5日にニューヨークで行われるニューヨーク韓国映画祭にも招待され、韓国映画の未来像を提示する予定だ。

「公正社会」は社会のあらゆる偏見と無関心にも関わらず、娘を弄んだ性的暴力犯を捕まえるために40日間奮闘しながら犯人探しに乗り出したおばさんの話を描いた作品で、10年前にニュースに紹介された実話を元に制作された。

記者 : チョン・ソンハ